
画像はスーパーホテルのウェルカムバー(記事と関係ありません)
先日、とある用事で都内の某有名大学のオフィスに訪れる機会があった。
名前を言えば誰でも知っている、いわゆる“名門”と呼ばれる一流大学だ。行く前は一般企業よりも厳重なセキュリティが敷かれているのではないかと身構えていた。
入館証も身分証も必要なく誰でもそのまま入れる
それなりの規模の会社なら、受付に訪れて臨時入館証を発行したり、警備員による身分証のチェックなど、来訪者は何らかの手続きがあるのが通常。
しかし、実際に某有名大学に着いてみると、当初の予想は完全に裏切られた。あまりのガバガバさに、思わず不安になってしまったほどだ。
まず驚いたのは、敷地はもちろん、事務所などが入っている建物は、一切の施錠がされておらず、一般企業でよくやるようなIDカードの「ピッ」という操作は必要なく、大学側関係者の付き添いなどもなかったことだ。
警備員はどこかにはいるのだろうけど、姿は見当たらず、特にチェックをしている様子もない。誰でもそのまま建物内に入れてしまう状態だった。オフィスビルどころか、商業施設よりもセキュリティが緩いと感じた。
大学の物理的なセキュリティが緩くなる理由
このように大学の物理的なセキュリティが一般企業と比べてとっても緩く感じる理由としては、大学は「開放性を重視する文化」を持つというのがあるらしい。
大学にもよると思うが、大学という場所は地域に開かれた公共的な空間であることを重視していて、学生や教職員だけでなく、地域住民や外部の来訪者も自然に訪れることができる場所であることを特徴としているのだという。
そのため、一般企業のように来訪者を管理する発想がないのだろう。今回感じたことは、大学という場所が持つ、独特の価値観や文化そのものであったと言えるかもしれない。







