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尾道レモン塩以外の「ご当地塩」は実際には使い道がほぼ存在しない

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観光地に行くと、最近はどこにでも「ご当地塩」が並んでいる。

その土地っぽいフレーバーをまとった商品が棚を埋め尽くすが、実際のところ、中身は普通の塩に余計な風味を足しただけの代物だ。

そして、こういう塩を買ったとしても、家に持ち帰るとほぼ使われることはない。理由は簡単。日常の料理に必要な要素がひとつもないからだ。

各地のご当地塩の例

観光地でよく見かけるご当地塩には、それぞれ「買いたくなる魅力」と「家に帰ると使われない理由」がセットで存在している。ほとんどの都道府県に存在すると思われるが、その例を挙げてみる。

昆布塩(北海道)

昆布の風味が効いているのはいいが、実際は和食にしか合わなくて使い道が限定的。

ハイビスカス塩(沖縄県)

沖縄らしい鮮やかな赤が目を引くのに、香りと味が邪魔で使い道がほぼ存在しない。

海老塩(三重県)

海老の風味なのはいいが、そのせいで合わせられる料理が限られるのがネック。

明太子塩(福岡県)

もはや通常の塩というより、おにぎり専用という割り切り型。

ご当地塩の9割は観光地のテンションでしか成立しない

ご当地塩は、旅行中のテンションに寄生して売られている。非日常の空気、旅先の高揚感、SNS映え、パッケージの可愛さ。こうした外部要因が価値のほぼすべてを占めている。

しかし、家に帰った瞬間に旅先テンションという魔法は解け、「普通の塩の方が美味しいし使いやすい」という当たり前の事実が立ちはだかる。しばらく経つと、ご当地塩は料理の邪魔をするか、使い道が限定される“いらない存在”であることが浮き彫りとなる。

尾道レモン塩だけが例外である理由

そんな根本的課題を抱える“ご当地塩界隈”で、尾道レモン塩だけは別格だ。

これは単なる観光地向けの商品ではなく、日常の調味料として成立している唯一のご当地塩である。レモンの酸味が軽く、料理の方向性を壊さず、肉、魚、野菜のどれにも合い、和食にも洋食にも馴染む。

普通の塩の延長線で使える合理性がある、唯一のご当地塩だ。他のご当地塩が「旅行の思い出」で終わるのに対し、尾道レモン塩だけは「生活の味」に昇格できる。この差は圧倒的で、埋まることはない。

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普通の塩が万能であるという現実

そもそも、塩は味覚の基準点であり、どんな料理にも合い、余計な風味がなく、失敗しない。

変わり種塩は、この基準点の強さには勝てないのだ。だから、尾道レモン塩以外のご当地塩は、「観光地で買った瞬間だけ存在する幻」と言っていい。観光地で買うのは旅の思い出にはなるが、キッチンで生き残るのは尾道レモン塩だけで、それ以外は棚の奥で眠る運命にある。

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