
安くて手軽だけど危険な食品(個人の意見)
カップ麺やインスタント麺を食べたあと、なんとなく胸や喉がムカムカ、ヒリヒリしたり、胃の痛みや不快感を覚える人はいないだろうか?
日本は経済優先のためか、タバコ、酒、インスタントラーメン(うどん、そばなどを含む)をはじめとして、口にすると危険な食品が手軽に変える環境にある。
安くて手軽で美味いから罠にハマる
あらゆる危険な食品の中でも、多くの人にとって身近なのがインスタント麺だろう。
安くて保存が効くし、化学調味料たっぷりだから美味しい。コンビニやスーパー、ドンキやドラッグストアーなど、あらゆる場所で買える。
でも、個人的な意見として言わせてもらえば、インスタント麺ほど冗談抜きで危険な食品はない。
いや、即席麺業界を敵に回すかもしれないけど、実際、何気なく食べたインスタント麺のせいで酷い胸焼けや息苦しさが襲って、貴重な1日を台無しにしてしまったこと数知れず。
だから、今後の人生でインスタント麺を積極的に食すことはないとここに誓うのである。
インスタント麺は見えない油が大量
インスタント麺というのはノンフライを別にすれば、油であげて作られている。
見た目上はそんなに大量に油が使われているようには見えないが、実際にはかなりの油が麺に含まれている。
筆者調べだと平均的には15g~20g以上もの大量の油が含まれている。これでは油を食っているのと変わらんではないか。具合が悪くなるのも当然だ。
ラーメンはもちろん、健康食に思える蕎麦も同様である。
しかも、味を良くするために大量の塩分や化学調味料とのダブルパンチ。
日本人は胃癌や食道癌が多いが、塩分や熱々の食品が原因と指摘されている。
もはや、胃や食道にとってはアンパンマンやカレーパンマン、食パンマンもビックリするくらいのトリプルパンチなのだ。
インスタント麺を食べた時の症状
個人差があると思うので、あくまで自分の場合。
基本、若い人などでまだ胃や食道などが健康な人はインスタント麺を食べても何ともないと思うが、ある程度の年齢になったり、胃や体調が悪い時など、何らかのきっかけでインスタント麺が人体を破壊する生物兵器と化す場合がある。
それは地方に出かける用事がある日の朝食だった。
始発列車で出かけるので手早く済まそうと思ったのが間違い。
買い置きしていた袋麺を茹でたのである。食品名は出さないが、某大手メーカーの商品で、何の変哲もないインスタント麺である。
食べた直後は何ともなかったが、2〜3時間後くらいから、胸焼けや喉の詰まり感が徐々に強まったのである。油と調味料による胃酸の逆流が起きたためである。
一度、この症状が起きると短くて半日、平均でその日ずっと症状が続いてしまう。
仕事や大事な用事があったとしても、インスタント麺ひとつですべてが台無しになってしまうのだ。
どうしても食べるなら油抜き必須
フツーは袋めんにしてもカップ麺にしても茹でた汁をそのままスープにして食べる。
そうではなくて、油で揚げた麺は麺自体に大量に油を含んでいるから、ゆで汁をそのまま利用するのではなくて、ゆでた汁やカップ麺で戻した汁は一旦捨てる。カップ麺によっては初めからスープの化学調味料の粉がまぶしてあるものもあるから、そんなものは初めから買わない。
湯切りをしたら麺を水で2~3度洗う。熱いものはそもそも食堂や胃に悪いので、ぬるいくらいの温度にした方がよい。熱々の味噌ラーメンが好まれる北海道では全国平均より胃がんが多いのは食生活が関係していると思われる。
スープは別に作ることで、非常に手間がかかるが油を減らすことができる。当然、スープは塩分と化学調味料が大半だから飲んではダメだ。
商品数は少なくなるが、ノンフライ麺を選ぶのもよいだろう。
そういえば、北海道には屋台十八番というのイフライ袋めんのシリーズが昔からある。
カップ麺だったら麺づくりシリーズのノンフライがオススメ。普通に旨いし胸やけもしなかった。
インスタント麺とどう向き合うか?
日本の食文化の一つと言ってもいいくらいなインスタント麺だけに、どう向き合うべきかというのは、それぞれが考えなくてはならなら。
個人的には、よくよく考えれば、わざわざ食べる必要は全くないと思っている。
インスタント麺でしか取れない栄養素なんてないし、むしろ大量の塩分や油、化学調味料で体にダメージを受けるデメリットは大きい。
いくら安くで手軽でも健康を害して病院代でマイナスになるのでは逆に高く付く。
災害時などの保存食には良いかもしれないが、お湯がないと美味しく調理できないし、災害で不自由なときに体調不良を起こすようでは、災害時の食品としても褒められたものではない。
ノンフライ麺でも塩分や化学調味料は同一なのは言うまでもなく、インスタント麺はわざわざ食べる必要がないというのがファイナルアンサーだ。
それしても、日本には危険な食品があまりにも身近に溢れている。選ぶ側が実を守るために賢くならなくはならない。