PC & モバイル

Affinity DesignerでイラレのAiファイルを読み込ませるのは現実的じゃなかった話

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

AdobeのIllustratorの買い切り型代替アプリとして注目されているAffinity Designerというアプリ。

本当にイラレの代わりとして使えるのかどうかテストした結果、少なくともAiファイルとの互換性が絶望的で全く代わりにならなかった。

互換性を求めるなら諦めよう

同じようなケースの人がいればと思い共有。

やりたかったことはWindowsのIllustrator CS6で昔使ったレイアウトなどのAiファイルをMacのAffinity Designerで開いて編集するということ。

Aiファイルは読み込めはするが、日本語が文字化けオンリーで全く使い物にならなかった。Webデザイナー的に考えれば「文字コードの問題?」とか思ったけど、イラレとかAffinity DesignerにUTF8とかそんな設定ない気がするし、フォント名を英語のものに合わせれば解決するのかな・・・などと、甘い考えで半日くらい奮闘。

結果、解決できず、Aiファイルとの互換性は求めてはいけないと思った。ただ、日本語のテキストがなかったり、シンプルな図形だけとかのAiファイルなら、そこそこ開ける気もする。双方のアプリを行き来して編集するとか、地獄を見る気がするので辞めた方がいいと思う。

ちなみに、Inkscapeという昔からあるフリーのイラレ代替アプリも試したが、これは固まったり何なりで全くダメだった。同じようなケースで時間を無駄にしそうな人の参考になれば幸い。