病気と健康

病気と健康

中年になって急に花粉症になった不思議について考える

段々と春めいてきた3月中旬のある日、自転車で河川敷の某サイクリングロードを走っていたところ、鼻水が滝のように出続ける現象に出くわした。

ここの所、風邪をひいているわけでもないのに、外出すると鼻がムズムズする症状があったが、これが俗にいう花粉症なのだろうかと、花粉症をほとんど経験したことのない拙者は不思議に思ったのだ。

花粉症になったことがないので対処法がわからない(汗)

幼少期から花粉症を経験している人なら、症状が出てきたらこうするとか、そういう薬を持ち歩いていたり、対処法みたいのがわかるのだろうけど、大人になるまでのほとんどを花粉症が(ほとんど)ない北海道で過ごした拙者は、そんな対処法は持ち合わせていなかった。

そもそも、本州で花粉症というものが存在するのは、戦時中に木材を使いまくって山が禿山になってしまったため、できるだけ成長の早いスギの気を後先考えずに植えスギたのが原因だと聞く。

とりあえず、コロナ対策で持ち歩いているマスクを着けるものの、いや、最初からマスクはしていたけれど、駄目駄目マスクだからか隙間から花粉が侵入するらしく、イマイチ効果がない・・・。

鼻水が滝のように出るので手持ちのポケットティッシュも底を尽くし、そこらの鼻たれ小僧より鼻水が出続ける・・・脱水症状で死ぬのではと思うくらい、鼻水が止まらなかった。

鼻にスプレーするやつと飲み薬が主流の対策っぽい

何か薬的なものが必要と判断して、鼻水を垂らしながら(我ながら情けない・・・)某ドラッグストアでそれらしいものを探す。

マジで人生で一度も花粉症になったことがないから、花粉対策の薬やグッズ的なものが全然わからんけれども、世間には花粉症の人がいっぱいいる時期だから、目立つ場所に花粉症コーナー的なものがあった。

鼻にスプレーするやつ

主流の対策の一つは鼻にスプレーするやつ。他の言い方がわからないけど、実売700円くらいから売られている。

鼻水やくしゃみなどの症状がある時に1日に5回くらいまでシュッシュッするだけ。

ツーンという感じがして楽になる時もあれば、相当酷い時はそんなに劇的に効くわけではないけど、しないよりはだいぶ楽になった。

飲み薬は鼻炎薬として売られている

鼻水とかくしゃみは風邪の症状にも似ているから風邪薬でもいいような気がしたけれど、特に花粉症に特化したものは鼻炎薬として売られているものが適切なようだ。

風邪薬だと解熱剤とか必要ない成分まで含まれているから、乱用するのはよくないという考え方である。

店によっては本当の花粉症向けの成分の薬も売られていたりするが、ジェネリック的な安い鼻炎薬なら48錠(1週間分くらい)入って600円くらいで買えたりする。

国の無策で花粉症になってることを考えたら高額な薬を買うのはバカバカしいので、もちろん一番安いものを買った。

なぜ中年になって急に花粉症になったのか

考えられるのは3つ。

1つは加齢による免疫力の低下や体質の変化。

2つは2年前にコロナに感染したことと、コロナワクチンによる免疫や体質の変化。

3つは花粉自体が強力版になったとか、何らかの変化をしたということ。

花粉症がこんなにつらいもんだとは思わなかったなり。これだから本州は嫌だ。

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電動歯ブラシは手磨きより歯垢が取れない疑惑が湧く昨今

半年ほど前、虫歯になりやすい歯質であることに嫌気がさして電動歯ブラシを導入することにした。

それまでも歯科衛生士に手磨きでの磨き方の指導は受けていたのだが、明らかに電動歯ブラシを導入してからの方が歯垢が除去できていないように感じる。

歯垢がごっそり残っている事実

電動歯ブラシだけで磨いて何日か経ってから思うのは、ほとんど歯垢が取れていないのではということである。

指や爪で奥歯などの側面を触ると、ごっそり歯垢が残っている。手磨きの時はこんなことはなかった。

説明書に従って、ブラシ部分を当てるように磨いているが、やり方が悪いのか、もっと根本的な部分を間違っているのかは不明だが、現実問題として手磨き時代より劣っているように思ってしまった。

メーカーが謳う歯垢除去「99.7%」などのトリック

某メーカー製の電動歯ブラシを使っているが、広告で「99.7%」などの数字を見かける。

パッと見だと歯垢の99.7%が除去できるからほぼ100%じゃん! すげー! と錯覚してしまいそうだが、よくよく見るとメーカー調べによる手磨きとの比較でしかない。

手磨きは歯科衛生士から個別の歯の状況に応じた磨き方の指導を受けないと効率よく歯垢除去ができないが、雑に手磨きしている人に電動ブラシを使わせたら2倍近く歯垢除去ができたというだけの数字ではないかと思う。

メーカー調べだからいくらでも都合のいい数字を出すことができるだろうし、数字のトリックに騙されてはいけなかったのだ。

電動歯ブラシはブンブン回転するから磨いた気になってしまう

電動歯ブラシで磨くとブンブン回転して振動も凄いから、何となく適当にやっても磨かれているような気になってしまうことだろう。

これもトリックと言えばトリックだ。

手磨きの時と同じように歯垢が角度を調整しながら当てないとならない気がする。

しかし、振動が凄いものだから細かく調整するのが難しいし、歯茎の状態によっては回転や振動はよろしくないような気がしてしまう。

ブラシ部分の交換を怠ってはいけない

電動歯ブラシは激しく回転するだけあって、ブラシ部分の消耗は激しい。

3か月も交換していなかったら歯垢除去能力は著しく落ちると実感する。

交換してびっくりしたが、まるで歯に当たっている感覚が違うのだ。

手磨きの時は多少交換しなくても違いがわかりにくいが、電動歯ブラシは頻繁に交換しないと本来の能力が発揮できなくなると思う。

電動歯ブラシでも歯間清掃はこれまで通り必要

電動歯ブラシであっても歯間清掃は別途必要なので、糸ようじなどとセットで使わないとならない。

個人的には電動歯ブラシは広告でのイメージほど優れたものではないと思わざるを得ないが、歯間の歯垢を除去する能力は手磨きと同等か劣るものだと思う。

えっ、じゃあ電動歯ブラシを使う意味がなくないか? という考えに至るのだけど、事実、そう思ってきている。

人間の体は不便な部分は沢山あるが、歯は特に現代人の生活に全く適応できていない部分の代表格だと思う。

歯医者で相談したら手磨きは別途必要なようだった

実際問題、奥歯の奥の方などは電動歯ブラシでは全く磨けていなくて汚れが溜まってしまい、他にも原因はあるのだけど歯茎が腫れる事態になった。

歯医者で相談したら、やはり電動歯ブラシでは磨けない部分があるので、結局は別途手磨きが必要とのことだった。

奥歯の奥などの磨きにくい場所はタフトブラシという、隙間清掃に特化した細いブラシを使うといいらしく、そのへんで市販されている。

ますます電動歯ブラシの存在に疑問を持ってしまう昨今だ。

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お酒を飲むと風邪や病気にかかりやすくなるのは医学的な根拠があった

画像はイメージ。今まで飲んだ酒代でビルが建つかも(嘘)

成人になってからの20年くらいの間、感覚的に薄々そんな気はしていたが、お酒は万病のもとであることが最近はっきりした。

なんでもアルコールは免疫力を大幅に低下させるというのである。

重い風邪をひくのは決まって酒を飲んだ翌日

そんなに風邪をひく方ではないが、風邪をひく時は大体はお酒を飲んだ翌日であることが多かった。

外で酒を飲んでふらふらしているうちに風邪をひいた・・・というのならわかるけれど、家飲みでもそうなのだから、酒が風邪をひくトリガーになっていると考えるのが自然であった。

そこで「アルコール 免疫」などのキーワードで調べてみたら、案の定、酒のアルコールによって人間が持つ免疫力が大幅に低下するとのことだった。

通常時なら跳ね除けられる程度の風邪ウイルスであっても、アルコールで防御力が低下しているためにノックアウトされて風邪をひいてしまうのである。

コロナ禍で酒の提供をしないのも同じ理由だったのかも

世間的には酒で免疫力が下がることが知られているのかどうかわからないが、コロナ禍において酒の提供を自粛したり、時短営業する飲食店が多かったのは、酒による免疫力低下の懸念からであったと考えると色々と納得がいく。

グループで酒飲んでワイワイ騒ぐから感染するというのもあるだろうけど、アルコールで免疫力が大幅低下することの方がリスクが高かったのだろう。

家で一人で飲んでいるから安心なんて思うのは大間違いで、自分なんかは一人で飲んでいたけどコロナに感染したクチだから、酒による免疫力低下はもっと意識しなきゃならんかったと思うのであった。

感覚的にはわかっていたけれど、疲れやストレスが溜まっている時なんかに酒飲んじゃうと、そのへんに漂っているウイルスに一発でノックアウトされてしまうのは、やっぱり医学的な根拠があったわけだ。

ちなみに、パイロンPLは病院て処方されるやつと成分が全く同じ。風邪薬を常備しておくならパイロンがオススメ。