実際のところ、怪現象なんてものは科学や自然環境の分野などにはいくらでもあるわけで、解明されている現象の方が少ないくらいだと思うけれど、人間が開発した技術くらいは制御できないとマズいと考えるため、表題の怪現象を解明してみた。
目次
怪奇現象の概要
同じ部屋の中での出来事。
Windows10のノートPCを起動すると、なぜかそれに吊られてなのか、スリープ状態だったWindows10のデスクトップPCのスリープが解除されてしまう。
思い当たること
相互にLANで共有フォルダが設定されている。
ネットワークで共有フォルダを見に行こうするために、スリープが解除されるのではという推測。
正体はWake On LANという遠隔起動機能
普通に個人がPCを使っていると認知することはないが、Wake On LANという、名前の通りでLANを使って遠隔地とかのPCの電源をオンにしたり、オフにする機能が働いてるためである。
ネットワークアダプタの設定でこの機能を有効にするかどうかが決められるが、設定した覚えはないので標準ではオンになっているっぽい。
企業でシステム管理している人とか、そういうエンジニア系の人とかでは使われている気がするけど、個人的には名前は大昔に聞いたことはあるかもしれないけれど、よく知らなかったな。
最近だとスマホアプリで外出先からPCを起動したりとかも出来るらしいが、遠隔地からPCを起動しても、いかんともしがたい問題(電源トラブルなどで火を吹いたとか)が起きた時にどうしようもないから、個人的には使おうとは思わないかな。
勝手にスリープが解除される理由は他にもあるけれど、その一つとして知恵を入れておくといつか役立つかもしれない。