ヤマト

自転車ノウハウ

キャンプ用ガスコンロ、ガスボンベを送る方法

人によってはキャンプの醍醐味がキャンプ飯にあるようで、キャンプでガスコンロを本州から北海道などの遠隔地に送りたい人向けの情報。

結論、飛行機はNG、ゆうパック(郵送)NG、ヤマト部分的にOK

ガスコンロやガスボンベは飛行機には手荷物、預け入れ、いずれの方法でも載せられない。

間違って載せようとすると大幅に飛行機が遅延することになったり、多大な迷惑をかけることになる。手荷物としては空港に絶対に持っていかないこと。

ガスボンベはもちろんのこと、ガスコンロ等の器具も使用済みの場合は飛行機には載せられない。火を使う小物系のグッズとかも新品以外は廃棄を求められる場合があるので、現地で買うか別送にしよう。

ヤマトではガスボンベは新品、未使用に限りOK

2023年8月現在、本州→北海道などに送る場合は陸送扱いとなるものの、キャンプ用ガスボンベは新品、未使用に限り送ることができる。

陸送なので1日程度余分に日数がかかる場合もあるので、受取日には注意。キャンプ用のガスコンロ、ガスボンベと品目に明記する。

なお、キャンプ用のガスコンロに限っての話で、それ以外の業務用等のガスボンベは話が別。

詳しくは下記公式サイトで確認しよう。

ちなみに、以前は新品、使用済みなどの区分けがなかった気がするが、2023年8月現在はガスボンベについて新品以外は扱えないと明言されている。

ガスボンベで調理がしたい場合は新品を送って現地で使い切るか、面倒でも現地購入するのがよいだろう。

固形燃料という妙案も!?

ガスボンベは送るのも現地で処分するのも経験的な大変なので固形燃料を使うという妙案もある。

固形燃料は100円ショップでも売られているし、小さいゴトクを使って、ちょっとした料理くらいはできる。

個人的には遠隔地のキャンプ料理はすべて固形燃料にしようかと思っている。

固形燃料なら現地で使い切って処分するのもガスより簡単だし、後始末で苦労することも少ない。

旅先からヤマトの荷物を送ったり受け取る方法

ヤマトは営業所持込か、セブンイレブンなどのコンビニで発送できるので旅先から送るのにも便利。

最近はスマホアプリから発送できるようになったので、伝票を書く手間もなくなつた。

旅先で受け取る時は、旅先のヤマト営業所やホテルなどに送ったものを自分で取け取る形となる。

補足 ゆうパックは完全不可なので注意

ゆうパックは田舎から都会まで全国各地の郵便局から送ったり受け取ったりできるが、残念ながらキャンプ用ガスは扱えない。

一見するとヤマトの競合のように思えるが、ゆうパックは郵便法の絡みがあって、規則でガスボンベ関係全般を一律で扱えないのが理由である。

地方の郵便局とかだとガスボンベと書いてあっても受け付けできたりもするが、トラブルや時間の無駄になるので、ガスボンベ関係でゆうパックは使わないこと。

旅モノ

【箱詰め不要】ヤマト運輸でカバンのまま送る方法

旅行の荷物が多かったり、旅先で予想外に荷物が増えてしまった場合、その荷物を何とかしたくなる場合があると思う。

宅急便などで荷物を送る場合、一般的には段ボール箱を使って荷造りしたうえで送ることが多い。

しかし、ヤマト運輸では箱詰めせずにカバンのまま送ることが実は可能。実際に送ってみたのでレポートする。

手順1 ヤマト営業所で専用のビニール袋を買う

きちんとしたスーツケースに限らず、ボストンバックやリュック、バックパックといったものでも送ることができる。基本的にはヤマト運輸の営業所で売られている「ボストンバッグカバー」というものを使う。サイズ別に用意されており、価格はMサイズが130円、Lサイズが205円。

なんてことないビニール袋なので、ゴミ袋などで代用することも可能と思われる。

手順2 ヤマト営業所やコンビニなどで通常通り送る

あとは普通に箱詰めした場合と同様に、伝票を書くなりして最寄りのコンビニしかで発送手続きをする。最近だとスマホで発送手続きした方が割引されたりするのでお得。

ちなみに、このビニール袋は破れない限りは複数回使うことができるので、行きと帰りで使うこともできる。平均で10回くらいは使えると思うのでコスパはそう悪くない。

より自由な旅のデザインが可能

本当になんてことないビニール袋だけど、こういったことができると知っておけば、旅のデザインの自由度が増すのではないだろうか。

LCCなどの飛行機の場合、スーツケースを預けるよりも大和で送った方が安いこともあると思う。LCCの荷物料金は高いし。

筆者の場合、以前は箱詰めして飛行機に載せられないガスボンベを含むキャンプ道具一式を送っていたが、旅先で箱を持ち歩くことはできないので、帰りは帰りで箱を長歌津するのだけど、ちょうどいいくらいの箱がなかなか見つからない場合もあり、そのために時間や労力を無駄にしていた。

この方法の場合はボストンバッグとかに収納してビニールを被せるだけ。余計なゴミも発生せず、旅先での時間も節約できるので快適になった。

しかも、箱に詰める場合より、サイズが小さくなる(?)こともあり、料金も節約できるかもしれない・・・というオマケもある。料金区分が変わる微妙なサイズの場合、店員さんの測り方によって値段が結構変わるので注意。

※画像出典、参考サイト
https://market.kuronekoyamato.co.jp/market/