Amazonアソシエイトを利用しているサイトで広告画像が2024年以降に軒並み表示されなくなって困っている、または焦っている人向けの情報。
結論を言うと、よくある一時的なエラーではなくて、アマゾン側でこの機能の提供が終了したことによる。
この種のトラブルは一時的なエラーの場合も多いから放置するのも1つのプランだけど、しばらく放置して改善しない場合は色々調べないとならない。
放置していた場合の表示例
Firefoxの場合は広告部分に「アクセスしようとしているサイトを見つけられません」という表示や、サイトが壊れている的なアイコンが表示される。
Chromeやスマホの場合は広告部分にサイトが壊れている的なアイコンが表示される。
広告の機能を提供していたサーバーが機能を停止したのだろうと推測できる。
2023年末の段階で予告されていた
「廃止されたから、なるだけ早く削除するように」と予告されていた。
アソシエイトの管理画面でもさらっと説明されていたが、かなり重要な割にあっさりしているので見逃した人もいたかもしれない。
一応、メールでもお知らせされていたが、迷惑メールに分類されていたり、日常の色々に紛れて見逃した人もいたかもしれない。
便利な機能だったが需要は減っていたらしい
画像付きで商品やアマゾンのサービスをサクッと紹介でき便利だと感じて使っていた人も多いと思う。
ただ、この種の広告は昨今においては成果があまり出ないことがわかったから廃止するんだ! というような説明をアマゾン公式で読んだことがある。
確かに、昨今はGoogleアドセンス等のページの内容や時流に合わせてリアルタイムに表示されるタイプの広告の方が成果が出る傾向があり、ドカ~ンと岩の如く鎮座するタイプの広告はWebにおいては時代が遅れているように捉えることもできなくはない。
廃止されたタイプの広告種類
何タイプかの広告が一気に廃止された模様。
画像付きの商品個別リンク
アソシエイトに登録している状態でアマゾンのページを閲覧すると上部に表示されるツールバーから作成するタイプのリンク。
現在でもテキストのみのタイプは使えるが、画像付きのタイプは廃止された。
素人考えだと画像があった方がクリックされやすそうなものだけど、色々と外資系的なドライな事情があるのだろうと推測する。
まぁ、アマゾンくらい超有名なサービスだと、ぶっちゃけ外部の広告に頼る必要性も薄かったりするわけでしょう。
サービス個別のバナー
アマゾンプライムビデオとか色々なサービスのバナーが用意されていたやつ。
こちらは結構前に廃止されていたけど、2023年末までは普通に表示されていたので名残惜しくて残していた人もいたかと思う。
ちなみに、記事の中などに埋め込んでいたものを検索する場合は「amazon-adsystem banner」という文言で検索をかけるとバナーだけ洗い出せる。
代替方法のいろいろ
個人の運営方針、戦略によるので一概には言えない。
他の種類の広告に差し替える
楽天アフィリエイト、Googleアドセンス等の広告に張り替える。
Product Advertising API (PA-API) を使う
どうしてもアマゾンで個別の商品画像を使って同じような広告を引き続き使いたい場合の選択肢。
アソシエイトの管理画面から設定するが、英語だったり、やや専門的な知識やモチベーションが必要。中~上級者向け。