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【年収900万以下】「特定口座(源泉徴収あり)」の人も確定申告しないと損してしまう罠

昨今、政府の甘い誘い文句に乗せられて、株でお手軽に資産形成しようと思ったら、実際は資産形成どころか資産を食い潰されている株初心者が使っているのは大抵は「特定座(源泉徴収あり)」というもの。

初心者向けの株入門書や証券会社の解説なんかで「確定申告しなくていい特定口座がオススメ」とか言われて、何も考えもせずに特定口座をだら~んと使っている初心者が大半だろう。

しかし、そのまま鵜呑みにして確定申告せずにいると、すでに損失が出ているのにさらに税金をたっぷりとられているままになってしまう。これこそ、政府が仕込んだ税金搾取の罠じゃないかと思ってしまう。

今回は特定口座を使っている人でも確定申告する大きなメリットを挙げていく。なお、当方は税金の専門家ではないので間違っている部分もあるかもしれないので、自己責任で専門家の解説など他の情報源等も調べることをオススメする。

メリット1 損失を繰り越せる

株の税金というのは基本的に1年単位で徴収される。

特定口座だからといって確定申告せずにいると、去年がっつり損失を出したとしても、今年になって儲けた場合は今年は今年として計算されて、20%以上もの税金が引かれてしまう。

しかし、確定申告することによって3年間は損失をキープして相殺させることができるのだ。個人投資家の9割は損失を出すのだから、9割の人は確定申告した方が得をすることになる。確定申告しないと税金ばかり引かれて泥沼にハマってしまう。

メリット2 複数の証券口座を合算できる

今どきは複数の証券会社で取引している人も多いと思うが、例えば楽天証券では利益が出たけど、SBI証券では損失が出たという場合、確定申告すれば、それぞれの利益や損失を合算することができる。

逆に確定申告しないと利益が出た口座では税金がたっぷり引かれ、損失が出た口座はそのまんま。年が変われば損失はリセットされ、新たに税金がかかるようになる。

合算できることを知っていれば、損失の穴埋めのために無理して移管手続きとかする必要もないことがわかる。

メリット3 配当金の税金を軽減できる

年収900万円以下の人限定だが、甘い誘いで株を始めて収入アップを目論んだ特定口座を使っている初心者は、年収900万円以下が大半だと思うので、大抵の人は確定申告することで配当金の税金を軽減できる。

株は売買での税金と、配当金の税金は別々に計算される。つまり、売買で損失を出している大半の初心者でも、配当金は配当金として税金が20%以上も引かれているのだ。確定申告すれば12%くらいに抑えることができるので、取られ過ぎた税金を取り返すことができる。

このあたりの仕組みは税金の複雑なチョメチョメが関わっているだが、そういう仕組みになっていることを知っておこう。

まとめ 特定口座は初心者用お手軽口座でしかない

特定口座は確定申告しなくていいと紹介されるし、そのために存在しているように思っているけれども、実際のところは確定申告しないと損をするようになっている。

本当に確定申告しなくていい人は、年収900万円以上かつ、すべての取引口座で利益が出ている人だけである。年収900万円以下で損失が出ている人は確定申告しないと、さらに酷いことになってしまう。

特定口座は確定申告不要と説明するのは、かなり限定的なケースだけなのに世間には正しく伝わっていない気がする。

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実現損益とは税金の計算における特殊な金額なので、実際の損益とは全く別物という話

ドヤっ!! と見せつける人も多いけど実際の損益とは別物ですぜ

株のデイトレードをやってる人たちはドヤっ!!と取引アプリなんかの実現損益のキャプチャ画面を見せつける場合があるけど、実現損益は税法上の特殊な計算方法での金額であって、実際の損益とは別物という話。

例えは、上記のキャプチャだと実現損益としてはマイナスになってるけど、実際には+1,000円ほどの取引きである。

実現損益は税法上の計算結果でしかない

実現損益は税法上の特殊な計算結果なので、キャプチャ画面のような実際のリアルマネーとの大きな食い違いが起きることがある。

例えば、デイトレードで同じ銘柄を同日中に違う価格で数回に渡って売買した場合は大きく食い違ってくる。税金の計算としてはデイトレードを想定していないというか、デイトレードを想定しつつも、なるべく大量に税金を払わなくて済むようにサービスされているのだ。

デイトレードじゃなくても価格が四捨五入で切り上げされたりとかもするので、むしろ実際の損益と同じになることはないor少ない気がする。

納得行かない人や細かな解説や計算式が知りたい人は、下記のauカブコム証券のページがわかりやすい。他の証券会社の説明は正直よくわからんけど、ここはわかりやすい。

小学生頭脳の自分には全然わからんちんだけど、国税庁の解説はこちら。

ITや英語教育より投資教育を…

日本の学校教育では少なくとも筆者の子供時代だと、義務教育や高等教育において全く1ミリも投資について学ばない。

国の偉い人が投資をしろと言っても、ズブの素人に命の次に大切なお金を教育もなしにリスクにさらせ! と言っているのが信じられない。とても恐ろしい国だ。

IT教育や英語教育なんかより、投資の基本を学ばせた方が良いと思う。中学生の貯金5万円くらいだって、うまく運用すれば数年で10万円や20万円にすることだってできるのに、下手なバイトなんかよりずっと将来性がある。

どうやったら実際のリアルマネーの損益がわかるか

税金の計算結果でなくて、どうしたら手元(証券口座の)リアルマネーの損益がわかるかというと、証券会社のアプリやサイトでわかりやすく表示されていることはない気がする。

あくまでも証券会社がサービス運営上で必要な税金絡みの表示はあっても、取引手数料なんかも差し引いた個人の資産に関しては、自分でエクセルなりGoogleスプレッドシートなりで管理するしかなさそうだ。

初心者にわかりやすいとされる楽天証券であっても、実現損益はもちろんのこと、取引手数料が取引時点では考慮されていなくて定額コースの「100万円の壁」を超えてします、がっつり手数料分マイナスになってしまったことを何度も経験しているしw

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【株・FX】初心者がコツコツドカンをやらないために厳守すべきこと

株やFXの初心者がまず学ばないとならないのが「コツコツドカン」という言葉だ。コツコツドカンはその響きの通り、コツコツと積み上げてきた利益を一瞬でドカーン!!とでかい損失で溶かしてしまう現象だ。

ふーん、と他人事だと思っているコツコツドカン予備軍のあなた! そう、あなたのことですよ^^

むしろ、証券会社やFX会社が口座を作る時に「コツコツドカン」をわかりやすく説明すべきだと思うが、証券会社やFX会社はコツコツ手数料を払ってくれる人が大好きというだけなので、そこまで親切ではない。

ということで、代わりに「コツコツドカン」を回避する方法を自身の反省を踏まえながら説明する。

コツコツドカンが起こるプロセス

そこそこ株やFXを覚えて少額ながらも利益を安定的に出せる頃に起こりやすい。初心者+a(プラスアルファ)くらいの人に特に起こる。

割とポンポン稼げるようになったものだから、調子に乗って最初のビクビクしてた頃よりは、高額な銘柄や高ロットでポジションを複数持つようになる。「数打てば当たる」という発想だ。

当たるものもあれば外すものもあるという状態が続く中で、損切り(ロスカット)せずに含み損が出ているポジションを保持続ければ、いつかは抱えきれないほどの含み損となり「ドカーン!!」とやってしまうのである。

誰でも半分くらいは当たる

株もFXなど大抵の投資は「上がる」か「下がる」かの2択問題なので、そりゃ数打てば実力と関係なく、誰でも半分くらいは当たってしまうのである。半分くらい当たるのは、投資経験が上がってきたとかセンスがいいとかではなくて、そんなのは実力でも何でもないと知っておく必要がある。

安定的に8割くらいだったら実力と言えるが、半分くらいは全く実力がない初心者ということだ。半分すら当たらなかったら投資に向いていない。悪いこと言わないが破産する前に辞めた方がよい。

コツコツドカンを防ぐ方法

それは損切りを徹底することである。

日本株の場合で言えば、2021年現在のような世界的な株高の状態で保持しているポジションで数カ月単位で含み損が出ている場合、そのまま半永久的に上がってこない可能性が高い。年単位でポジションを持てるなら良いが、そうでない場合は早々に見切りをつけた方が「ドカーン」をせずに済む。

低位株の危険性については別記事でも述べたが、基本的に低位株は失敗する確率の方が高いギャンブルでしかない。オンキヨー株なんかが良い例で、いつか爆上げするんじゃないかと(上場廃止報道が出る少し前に一瞬22円以上になったが)ギャンブル的に投資した人たちが大勢いたことだろう。

しかし、現実は上場廃止で株価は1円まで下がる。紙切れ同然になってしまうのだ。低位株を買うのは宝くじを買うようなものと心得る必要がある。

コツコツドカンも投資を長く続けるなら一つの経験だとは言えるが、再起不能になるくらいなら早い段階で損切するに越したことはないのだ。

含み損=損失、投資の失敗と考えよう

日本が経済成長していた時代ならば、株は長期間保有してこそ儲けられるものだった。

しかし、日本の人口が減少に転じ、諸外国に比べて経済成長が見込めない中、含み損を抱えた日本株が近い将来に成長株に転じるだろうという淡い期待を持つつ、処分もしないで長期間保有するのは、控えめに言ってもハイリスクと言わざるを得ない。

コツコツドカンをやらないためにも早い段階での損切りが重要なのである。