失礼かもしれませんが

コネタ

「失礼かもしれませんが」と前置きしてから本当に失礼なことを言う奴の精神構造

「失礼かもしれませんが、酒ばっかり飲んでますよね?」も失礼

「失礼かもしれませんが、その年齢で厳しくないですか?」
「失礼かもしれませんが、世代的に理解できないですよね?」
「失礼かもしれませんが、結婚しないんじゃなくて、できないんですよね?」

こんなふうに「失礼かもしれませんが」と前置きしてから本当に失礼なことを言う人、あなたの周りにもいないだろうか。

このフレーズを使う人は、ほぼ100%、本当に失礼なことを言う人しかいない。

一見すると、丁寧なクッション言葉のように思えるものの、実はこのフレーズは相手への配慮ではなく、言う側の人間を守るための「シールド」として機能している。この記事では、このタイプの人間がどんな精神構造なのかを解剖する。

免罪符を先に置いて責任を薄めているだけ

「失礼かもしれませんが」は、実質「これから失礼なことを言うけど、責任は取りません」と言っているのと同じである。

相手が激怒するレベルの暴言でも発言のリスクを負わず、相手にだけダメージを与える免罪符として機能するフレーズだ。自分の言葉が相手を深く傷つけても、「最初に言いましたよね」と逃げ道を確保している時点で、極めて自己防衛的な精神構造である。

失礼だと自覚しているという点で悪質

この前置きを使う人は、自分の発言が相手にとって失礼であることを完全に理解している。

にもかかわらず、言い方を変える、内容を調整する、配慮を加えるといった、工夫や改善は一切しない。

これは「失礼だと分かっているのに、配慮する気はない」という、極めて利己的な精神構造を持つ。相手への配慮よりも、自分の言いたいことを最優先する人間が好むフレーズだ。

心理的優位を取るための先制フレーミング

「失礼かもしれませんが」と言われた瞬間、相手は無意識に身構える。

これにより、相手の反論は弱まり、発言者が心理的に優位に立つ。つまり、この前置きは相手の心理的スペースを奪い、主導権を握るためのフレーミング技術でもある。マウント気質の人間が好んで使うのはこのためだ。

正直者アピールで配慮不足を正当化

このタイプは、内心こう思っていることが多い。

「私は本音で話すタイプ」「オブラートに包まないのが誠実」「言うべきことは言う人間」などだ。しかし実態は、ただの配慮不足を誠実さに変換しているだけ。

本当に誠実な人は、失礼だと自覚した時点で言い方を変えるか、そもそも言わない。

相手の反応を相手の責任にする転嫁構造

前置きを使うことで、相手が傷ついたり激怒したとしても、「最初に言いましたよね」「失礼かもしれないって言ったじゃないですか」「受け取り方の問題ですよ」と言える。

つまり、加害の責任を相手に転嫁する構造を持っている。自分の言葉の影響を引き受ける覚悟がなく、相手にだけ負担を押し付ける構造だ。

マウンティングしたい人が好んで使うフレーズ

この前置きは、相手を一段下に置くためのツールとしても機能する。

「あなたにとって不快かもしれないけど、私はあえて言う立場なんですよ」というメッセージを含んでいるため、上下関係を作りたい人、支配欲が強い人、マウント気質の人が多用する。これは単に言葉遣いが悪いというだけの問題ではなく、精神的な支配構造を内包している。

「失礼かもしれませんが」は支配と責任回避

このフレーズを使う人は、責任回避、配慮不足の正当化、心理的優位の確保、相手への責任転嫁、上下関係の強制、自覚はあるが改善しないという、複数の問題を持つ。

つまり、失礼を理解した上であえて言うというのは、救いようがないどころか、悪意と自己保身が同居した最悪のコミュニケーションパターンなのだ。