PC & モバイル

PC & モバイル

実売2千円台のスマートウォッチ「Redmi Smart Band 2」を試してみた

装着感のイメージはこんな感じでシンプル

以前からその存在は知っていたが華麗にスルーしていたデバイスがスマートウォッチである。

大体、スマホをポケットとかに入れて持ち歩いているだし、もう一台スマートなんたらと名の付くデバイスはいらなくね? と思って、ここだけの話、スマートウォッチをしている人を見かけると残念な人も思ったりしていたわけである。

しかし、睡眠に悩むようになって、その手の本を読んでいるうちに睡眠時間を計測するデバイスがあるということを知った。

それ専用のデバイスもあるが、この華麗にスルーしていたスマートウォッチにも睡眠時間の管理に使えるとのことで、正直スマートウォッチを全然わかっちゃいないが、一番安そうなXiaomiのRedmi Smart Band 2という製品を何にも考えずに買ってみた。

何といっても2980円!

筆者が購入した時の値段。

つくづく思うのは、30年くらい前だと今から考えると超低スペックなのにパソコンが30万~50万円とかしてたと思うけど、一般大衆が誰でも買うくらい普及すると高性能なものがアホみたいに安くなるのが世の中の経済だなぁ、ということ。

スマホなんかもブランドに拘らなければ高スペックでも偉い安いものが溢れているわけで、スマートウォッチも例に漏れず、今や2千円台で買えてしまうのだ。

おそらく上位機種とか機能とかが違うのだと思うけど、上ばかり見ても自分に必要ないものは要らないわけで、とりあえず睡眠時間を計測できればそれでよいのだ。

スマートバンド2でできること

入門用としても薦められることが多いようだけど、俺は他のスマートウォッチを全く知らんから、細かい機能の比較はできん。

まず基本的な使い方としては、手に入れたら付属のアダプターで充電する。

QRコードが文字盤に表示されるのでスマホで読み取って専用アプリをインストール。画面の指示に従って設定していけば15分くらいで準備完了する。

AndroidでもiPhoneでも大体の機種で使えるようだ。特にXiaomiのスマホである必要もない。

3日くらい使ってみての感想としては以下のようなことができるようだ。

好きな画像を背景に時計を表示

腕時計代わりに使うわけで時間の確認ができる。

文字盤はアプリで種類を選択できる。この機種の場合は最初は気づかなかったが、用意されているデザインの他に、アプリでカスタムというのを選ぶと好きな自前の画像を背景にすることができる。

睡眠時間の計測

他のスマートウォッチは知らんが、この機種の場合は特に健康管理に主軸を置いているようだ。

脈拍とかを計測するセンサーが付いていて、多分その情報を元に睡眠時間を図ることができる。

スマートウォッチ上では簡単な表示だけだが、専用アプリではレム睡眠、ノンレム睡眠、覚醒回数なども把握することができる。

睡眠障害などで悩む人に特におすすめ。

ストレスや心拍数の計測

これも脈拍などを元に計算していると思う。

自動で常に監視しているわけではなくて手動で計測することができる。

サイクリングの管理や万歩計的な機能など

スマホだけでもできたりするけど、スマホ側のGPS情報でサイクリングやウォーキングなどの管理もできる。バッテリー消費が増えるのであまり使っていない。

電話着信やメールなどを知らせてくれる

鞄とかにスマホを入れていたとしても、電話着信やメール着信の時に手元がブルっとして知らせてくれる。

この製品自体には通話機能やメールを書く機能はないので、着信の番号やメールの件名、アプリの通知などの表示をしてくれるだけ。

重要な電話やメールをスルーしなくて済む。

高度なことはできないけど人にはよってはかなり有用

そもそも今までスマートウォッチを必要としていなかっただけに、高機能なスマートウォッチをよく知らないのだけど、細かいことはスマホ本体でやれば済むから、とりあえずスマートウォッチがどんなものか試したい人にオススメ。

個人的には特に睡眠の計測なんかはかなり役に立っている。

詳しくは知らんけど、より高機能なタイプはこちら。

PC & モバイル

【スマホも楽々】今どきのRCAケーブルに買い換えたら取り回しが楽チンになった話

取り回しがよい今どきRCAケーブルの例

古くはビデオデッキやゲーム機の接続によく使われていたRCAケーブル。俗にピンケーブルともいうが、音声だと赤白に分かれていて、映像は黄色というアレのことである。アナログの元祖接続端子だ。

最近では映像付きだとHDMIのデジタル接続が一般的だから、赤白黄の三色セットで使う機会は限定的だと思うけど、音声だとPCやスマホなどから外部のスピーカーやアンプと繋ぐ場合に今でも使う頻度は多いのではないかと思う。

特に筆者は片方が3.5mmのイヤホンジャックになっているものを多様している。

昔ながらのタイプはスマホやiPadと接続しづらい

音声の分野では筆者もバリバリにRCAケーブルを使っているんだけど、そんなに劣化するようなものではないから、たぶん20年くらい前だと思うけど、いつの時代に買ったかわからないような古いRCAケーブルを使っていた。

日本の有名メーカーのものだが、家電量販店やホームセンターなどでは今でも同じようなタイプが売られている。

ところが、このおそらく20年くらい前に買ったRCAケーブルは、スマホやiPadなどのタブレットPCが普及する前の時代のものだから、ケーブルの差し込み口が太いのが問題である。

カバーを付けたスマホやタブレットPCでは接続できなかったりと取り回しが悪いのだ。

今どきの海外メーカー製のRCAケーブルはとてもスマート!

こういうのは日本メーカーや日本の家電量販店とかも見習わないと、ますます世界から取り残されてしまうのだけど、今どきの海外メーカー製のRCAケーブルはとてもスマートなのである。

まずケーブルが柔らかくて取り回しがいいし、カバーをしたスマホやタブレットでも支障がないように差し込み口がスマートになっている。

これでいざ使おうと思った時に「あれ? 入らないぞ?」とイラつくこともなくなる。

もちろん音質なども全く問題ないし、古いRCAケーブルで使いづらさを感じている人は、買い換えてみるとちょっぴりハッピーになれると思う。

PC & モバイル

PCがビープ音すら鳴らず起動しない場合の原因例~メモリが抜けかかってる!?~

うだるような夏のある日、自作ベースのPCを立ち上げようとしたところ、それまで何か月も問題がなかったにも関わらず、ビープ音すら鳴らずに起動しないトラブルに遭遇した。

原因は様々であるが、ひょっとしたら同じような状況の人もいるかもしれないので参考になれば幸いである。

PCが起動しない原因の見分け方

PCが起動しない原因は大きく二つあって、一つはハードウェアのトラブル。もう一つはWindowsなどのOS側、いわばソフトウェアのトラブルである。

ビープ音が鳴らないのは前者のハードウェア側のトラブル。それも、マウスとかキーボードとかSSDやHDDなどではなくて、CPUやメモリやマザーボードといったPCの「心臓部」にあたるような重要パーツのトラブルである可能性が高い。

起動時のビープ音は「CPUとかメモリとかの根本的なパーツはOKですよ」という合図なのだ。

CPUやメモリなどが問題なくて、その他のハードウェアが問題である場合は英語で「どこどこ(パーツ名)が調子悪いのでチェックしてみ!」というようなメッセージが表示されるはずだ。

だから、ビープ音が鳴らない場合は根本的なパーツを疑うのが基本である。根本的なパーツにはCPUやメモリなどに電源を供給する電源ユニットも含まれるであろう。

メモリが抜け落ちかかっている珍事!!(笑)

結論を言うと、妖精か小人の仕業で、なぜだかメモリが抜けかかっているのが原因であった。

いやいや、最近組み立てたPCじゃないし、最後に蓋を開けたのは数か月以上前のはず。ちゃんと奥まで差しているし、抜け落ち防止のカチッとするような留め具もあるし、抜け落ちるわけないと思っていた。

しかし、PCを使い出して30年近く経つけど、こんな珍事も起きるのだなぁ、と思った。

最初は電源ユニットの寿命や、そもそもマザーボードとかも古いし、全体的な寿命かなぁと思って、全体の買い替えも検討したくらいだけど、メモリを差しなおしたら解決した。

ビープ音がならなくて起動しない場合は、デスクトップPCの場合はまずは蓋を開けて点検してみよう。

メモリの他にもCPUや内部のケーブル類が妖精さんに引っこ抜かれている可能性がある。

メモリが抜けかかっているとPCが不安定になる

メモリというのは多少、抜けかかっていても一応PCは起動する場合もあるらしい。もちろん限界に達すると起動しなくなる。

ただ、データにエラーが起きるようになるらしくて、PCが突然フリーズしたり、JPEGなどの画像ファイルの保存に失敗して開こうとしても「ファイルが破損しています」というエラーが増えるようになる。

起動しなくなる数日前くらいからそういう現象が増えていたので、PCが不安定の場合は妖精さんの仕業を疑ってみよう。

日ごろから大事なファイルのバックアップをとるのは重要だが、ファイルが破損していたらどれだけバックアップをとっても壊れたファイルばっかりなので意味がない。喪失感がハンパないので注意だ。