
結論、日本人には100万年早いのがフリーアドレス
皆さんの職場はフリーアドレスかな? それとも固定席?
在宅ワークを取り入れている会社だと、一斉出社の日がない限りは全員分の席を作るのが経済的じゃないので、スタバとかネットカフェ的に自由席扱いにするのがフリーアドレスである。
定住生活の農耕民族な日本人にはフリーアドレスは絶対無理(笑)
いきなり結論だけど、大抵の日本人サラリーマンにはフリーアドレスは無理である。
俺はフリーアドレスの会社に4社くらい勤めたことがあるけれど、どこの会社も、いびつな雰囲気が漂っていた。
それぞれの会社がどんな風にいびつだったかは以下に詳しく記述しよう。
リクルート系の某社
今はリクルートはかなり一本化しているようだけど、俺がリクルート系の某社に勤めていた時は、リクルートなんとかみたいなグループ会社が大量にあった。
そう、俺は最近はあまり人に言わないようにしているけれど、リクルート出身の元リクルートマン(笑)とも言える。フィジビリとか壁打ちとか、リクルート用語が大体全部わかるのが何か嫌だ(笑)。
その中でも出版とかを手掛ける所にいたのだけど、当時はコロナ前で在宅勤務できる人は限られていたけれど、そこそこ在宅の人間もいたからかな、途中からビルの移転を機にフリーアドレスになった。
場所によってバーのカウンターみたいな席とか、普通の席とか、打ち合わせしやすい席とか、何タイプかの席があった。
これはフリーアドレスの利点を生かしてて、後にも先にも、良いバランス感覚だと思う。ここだけはトレンドに敏感な「リクルート」と言える。
ただ、欠点としては一部の事務や経理など書類仕事の人間を除いては全員がフリーアドレスなのに、一部の役職者が奥の方の席を固定席化して、暗黙の了解で誰も座れない状態になっていたこと。
それ以外の人間は早い者勝ちで、壁際が好きとか、好みで半固定席みたいな感じになっていた。
ちなみに、俺は一番端っこの角席を半固定席にしていた。リクルート系は賑やかだから、真ん中の方のガヤガヤしている場所は好かんけんね。
インターネット系の大手某社(ブラック)
ここは地域ではかなり目立つ大きなビルに入居しているんだけど、慢性的に座席が足りないため、出社派の人は固定席、在宅勤務が多い人はフリーアドレスというか、空いている数少ない席をシェアしている感じだった。
「席が確保できなかったからフル在宅にして」と言われてラッキーと思ったけど、あとからフル出社にしてとか言われたり、ブラックにもほどがある。
ABCの3案デザイン出してと言ってAで決定したのに、リリース前日にBに変えてとか普通に言ってくる頭おかしい上層部だった。
今だから笑えるけど、付き合いきれなくて辞めた。こんなんでも東証プライム上場なんだから、日本は終わってる。
某大手法律事務所
日本には大手法律事務所とされるところがいくつかあるが、そのうちの某所がフリーアドレスだった。
グローバルな法律事務所だから、外国人も何人かいて、忘れたけどフリーアドレスではなくて、独自のアドバンスドなんとか(思い出せない)みたいな、フリーアドレスの進化版みたいなのを謳っていた。
アドバンスドなんとかはダテじゃなくて、場所によって小鳥のさえずりとか、ヒーリングミュージックが流れていたり、ネットカフェの個室っぽいやつとか、仕切りが大きめとか、会話や電話が禁止とか、逆にコラボブースがあったり、よく考えたなって関心するような感じだった。
それでも、何となく定住生活みたいな雰囲気はあって、同じ人間が大体同じ場所に居つくようになる。そして、しっくりくる居場所を見つけられない人が、居心地の悪い場所で仕事をする様子も観察できた。
事務所内にはカフェや食事ができる場所もあり、朝は無料バナナの配布があったり、フリードリンクも充実していた。
欠点は他の会社に行くとオフィスがショボショボに見えること(笑)。実際、ショボいし。
ちなみに法律事務所では主に弁護士がクライアントだったわけだけど、個人的には医者よりも弁護士の方が話しやすい人が多かった。人から相談受けるのが仕事だから、そうだろうとは思うけれど、医者だって基本的に相談される仕事だよね。
某大手監査法人
大手監査法人自体がそういう傾向だと思うけれど、典型的な年功序列の日本企業。
そんな所が急にフリーアドレスになるとどうなるかというと、ご想像の通り、先祖代々、畑を耕して定住生活をしてきた農耕民族だから、そこらじゅうが実質固定席となる(笑)
私物を置いたり、カレンダーを貼ったり、毎晩フリーアドレスって千回唱えてから寝れっつーの。
名前とか書いているわけじゃないから、適当な空いている席に座ったら「そこ私が使う席だからどけて」とか普通に頭おかしいやつに言われる。頼むから世界の平和のために死んでくれ・・・。
フリーアドレスなのに外机を置いて固定席化するのは当たり前の文化だから仕方ないか。いや、フリーアドレスなんだから仕方ないわけないか。
まぁ、日本人には到底フリーアドレスなんて100万年早かったというだけのことだけど、これがもっともわかりやすい事例だろう。
まとめ フリーアドレスで幸せになれる人は少数派
個人的にはフリーアドレスは嫌な奴から離れられるし、日によって気分を変えられるから大歓迎なんだけど、なんと言っても日本人は田舎者で、定住生活の農耕民族だから、フリーアドレスに対応できない人間の方が多いのが実情。
今回、例として提示した会社を見てもわかると思うけど、高学歴のグローバルエリートが多い法律事務所か、オラオラ系や意識高い系が多いリクルート系を除けば、フリーアドレスで上手くいっている所は少ないのである。
フリーアドレスを事実上の固定席にするようなクズは、法律や社則で厳しく取り締まるべきだけど、一般的な日本人にはフリーアドレスは向かないというのが何となくでも伝わっただろうか。







