鳥取砂丘

旅モノ

鳥取砂丘に行ってきたぞ ~鳥取旅行記・山陰海岸ジオパーク~

日本最大級の砂丘、鳥取砂丘に行って来たぞ。

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東京方面から鳥取までは東海道本線を乗り継いで京都で乗換え、さらに山陰本線を乗り継いで16~18時間くらい。10年くらい前はJR東海の普通列車は酷いものだった記憶があるが、今の新快速列車はクロスシートで長距離でもかなり快適。関西地方も中・長距離列車はクロスシートが中心。ロングシート主体の関東や東北地方の普通列車なんかよりずっと楽だ。

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鳥取と北海道は実は深い関わりがある。鳥取市の人口は約20万人だが、同じくらいの人口の北海道での主要都市の一つ、釧路市は明治17年、18年に旧鳥取士族513名が移住して開拓した街。鳥取を語らずに北海道は語れない。

鳥取市の町並みはどことなく釧路市と似ている。ターミナル駅の近隣にモクモクと煙をあげる工場、大きな川、寂れた駅前通(鳥取市の方がやや栄えている)、自然環境に恵まれた郊外など、両市はどこか面影が似ている。

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街を離れて砂丘へ向かうこと小1時間、砂丘の案内が見えてくる。このあたりは山陰海岸ジオパークというらしい。『ジオパーク』に聞き覚えのある読者は素晴らしい。北海道で見かけた例のジオパークと同じもので、世界遺産みたいなの一種で、日本や世界にそういったものを認定する団体がある。これに認定されると観光客を呼びやすくなる。

砂丘と砂漠は違うのか? というと基本的に同じ。ただイメージとしては砂漠の方が過酷なイメージで、鳥取砂丘の場合は当然、雨が振るし、観光地なので過酷な環境ではない。

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念願の砂丘到着。

冬だし、風が強いし、小雨はパラつくわで、ある意味、過酷な環境であった。正直、日本や世界の色々な所を見てきたけれど、鳥取砂丘ほど感動したというか、ウキウキした場所はなかった。鳥取から何か貰っているわけではないが、本当に鳥取砂丘は楽しかった。

全ての人が鳥取砂丘でウキウキできるのか? というと、そんなことはないと思うが、自然や地球というものに興味があったりする人でツボに嵌ればこれほど面白い所はない。冬だから人は少ないが、本当の砂漠には行ったことがないけども、遠くに歩いている観光客が遊牧民というか、砂漠の民に見える。向こうからも自分が砂漠の民に見えているに違いない、と思うととても楽しくなる。

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オアシス発見。ぶっちゃけると、鳥取砂丘はでっかい砂浜みたいなものなので、雨が降ったりすると水溜りができる場所があったりして、また楽しい。丘のようになっている所を登ったり降りたりするのと、かなり楽しい。

鳥取砂丘

・入場料金 無料
・アクセス 東京方面から普通列車で16~18時間くらい。鳥取駅から徒歩1時間。
・お勧め度 ★★★★★(最大)