某グルメサイトを運営する某企業はポイントをばら撒くのが大好きなのか、妙に1500円分のポイントを送り付けてきて、指定のいくつかの店で飲食して来いよと言ってくる。
3分の1の確率で美味しい店でタダ飯を食べられる一方、3分の2は「こりゃ、ポイントばら撒かないと客が来てくれるわけない」というガッカリな店だったりする。
普段は健康と気兼ねなく食べられるのがいいということで自分で作った料理がメインなので、外食産業自体、旅先くらいでしか利用することはないが、ポイントばら撒きの対象店というのは、3分の2は存在できているのが不思議な味のレベルのことが多い。
外観や内装はオシャレなのに料理のレベルが低い
あの企画経由で訪れる店は、決まって味が残念な一方で、外観や内装はオシャレなことが多い。
その視点からオシャレなカフェや飲食店はなぜマズいのか仮説を立ててみよう。
雰囲気重視で味を求める客が来ないから
雰囲気さえ良ければ、飲食物は空腹と喉の渇きを癒されればどうでもいいという客がメインという説。
そもそも、オシャレなカフェなんかはカレーはレトルトが当たり前らしいし、それが外食産業に近寄りたくない理由でもあるが、カレーなんか頼んだ日には100円のレトルトカレーが1000円の料理になっているのだから、もはや雰囲気料が9割ということになる。
雰囲気すらそんなに良くない所だと何に金を払っているのかもわからず。
女子会向けの施設だから
クーポンを使う時に避けた方がいいのは、女子会というキーワード。
女子会向けの施設の場合は飲食物は空腹を満たすだけのものだから、オマケみたいなもの。経験的に味は全く期待しない方がいい。
イタリアンの店でもオススメメニューに挙げている1200円もする小さなグラタンの具がジャガイモ程度ということも珍しくない。そもそもグラタンはイタリアンじゃないし。
外観や内装にコストと労力を使い切っているから
日々、料理のレベルを上げるのにエネルギーを注いでいたり、新鮮な食材を入荷するためにコストを使っているとしたら、外観や内装は程々のところに収まるはず。
もちろん、高級店などでは外観も内装も飲食物もレベルが高いというのもあり得るだろうが、それは飲食物の値段が高かったり、老舗や有名店である場合だろう。
そのへんの住宅街や寂れた郊外の駅前にあるようなオシャレ店舗の場合は、味はとにかく期待しない方がいい。
400円もするジンジャーエールの炭酸が抜けているのがその根拠である。ペットボトルから注がず、せめて缶にしてくれとも言いたくなる。