acid

PC & モバイル

久しぶりにSONY ACID Music Studio 10を使おうとしたらライセンス認証サーバーが終了してた

人間は恋人や家族など近しい相手は大切にしようとする一方、人間という種全体は大切にしようとはしない生き物である。

世界中の紛争や、日本でも既得利権などによる格差社会の進行や差別労働などからも見て取れるだろう。

その他の事象としては、SONY ACID Music Studio 10を久しぶり(数年ぶりくらい?)にインストールしようとしたら、「タイムアウトしました」というエラーが出てしまい、ライセンス認証サーバーが終了しているようで起動できなかったというものがある。

そんなに古いソフトじゃないのに

このソフト、いつ買ったのだろう。

たぶん、DTM熱を上げる頃だから2015年頃だと思うのだけど、ずっとやっている半額キャンペーンで5千円くらいだった気がする。

元々は90年代にアメリカのSonic Foundryという音楽とか映像とかの会社が開発したもので、その後にSONYに売却されたり、日本での代理店がソフトの墓場みたいな例のソースネクストだったり、DTM界隈ではよく聞くMAGIXの名があったり、一斉を風靡したソフトなのに、どんだけ転々としているのかと思うソフトではあった。

音楽理論、知識不要で曲が作れるのは凄い

Acidの何が凄いかというと楽器が全くダメ゛ても、楽譜が全く読めなくても、音楽の知識が全くなくても、PC基本操作さえできれば誰でも曲っぽいものが作れるということ。

これは誇張でもなんでもなく、本当に曲っぽいものなら誰でも作れる。

ループシーケンサーの先がけ

Acidの凄さの秘密は、ジャンルにもよるが特にダンスミュージックとかの分野だと、基本的にはプロが作っているような曲でも、大体は数種類程度のドラムパターンや、同じく数種類程度のフレーズのパターンの繰り返しで曲が構成されている。

Acidには大量にそうしたフレーズのパターンが確か3千くらい付属しているから、それを並べていけばそれっぽい曲が数十分程度で仕上がるのである。

通常の打ち込みや生演奏取り込みもできる

使いやすくはないし高機能でもないが、通常のDAWのようにMIDI打ち込みでオリジナルのフレーズやメロディを作ることもできるし、生楽器の演奏を取り込むこともできる。

逆に言うと、Cubaseとか通常のDAWでもAcid的な使い方もできるけれど、Acidのフレーズを並べるだけで誰でも簡単に曲が作れるというポテンシャルは群を抜いている。Macだと無料で使えるGarageBandもAcid的な機能が充実しているけれど、WindowsユーザーからするとGarageBandは慣れないと結構使いにくい。Mac自体が使いにくいというのもあるし(笑)

Acidをオモチャのように思う人もいるかもしれないけれど、プロがやってることと大体同じことをやるわけだから、それなりに頑張れば動画のBGM程度とかだったら、割と誰でも商業クオリティとしてギリギリ通用するくらいの曲が作れるのが凄いところだ。

余談だが、実際にAcidで商業作品としての曲を作ったこともあるから間違いない。それもAcidを買って2週間後くらいに。

PCソフトは買い切り方でも永久に使えるわけではない

サブスク大嫌い人間としては、なるべくPCのソフトは買い切り方を選択したいけれど、ライセンス認証があるようなソフトだとAcidのようにサポートが終了した時点で使えなくなってしまうことがある。

俺にしたって、金にならない契約外の無償労働とか絶対お断りだし、金になるか下心でもないとアカの他人の手助けなんてしないことがほとんどだけど、10年前のソフトをサポートしない気持ちもわからないでもないけれど、買い切り型のソフトなんだし、回避方法くらい用意してほしいものだね。

でも、こんな売却を繰り返されているソフトでは無理か。

仕方なくサポートしていそうなソースネクストに聴いてみたけど、冷たくサポート終了しましたの一言だけだった(笑)

Acidみたいに5千円で買ったソフトなら笑って済ませるけど、これがCubase Proとか5万円くらいするソフトでもサポート終了で冷たくあしらわれるから、人間というのは種全体を大切になどしないきわめて利己的な生き物だというのが理解できるのではないだろうか。

補足 MAGIXのは認証が通る

未確認情報や憶測も含むけれど、ACID Music Studio 10は販売時期や流通経路(ダウンロード、パッケージ版などの違い)によって、いくつかのバージョンがあるみたいで、おそらく後期に流通していたものはSONYじゃなくてMAGIXの表記になっている。

MAGIXのは認証サーバーが生きていて、シリアル番号は共通らしいので普通に認証できるという不思議な状況にあったりする。つまり、SONYのじゃなくて、たまたま散歩中にMAGIX版のACID Music Studio 10のディスクを拾ったりして手に入れることができれば、同じシリアル番号で認証できるということである。う~ん、不思議な世の中だ。

関係ないけど、Chat GPTはじめ生成AIが作る文章は、こういうネットの未確認情報とか適当な情報を拾ってきて真実っぽく語るから、そりゃ嘘だらけの情報になるよね。

これからはAIがすべてみたいに思って、AIに強い人材しか採用しない企業とか日本でも身近にあるけど、ネットの適当情報の集合体を信じてる企業に未来なんてあるのかよと逆に思う。大体そういうところブラックだしね。