自転車旅行

自転車ノウハウ

自転車旅行は若い時にやった方がよい5つの決定的理由

自転車旅行に年齢制限なんてものはないが、自転車旅行は若い特にやった方がよいと思う理由を挙げていきたい。

夏休みなどの長期休暇で自転車旅行に行こうか悩んでいる人の参考になればと思う。

ちなみに、「若い時」とは自分の尺度で申し訳ないが20代~30代前半くらいよりも若いというのをイメージしている。

理由1 社会的な束縛が少なく再チャレンジしやすい

今の時代、現代日本においては2割くらいの人は生涯独身で家庭を持つことはないが、家庭を持ちたい希望がある場合、20代や30代前半なら自転車放浪旅に出たとしても、帰ってきたときに元の社会生活に復帰できる可能性が比較的高い。

きままな自転車放浪旅が板についてしまった場合は別だが、会社を辞めたり辞めさせられて放浪旅に出る場合でも、後進国みたいに年齢で人選する時代遅れのそこそこな規模の日本企業に、正社員としてまだ採用されやすいのが30代前半くらいまでの若年層である。

アメリカでは小さい子供でも食事やアイスキャンディーを買う時でさえ、子供本人に選択させることを徹底しているが、一般的日本人が体感している以上に人生は選択の連続である。

選択肢が多く残されているのは良い状況ということだ。

理由2 周りの人間の援助を受けやすい

自転車旅に出るからには、起こる全ての出来事について、自分で対処したり責任を持つことは大前提。

しかし、自分では対処できないようなトラブルに遭遇することも有り得るのが自転車旅だ。

アカの他人を頼らなければならないこともあるかもしれないし、親や兄弟、親戚などに援助を求めないとならないこともあるかもしれない。

自分が自転車旅行に行ったときは、旅先で色々な人から親切を受けたことがあるが、若かったからというのもあった気がしないでもない。

理由3 その後の人生に自転車旅行の経験が生かせる

現代の若者は音楽を聴く時でさえ、ストリーミングサービスでスキップしながらサビだけを聴くのが一般的なのだという。

その方がタイパ、つまりタイムパフォーマンス、日本語で言うと時間効率がよいからだと言う。

タイパという面では自転車旅行は最悪に近いとも言えるけれど、そこから学べることは計り知れない。

人生は様々な困難や時代の変化に適応しながら生きていかないとならないことが多いが、自転車旅行で経験したことは、その後の人生で役立つことがきっとあるはずだ。

それが何かは自転車旅行を経験した人間にしかわからない。タイパを無視して自分で経験するしかないのだ。

理由4 歳を取ると持病の都合で長期旅行が難しくなる場合がある

若い時は風邪以外ではほとんど体調を崩すことがなかったとしても、歳をとることは段々と死に向かって体が変化していくわけであって、様々な体の不調や病気が起こる場合がある。

定期的に病院に通う持病があった場合、「長期旅行に行くから2か月分の薬を出してくれ」と言っても薬の種類や、病院の経営方針によっては応じて貰えるとは限らない。

病院は診察して処方箋を出すことで経営が成り立つし、法律などの絡みもあるので、個人の旅行の都合に合わせる義務はないのだ。

持病がなかったとしても単純に体力の低下などの問題も避けるのが難しい場合がある。

理由5 ペットや植物の世話で長期旅行が難しくなる場合がある

若い時はあまり関心がなかったとしても、それなりに歳をとると趣味嗜好が変わって、ちょっとした家庭菜園や小動物などのペットを飼いたくなる場合がある。

犬や猫だったらペットホテルがあるが、1泊何千円もかかるから長期旅行で預けるのは現実的じゃないし、金魚やハムスターとかだったら預かってくれる先がない。

金魚とか観賞魚は1週間や10日くらいだったら留守にしても問題ないことが多いが、1か月や2か月も留守にすると永遠のお別れになる可能性が高い。

金魚も大切な家族であることは間違いないから、ペットを飼っていない時に長期自転車旅行に行くことを勧める。

家庭菜園とかも同様で夏場に水やりを怠ると短期間で全滅してしまうことも少なくない。雨が降るかどうかはわからないから、ほとんど賭けみたいなものだ。

まとめ プディングの味は食べてみればわかる

自転車旅行の素晴らしさは自転車旅行に行かないとわからないので、それを文章だけで伝えるのは正直難しい。

アメリカの諺に「プディングの味は食べてみればわかる」というのがあるが、自転車旅行も同様のことが言えると思う。

自転車旅行の良さはやってみればわかるのだ。

自転車ノウハウ

自転車旅行を志す人にオススメしたい日本や世界の自転車旅行記本を紹介!!

日本一周や世界一周など本格的な自転車旅行を志す人にオススメしたい自転車旅行記本を紹介。

実際に旅する人もそうでない人も、他社の自転車旅行記からは計り知れない学びや気付きがある。

女チャリダーふれあい日本一周ひとり旅-よく泣いてよく笑った700日自転車旅日記-

自転車旅行は一部の特殊な人だけのものではなく、健康な体と意気込みがあれば幅広い人に楽しめる可能性があることを知れる一冊。

自宅を拠点に帰宅しながらエリアごとに分割して行っているため、社会生活と並行しながら日本一周を目指す人にも参考になるだろう。

宿泊はテント泊、旅館、ユースホステルなど。

特別仕様の自転車や、登山用テントなどを中心とした厳選されたアイテム類は写真入りで紹介されているため、これから日本一周など本格的な自転車旅行を志す人の参考となるであろう。

タイトルの通り、地元の人とのふれあいなど、自転車以外の内容も多いので一般的な旅行記や読み物としても楽しめる。

“人にはその時にしかできない旅がある”という本書からの言及は拙者も共感できる。

いつか、そのうち自転車旅行に出ようと思っていても、自身の健康や経済状態、周辺の人間や社会との関りなどの問題で、旅に出るのにベストな時期というのは待っていても訪れるとは限らない。

思い立った時こそが最良な旅に出るタイミングと言えるのではないだろうか。

アフリカ一周自転車旅行

1970年代に行われたフランス人青年によるアフリカが舞台の自転車旅行。

出発当初は車での旅行だったが、冒頭で同乗者が砂漠で干からびて死亡したり、紛争地帯を通過するなど、日本国内の旅行では経験できない内容に何らかの気付きを得ることができるだろう。

使用する自転車は旅の途中で手に入れた“空飛ぶ鳩号”という中国製の中古自転車。

現代のようにスマートフォンなど気軽なインターネット端末は存在しない時代で、しかも未開の大地であっても、気持ちさえあれば自転車旅行を成り立たせることができるという一冊だ。

世界130カ国自転車旅行

最後に紹介するのは日本人の方による世界を舞台にした自転車旅行本。

著者は数年がかりで地球2周分の自転車旅行をされた方。

数年がかりの旅行は通常の日本での社会生活をしていたら誰にでも出来るものではないけれど、特に印象的な記述としては、世界の常識としては、自転車旅行者は勇気ある冒険者として賞賛される存在であるということ。

先に紹介した『女チャリダーふれあい日本一周ひとり旅』でもエピソードが紹介されているが、日本では自転車旅行者は物好きな人間として軽蔑されがちな対象であることを考えると、日本と世界の自転車旅行に対する価値観は真逆とも言えるだろう。

狭い日本に囚われることなく、広くて暖かく、時に厳しい世界の実情を目の当たりにしてみたい人にオススメできる本だ。

自転車ノウハウ

今日日、自転車旅行の宿泊先はホテルでも全然OKだと思う理由

自転車旅行というとキャンプ道具一式を積み込んで何がなんでもキャンプで突き通す・・・というのは一種の信念のように感じなくもない。

自転車旅行の初心者はもちろん、それなりの経験者であってもフレキシブルにホテル泊を取り入れて、快適な自転車旅行が今日日のサイクリストのあるべき姿ではないかと考えてみるコーナー。

キャンプツーリングは費用を浮かすためだった

当サイトのメインテーマである自転車旅行でも、最初こそネカフェやホテル泊だったものの、回数を重ねて自転車旅行の勝手がわかり、長期にわたる日程ではキャンプツーリングを取り入れた。

それは様々な理由があるが、自然に親しむためというよりは、どちらかというと宿泊費を節約するためだった。夏場の北海道のビジネスホテルは宿泊費が高い傾向があるので、安いホテルでも1泊4千円~5千円くらいかかってしまう。

例えば、ツーリングの日程が10泊だとすると、宿泊費だけでざっくり5万円もかかってしまうのだ。一人用のツーリングテントだったら、一流ブランドの高給テントが余裕で買えてしまう。しかも、テントなら20泊でも30泊でも使えば使うほど、1泊当たりの費用が安くなる。

少なくとも筆者の場合、ホテルではなくてテント泊を取り入れたのは宿泊費を浮かすためという理由が大きかったのだ。

テント泊のデメリット

自転車でのキャンプツーリングの場合、デメリットはどのようなものがあるのだろうか。

まず挙げられるのは、天候の影響をモロに受けることである。雨や強風など悪天候の場合は楽しくない。台風などの場合は危険を伴ったり、キャンプ場が閉鎖になる場合もある。そうなると宿泊地を変更したり、無理な行動を強いられることになるのだ。

ホテルの場合は一般的には15時くらいから深夜近くまでチェックインできるが、キャンプ場は場所にもよるがチェックイン時間が結構シビアだ。自治体公営のキャンプ場なんかでは17時や18時くらいで受付が終わってしまう場合も少なくない。

無料のキャンプ場だと公園みたいに常時開放されていることが多いが、ハイシーズンの場合は混みあっていて良い場所が確保できなかったり、遅い時間だと暗闇の中でテントを設営しないとならない不便がある。

また、テント泊は慣れている人でも、寒かったり暑かったり、風や雨、動物の鳴き声などでゆっくり寝られないことも多い。体力が命の自転車ツーリングでは、寝不足や疲れの蓄積は命取りにもなり兼ねない。

荷物が増えたり自転車に専用の装備が必要なことも

もう一つ挙げられるとすると、テントや寝袋などキャンプ道具一式を自転車に何らかの方法で積載しないとならないデメリットもある。

普通のロードバイクやクロスバイクには、そういった荷物を積載する装備がないので、自分で自転車に遇った積載するための装備をカスタマイズしないとならない。

飛行機輪行で自転車をキャンプ地まで運ぶ場合は、ガスバーナーや燃料の類はクロネコヤマトで別送しないとならない手間もある。ちなみに、ゆうパックでは規約で燃料の類は送れないはずなので注意。

全日程ホテル泊や部分的にホテル泊も全然OKだ

自転車旅行に拘りがあるサイクリストほど、キャンプツーリングに拘ってしまいがちな気がする。

それが宿泊費を抑えるためなら経済的な合理性がある。しかし、特に大きな理由もなく不便なキャンプツーリングを選んでいるだけだとしたら、自転車を移動手段だと考えてフレキシブルにホテル泊を取り入れてみてはいかがだろうか。

ホテル泊ならではの自由度や快適性、時間や精神的な余裕が生まれるのだ。

頑なにキャンプツーリングに拘っている自転車旅行者を見かけると、そんなに風に余計なお世話ながらに感じてしまうことがあるのだ。