
沖縄本島からフェリーで30分程度、自転車で周るのも楽しい島
沖縄県は北海道と並び、国内旅行先として常に上位に名を連ねる場所だ。
リピーターや長期滞在者が多いのも特徴で、那覇空港のある沖縄本島はアクセスの良さから、初めての旅行者にも定番の目的地となっている。しかし、沖縄には有人島だけでも39もの島が点在し、それぞれに独自の文化と風景が息づいている。
沖縄本島から30分、気軽に渡れる離島
沖縄本島を何度か訪れたことのある人にこそ、次に目指してほしいのは伊江島だ。
伊江島へ渡る手段は、本部港から出る村営フェリーのみ。乗船時間はわずか30分ほどで、日帰りも十分可能な距離感だ。その気軽さから沖縄県内の人々にも人気が高い。フェリー乗り場は“美ら海水族館”の近くにあり、その周辺からは伊江島の象徴である 城山(ぐすくやま)を望むことができる。
美ら海水族館に行ったことがある人なら、知らず知らずのうちに伊江島を眺めていた可能性も高い。
まずは城山へ、島を一望する小さな冒険
伊江島に着いたら、島の中央にそびえる城山を目指したい。登山道は整備されており、約300段の階段を登り切ると、頂上から島全体をぐるりと見渡す絶景が広がる。 標高は高くないが、海に囲まれた島ならではの開放感があり、短い登山でも達成感は十分だ。
民泊文化が息づく、素朴な島の暮らし
人口約4千人の伊江島には、大規模なリゾートホテルはない。その代わりに、島の家庭に滞在する民泊が盛んで、本州の高校生が修学旅行で利用することも多い。
民泊以外にも、昔ながらの民宿や、港近くにある手頃なキャンプ場など、旅のスタイルに合わせた宿泊方法が選べる。
半日で巡れるサイズ感だけど“静けさ”は本島以上
伊江島はレンタサイクルを使えば、半日もあれば主要スポットを回れるほどのコンパクトな島だ。
しかし、その小ささがむしろ魅力。本島の喧騒に疲れた人にはちょうどいい“静けさ”がある。アクセスしやすく、滞在しやすく、そして何よりも心がゆるむ。そんな離島が伊江島だ。
沖縄本島の観光を楽しんだあと、もう一歩だけ沖縄の奥へ踏み込みたい。そんなとき、伊江島は最適な選択肢になる。次の沖縄旅行では、ぜひフェリーに乗って、ゆっくりと流れる島時間を味わってみてほしい。







