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【約定→やくてい?】意外と間違いやすい『株』で使う基本用語の読み方まとめ

取引が確定する「約定」という言葉は、株をやっていると何度も目にするものの、半分以上の人が正しい読み方を知らないという。約定は「やくてい」ではなくて「やくじょう」と読むのが正しい。

日本では義務教育ではもちろん、高等教育でも一部を除けば、ほとんどの人は株式投資を学ぶ機会が一切なく社会人になる。そのため、いざ株式投資をやろうと思って入門書などを買っても、出てくる専門用語にふりがながない場合もあって、何となく自分なりに読んでいる個人投資家が多いのではないだろうか。

今回は初心者が間違いがちな基本用語の読み方をまとめてみた。

〇〇値

投資の世界でも分野によって異なるが、株の場合は「〇〇ね」と読むことが多い。

例 「始値(はじめね)」「終値(おわりね)」「安値(やすね)」「最高値(さいたかね)」「引値(ひけね)」など。

〇〇玉

信用取引で使う玉は「〇〇ぎょく」と呼ぶ。

「買いだま」「売りだま」と読みたくなるけど間違い。ヤクザ映画とかヤンキーとかが言う「あいつは大した玉だな」の「たま」ではないので注意。

例 「建玉(たいぎょく)」「買玉、買い玉(かいぎょく)」「売玉、売り玉(うりぎょく)」など。WindowsのMS-IMEでも変換できるので、実は一般用語やビジネス用語のレベルなのかしらん。

〇〇足

チャート関係でよく目にする足は基本的に「〇〇あし」と読む。

例 「日足(ひあし)」「週足(しゅうあし)」「月足(つきあし)」「1分足(いっぷんあし)」など。日足を「にっそく」と読むと説明している書籍等もあるものの、株の世界のプロたちは伝統的に〇〇あしと言う。