PS3の「アーシャのアトリエ」のゲームレビュー、プレイ記録。ネタばれあり。
ブックオフでアプリのクーポンとか使って150円くらいで購入。
黄昏シリーズということで、ジブリ映画とかにありがちな(?)荒廃した世界観が舞台。
普通に街が賑わっている気がする
主人公のアーシャこそ、辺境の村でつつましい暮らしをしているという設定だけど、都市部に行けば普通に商店街があったり、身なりもオシャレな人たちばっかり。
店売りの商品とかも普通に充実しているし、物資が不足しているという感じもない。
世界観設定とは裏腹に、特に荒廃した世界という感じがしない。黄昏感に浸りたくてプレイしたんだけど・・・。
旅の目的は終始、妹のニオを救出すること
ゲーム内のプレイ期間は3年間でその間は自由に散策をするタイプ。
場面場面でやることが明確ではないが、3年間の間に行方不明の妹であるニオの手がかりを見つけて期限までに救出するのが目的。エンディングは何種類かあるが、ニオを救出できるかできないかで大雑把にバッドエンドかハッピーエンドかが変わる。
アーシャのアトリエの進め方
PS4の「リディー&スールのアトリエ」とかに親切にやることがリストアップされてたりしないので、何をやったらいいか、どこに行ったらいいかがパッと見わからないタイプ。
PS3時代の他のアトリエと同じく、そんなときはとりあえず隣近所の行ける場所に入り、「マップ内の採取ポイントで全部採取する」、「マップ内のモンスターを全部倒す」という作業をやろう。
そうすると、なんとな~く行ける場所が増えたり、錬金術で作れるものが増えたりして、結果的にストーリーを進めるフラグがどことなく立ったりする・・・っぽい。
まぁ、採取しまくる作業が単調なのと、雑魚戦がどれも単調過ぎてパッとしないのが辛いけど。コツコツ作業が苦にならないなら、楽しいかもしれないけど。
キャラクターはウィルベルちゃん一択
味方になるキャラクターのうち、オススメなのは魔法使いのウィルベルちゃん。
実際、人気投票でもトップだったりするし、良くも悪くも刺さる部分が少ない主人公アーシャよりも印象に残る人は多いかも。
戦闘の時に袖がバサバサっていう音がするのが耳障りなのと、採取地で「今日は日が悪い」という同じセリフばっかり再生されるのが気になるけど。
一番残念だったのは口パクの酷さ
記憶にある他のアトリエシリーズでは気になったことがあまりないけど、イベントでキャラの口パクが酷い。
セリフと口パクが合っていないというか、そもそも合わせるつもりがなかったのではないかと思う。喋っている場面は全く同じ口パクの動作が延々とループする仕様。
戦闘や採取がアレだから、せめてイベントシーンくらい力を入れて欲しかったなぁ。
ちなみに、公式サイトはフルFLASH仕様で現代では閲覧することができないという。2012年でフルFLASHか・・・。