自転車ノウハウ

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自転車が風速7mの向かい風で走行不能に陥るのは瞬間最大風速では風速20m以上にも達するからである

サイクリングに出かけるとき、天気予報で1時間ごとの風向きと風速をチェックするが、風速7mの向かい風が予測される時は大変な苦痛を伴うので辞めておいた方がいいという話。

風速はあくまでも平均でしかない

天気予報などで風速を表す場合、ある測定方法や計算方法で割り出した平均値でしかない。

そのため、風速7mと言っても低気圧発生などの場合は、瞬間的には風速20m以上にも達する場合がある。

俗に言う最大瞬間風である。

風速20m以上の場合、台風並みの突風であり、建築現場の足場が崩れたり、街中の看板などが崩落する場合がある。

風速7mというのは人間の都合により、本来は計り知れない自然環境を便宜的に足して割った平均値でしかないことを肝に銘じる必要がある。

実際、平均風速が風速7mで前に進めなくなる

天気予報で風速7mだとしても上記のように実際にはそれ以上の風が断続的に吹いている場合がある。

こうなると普通のサイクリストがゆるくサイクリングを楽しむのは不可能。

1日中風速7mくらいの予測が出ている場合は、低気圧など特殊な気象条件であることも多い。

サイクリングは経験上、素直に見直した方がいい。

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自転車のライトを点滅させて走行するのは相当ウザい上に危険なのでやめよう

冗談抜きでこれくらい自転車のライト点滅はウザい

休日の午後、気持ちよく夕方の散歩に出かけたら、前方からビカビカとライトを点滅させて走ってくる自転車に出くわした。

普通にウゼェ~と思った。気持ちよい散歩が台無し。

そう、ロードバイクやクロスバイクなどスポーツ自転車に乗る人の中には、なぜだかライトを点滅させて走る人が時々いるのだ。

本人は自身の存在を注意喚起しているからと安全意識満々なのだろうけど、実際のところ、周囲はかなりウザいと思っているし、普通に危険行為だと思うので辞めるべきであるという話。

存在アピール効果は高くてもウザすぎる

ライトを点滅させると人間の視覚の性質上、周囲へのアピール効果は抜群に高い一方で、もはやアピールし過ぎてウザい存在となる。

しかも、大体そういう自転車に限って歩道を走行していたり、トロトロ走っている場合が多い。

いつまでも視界から消えてくれないから、周囲へ与えるストレスが半端ないのだ。

ロードバイクやクロスバイクを買って日が浅い初心者や、スポーツとしてよりも、家の近所を中心に買い物や通勤で乗っている人に多い気がする。

だから、他人に配慮をするスポーツマンシップなんて端からないのだろう。

点滅では路面の安全確認ができなくて危険

筆者は夜間走行自体を普段はしない。

ライトはもちろん装着しているが、基本的には安全のために太陽が出ている間しか自転車に乗らないようにしている。

歩行者や車との交通事故の懸念はもちろんのこと、小さな自転車用のライトでは路面の状態や、タイヤに損傷を与える可能性がある小さなガラス片や鉄くずなどを発見するのが相当難しいからだ。

常時点灯ですら難しいのに、点滅では点灯していない暗闇の状態が存在することになるため、目を瞑りながら運転しているのとほとんど同じだと思ってしまう。

点滅モードが付いている理由が不明だったりする

そもそも、なぜスポーツ自転車用の電池式ライトには点滅するモードが付いているのかイマイチわからなかったりする。

自分が使っているライトにも点滅モードはあるけれど、説明書には特に使う場面については言及されていない。

ただ、電池の持ち時間が常時点灯よりだいぶ長くなるので、ひょっとしたら、電池節約のために点滅にさせている人もいるのかもしれない。

点滅は自動車のハザードランプに相当する気がする

あくまで気がするというだけであるが、点滅は通常の走行時に使うべきモードではなくて、緊急時などに特別に自分の存在をアピールしなくてはならない時に止むを得ず使うモードの気がする。

自動車で言うところのハザードランプだ。

進路を譲ってくれたときに会釈替わりに使ったり、間違って宇宙空間に飛び出してしまった場合など、特別に周囲に注意を与える必要がある場合に使うモードの気がする。

車を運転しているドライバーからもウザがられる

車を運転していると自転車はもちろん、バイクに歩行者や対向車など、様々な物をバランスよく捉えなくてはならない。

ところが、前方からビカビカとライトを点滅させている自転車が走ってくると、気が散って周囲の状況を把握しづらくなってしまう。

自分の存在をアピールするのはいいけれど、周囲の交通状況全体を考えると好ましいものではないというのがわかるだろう。

ライトを点滅させている本人は事故に合わなかったとしても、そのせいで周囲の事故を誘発しかねないのである。

テールランプの点滅も微妙に感じたりする

自転車の場合はテールランプは付けてたり付けてなかったりすると思うが、テールランプを点滅させる人もいる。

今日も真昼間のサイクリングロードで、なぜかビカビカとテールランプの赤い光を点滅させながら走っているロードバイクが前にいたが、スポーツマンシップとやらはどこにいったのか、これなんかも目への刺激が強くてウザかった。

周囲への配慮がないように感じる。

夜間にテールランプを点灯させるなら、自動車やバイクと同じく、常時点灯が基本だと思う。

だけど道路交通法上は違法にはならないらしい

これだけウザくて危険な点滅走行だけど、調べると意外にも道路交通法上は今の所は違法とはならないらしい。

そもそも、自転車の場合は無灯火の場合もあるし、免許制の自動車やバイクみたいに厳しく取り締まりに合うというのが基本的にないというのはあるけれど、今の所は点滅も認められているという。

点滅させて走っている人は電池節約が目的の人もいる気がするけれども、怪我は一生、命は一つだから、100円ショップで買える単3電池とかのためにケチる部分ではないと思う。

最近はUSB充電式のライトも多いので、充電式にしてしまう手もあるし。

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自転車旅行を志す人にオススメしたい日本や世界の自転車旅行記本を紹介!!

日本一周や世界一周など本格的な自転車旅行を志す人にオススメしたい自転車旅行記本を紹介。

実際に旅する人もそうでない人も、他社の自転車旅行記からは計り知れない学びや気付きがある。

女チャリダーふれあい日本一周ひとり旅-よく泣いてよく笑った700日自転車旅日記-

自転車旅行は一部の特殊な人だけのものではなく、健康な体と意気込みがあれば幅広い人に楽しめる可能性があることを知れる一冊。

自宅を拠点に帰宅しながらエリアごとに分割して行っているため、社会生活と並行しながら日本一周を目指す人にも参考になるだろう。

宿泊はテント泊、旅館、ユースホステルなど。

特別仕様の自転車や、登山用テントなどを中心とした厳選されたアイテム類は写真入りで紹介されているため、これから日本一周など本格的な自転車旅行を志す人の参考となるであろう。

タイトルの通り、地元の人とのふれあいなど、自転車以外の内容も多いので一般的な旅行記や読み物としても楽しめる。

“人にはその時にしかできない旅がある”という本書からの言及は拙者も共感できる。

いつか、そのうち自転車旅行に出ようと思っていても、自身の健康や経済状態、周辺の人間や社会との関りなどの問題で、旅に出るのにベストな時期というのは待っていても訪れるとは限らない。

思い立った時こそが最良な旅に出るタイミングと言えるのではないだろうか。

アフリカ一周自転車旅行

1970年代に行われたフランス人青年によるアフリカが舞台の自転車旅行。

出発当初は車での旅行だったが、冒頭で同乗者が砂漠で干からびて死亡したり、紛争地帯を通過するなど、日本国内の旅行では経験できない内容に何らかの気付きを得ることができるだろう。

使用する自転車は旅の途中で手に入れた“空飛ぶ鳩号”という中国製の中古自転車。

現代のようにスマートフォンなど気軽なインターネット端末は存在しない時代で、しかも未開の大地であっても、気持ちさえあれば自転車旅行を成り立たせることができるという一冊だ。

世界130カ国自転車旅行

最後に紹介するのは日本人の方による世界を舞台にした自転車旅行本。

著者は数年がかりで地球2周分の自転車旅行をされた方。

数年がかりの旅行は通常の日本での社会生活をしていたら誰にでも出来るものではないけれど、特に印象的な記述としては、世界の常識としては、自転車旅行者は勇気ある冒険者として賞賛される存在であるということ。

先に紹介した『女チャリダーふれあい日本一周ひとり旅』でもエピソードが紹介されているが、日本では自転車旅行者は物好きな人間として軽蔑されがちな対象であることを考えると、日本と世界の自転車旅行に対する価値観は真逆とも言えるだろう。

狭い日本に囚われることなく、広くて暖かく、時に厳しい世界の実情を目の当たりにしてみたい人にオススメできる本だ。