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ホームレスの食生活は一般的なイメージとは違って実際には結構充実している

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18の時、田舎で生まれ育った自分は都会への憧れだけで、東京に無一文で家出旅行をしたことがある。

ホテル代なんて立派なものは持ち合わせてなく、行くあてもないため、なんとなく聞いたことがある東京の大きな駅のそばで夜明かしをした。

新宿駅や上野駅、東京駅など、東京の大きなターミナル駅の周辺は、大抵はホームレスの住処ともなっていて、ホームレスの人たちと過ごしたこともあるし、興味本位だけで大阪の西成やあいりん地区と呼ばれるホームレス街をぶらついていたこともある。

実際、ホームレスの人と“知り合って”みると、一般のイメージと実際のホームレス生活にズレがあることがわかる。

東京のホームレスが食べ物に困ることはない

東京でも場所によるが新宿などにおいては、一般人が想像しがちなホームレスの厳しい食事事情からすると、実際には食べ物については選び放題に近いというギャップがある。

もしかすると、節約生活や貧乏生活をしている一般人よりも、食べ物については恵まれているかもしれない。

ボランティア団体やNPO法人、宗教団体による炊き出しのほか、通行人などによる差し入れ、飲食店やコンビニやスーパーなどの廃棄食品が手に入れられるルートが確保されているためである。

毎日何回も炊き出しにありつける場合も多くあり、食べきれなくてストックしている弁当を腐らしてしまったり、仲間のホームレスとやりくりするような場合もある。

ホームレスは冬より夏の方が辛い

一般の人がイメージするのは、家の中でも寒いほどの冬をどうやって路上で乗り越えるのかということ。凍死する人も多いのではないかとすら思っている。

だが、東京のホームレスで言えば、誰もが冬よりも夏の暑さの方が辛いという。

冬はボランティア団体などから冬用の衣服や、寝袋、布団などが貰えるため、凍死する人なんていないのである。

夏の方が日中でも夜間でもホームレスの身では涼める場所が限られていることから、誰もが辛いと訴える。

年金受給や仕事をして金を持っているホームレスも多い

ホームレスはお金を持っていないというのが一般的なイメージだかもしれない。もしくは、小銭程度しか持ち合わせがないからこそホームレスをしているというイメージ。

実際には十分な金額ではないにしても、年金を貰っていたりしていて定期収入があるホームレスも多い。

日雇いで建築現場や土木系の仕事をしていることもあるし、空き缶集めや、転売屋グループに雇われて“並ぶ仕事”をしている場合もある。非合法なものだと、特殊詐欺の出し子をやっている場合もある。

完全に炊き出しをアテにして生活しているホームレスもいれば、毎月10万円前後の収入があるようなホームレスもいる。ただ、そのお金は手に入れた瞬間にギャンブルに消えてしまうことが多いというが。

近年ではホームレスが貧困ビジネスに取り込まれ生活保護を受給し、ドヤ住まいになるケースも地域によっては増えている。