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【沖縄】那覇から日帰りできる離島「阿嘉島」に行ってきたぞ

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スマホの広角系レンズでも入りきらないくらいのフェリー

沖縄県の那覇から日帰りもできる離島「阿嘉島(あかじま)」に行ってきたぞ。

世界的にも海が綺麗なことで知られている慶良間諸島の一つであり、那覇近郊にはない天然のビーチがある。

数少ない那覇から日帰り観光できる離島

港から割と近い場所にある展望台から

沖縄には有人島だけでも40近くもあるが、意外と気軽に非狩りできる島は限られている。

最も現実的に日帰りしやすいのは、阿嘉島のすぐ手前にある渡嘉敷島だ。フェリー往復で3千円ちょっとで、5時間近く島に滞在できる。渡嘉敷島もよかったが、1年くらい前に行ったことがあるので、今回は捻りを効かせて阿嘉島にしたのだ。

阿嘉島は座間見村に属しているので、フェリー座間見に乗る。同じフェリーで阿嘉島を経由して、その先の座間見島にも行くので阿嘉島が目的地の場合は途中で降りる。どっちも運賃は同じで往復4千円ちょっと。

より大きそうな座間見島じゃなくて阿嘉島を選んだのは、フェリーが先に到着して、帰りのフェリーも遅いので、より長く滞在できるから。座間見だと実質2時間半くらいしか滞在できないが、阿嘉島なら実質3時間以上は滞在できる。この差は大きい。

阿嘉島と座間見島の行き来は300円で出来るが、時間的に難しいので阿嘉島だけにした。

隠し設定だと、昔の仕事で知り合った先輩が「阿嘉島がオススメ」と沖縄の話をした時に言われたのもあった。仕事で沖縄にしばらく住んだこともある人だったので、オススメの信憑性は高いと思った。

とは言っても日帰りする人は少ない

港近辺の集落を歩いている様子

日帰りできるとは言っても、仕事の用事とか地元の人以外の普通の観光客だと、民宿などに宿泊する人が大半っぽい。港に到着するなり民宿の人が迎えに来たり、帰りのフェリーの方が客が多かったからそう言える。

赤島は人口200人くらいの島なので、セブンイレブンやサイゼリアはないし、宿泊するとしたら民宿だ。個人経営のような小さい民宿に泊まることになる。今回は日帰りがテーマだし、離島の宿泊先は高いし、民宿が苦手意識あるのでパスした。あくまで日帰りである。

港の近くに色々あるのが利点

港近辺の中心市街地とビーチ

個人的に行ったことのある離島だと、その半分くらいは車やバイク、自転車の足がないと、港の近くには何にもないパターンが多い。北海道の利尻島、礼文島なんかはそうだし、新潟の佐渡島も割と観光名所は足がないとアクセス厳しい。

沖縄の離島はどうかというと、石垣島近辺の小さい離島は歩いて回れるくらいの面積の島もあって、そういうところは徒歩でも問題ない。でも、渡嘉敷島に行った時は港の近くには住宅街が少しあるだけで、ビーチだとか海が見れる場所は峠道みたいのを割と歩かないとならなかった。

そういったものに比べると阿嘉島は実に徒歩派に便利だ。

港の近くにビーチがあるし、展望台も徒歩20分くらいで行ける。沖縄本島の人工ビーチしか見たことがない人なら、ヤドカリが沢山いてサンゴ砂が広がる天然ビーチに感動するはずだ。半年くらい見ていなくても感動するはず。

阿嘉島、座間見島の英雄「シロ像」

意味ありげな犬の像

全然知らなかったが、阿嘉島や座間見島には英雄的な人物がいる。それがシロという犬だ。

港を出ると正面に構えているくらいに島の象徴となっている。裏側に説明書きがあるが、それによると恋人のマリリンに会うために座間見島まで海を泳いで渡ったという愛の象徴なのだという。

この様子は『マリリンに逢いたい』というタイトルで映画化もされている。阿嘉島の有名人と行ったところだろう。人じゃなくて犬なのがあれだけど。

飲食物は持ち込んだ方が良いかも

阿嘉大橋を渡れば隣の慶留間島にも行ける(徒歩、自転車もOK)

滞在時間とフェリーの時間を合わせても6時間くらいの旅だから飢え死にすることはないが、島に飲食店や飲食物を気軽に買える場所は少ないと思った方がよい。もちろん、200人以上住んでいる島なので商店はあるが、全国チェーン的なコンビニとかスーパーはないし、飲食店も観光客向けのようなのしかない。

現地のフェリー乗り場にも売店はないので、限られた時間で散策するなら軽い飲食物は持参した方が良いかもしない。

余談 コロナ緊急事態宣言中の様子

不要不急の旅行を楽しむ人たちでいっぱい

あとになったらコロナも笑い話になるのかもしれないが、訪れたのはコロナで沖縄が緊急事態宣言のとき。

そんな時に旅行している人はいるのかと自粛推進派は思うかも知れないが、特に帰りのフェリーは人でいっぱいだった。フェリー乗船で並ぶ中高年の女性グループなんかは「緊急事態宣言のおかげでスカイマークが便の変更手数料が無料でラッキーだった」とか言っていたけど、気にしている人なんて誰一人いなかった。その変更無料はそういう意味ではねぇ!と思いつつも、自分もスルーしているので言えた口ではないけど。

自粛推進派には想像しがたいかもしれぬが、不要不急の旅行を楽しんでいる人たちでいっぱいだった。

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