
俺が人生で今もっとも感銘を受けているのはメスティンという、一般人にとってはキャンプなどのアウトドアで使う調理器具である。
メスティンはヨーロッパでの軍隊にルーツがあり、100年以上前から存在しているという。
日本語では飯盒(はんごう)と呼ぶから飯盒という名称のほうで知っている人もいるかもしれない。
目次
メスティンは和食から洋食、デザートまで何でも作れる
メスティンは基本的に寿司以外の料理はほとんど何でも作ることができる。
某クックパッドで検索すると炊き込みご飯系はもちろん、パスタにラーメン、カップケーキなどのデザート系、そして俺には理解できないような料理まで、この世に存在する大抵の料理は工夫次第で作ることができるようだ。
メスティンでジンギスカンを作る
人口の多い東京圏および本州寄りの内容だから、某クックパッドには紹介されていなかったが、ジンギスカンももちろん作ることができる。

札幌式に近い岩手県の遠野式ジンギスカン
そもそもジンギスカンは地域差が色々あって、大きく分けると北海道、遠野(岩手県)、信州の3つがあると思う。
その中でも北海道は広大なので、北海道の中でも地域差や家庭ごとの違いというのがある。

食べる時にタレをペロっと付けるのが札幌式や遠野式のジンギスカン
東京圏などの本州の観光客がイメージしているジンギスカンは、圧倒的に焼き肉のように生のラム肉を焼いてタレを付けて食べる札幌式のジンギスカンだと思う。
それ以外のジンギスカンはイメージされることが少ないと思うし、ジンギスカンには豚肉のジンギスカンもあるけれど、ジンギスカンの臭みが苦手と言っている本州人が某知恵袋にいたから、ジンギスカン=羊肉しかないというイメージも世間的にはあることだろう。
札幌圏以外はタレに漬け込んだ煮込み式ジンギスカンが主流

北海道の漬け込み式ジンギスカン
焼肉ってなると、さすがにメスティンじゃ厳しいのではと思うかもしれない。
ところが、焼肉方式なのは広い北海道においては局所的であり、札幌圏の金をワンサカ落としてくれる金の卵みたいな観光客相手の店くらいなものなのである。
田舎のダサい料理じゃ、金は稼げない。年に一度か二度しか来ない旅行者の財布をすっからかんに吸い上げるには、都会のナウいジンギスカンが最適である。日本最南端と思われる沖縄の石垣島で見かけたジンギスカン屋も、おそらく札幌式だったと思う。
札幌以外の北海道の大半の地域では、タレと一緒に肉と野菜、人や家庭によっては豆腐やうどんを入れて煮込む方式の方が一般的なのだ。
いや、正確には極めて主観的に言っているから、人と家庭によるので札幌式とそれ以外の2つしかないというわけでもない。
煮込み料理であればメスティンが得意とする主戦場であり、メスティンがあればジンギスカンが作り放題なのである。
100均のアイテムだけで調理器具が揃うのも素晴らしい

急に野外でジンギスカンを食べたくなった場合などに重宝する。
最近は日本全国どこの田舎でも、人口1万人以上の街なら大抵は100円ショップがあり、そのうちの大抵の店にはメスティンや簡易五徳、固形燃料とライターが売られている。
まともなアウトドアブランドで揃えると結構金が必要だと思うが、100均アイテムだと1千円くらいで全部揃う。軍資金が少なくとも問題がないことが多い。
しかも、軽くて持ち運びが楽というオマケもある。登山とか徒歩キャンプだと、むしろこっちが重要な場合もあるし。
ガスコンロとかまともな調理器具だと、キャンプ用でもなんだかんだで結構嵩張ることが多いが、100均の固形燃料は燃えてしまえば持ち運ぶ必要すらない。
急にジンギスカンやアウトドア調理がしたくなった場合に備えて、メスティンのことは覚えておいて損はない。








