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【著作権問題】Wayback Machineなどのアーカイブサイトについての持論や対策

インターネットの世界にはアーカイブサイトという厄介なシロモノがある。

アーカイブサイトとはネット上に存在しているサイトなどを複製、保存しているサイトのこと。

日本でも公的な機関として国立国会図書館が官公庁や行政、許諾の取れた民間企業や個人サイトなどをアーカイブしているが、アメリカには公開されている世界中の全てのサイトを無差別に機械的に自動収集するWayback Machineという怪物が存在している。

Wayback Machineの何が問題か?

許諾の有無なしに一般個人を含めた、あらゆるネット上の公開情報を収集していること。

これはアメリカ的な考え方によるものと思われる。ネット上に一般公開されている情報は、もはや人類の共有資産という扱いでパブリックなものだから、許諾なしに勝手に収集してよいという考え方によるものなのであろう。

そして、一旦収集、保存されてしまうと、運営者本人が面倒な英語のメールやフォームで削除(単に非公開であるという説もある)して貰わないとならない。

本人が面倒な手続きで削除申請しない限り、サイトが閉鎖された後も何年、いや何十年もデータが残ることになる。

つまり、若かりし頃などインターネットのイロハを知らない時期や、酒の勢い、その他、何げなく公開した20年前のサイトとかが保存されている場合もあるということだ。

Wayback Machineにrobots.txtは効かない

robots.txtというのは、Googleなどのサーチエンジンのクローラー制御に使うテキストファイルのこと。

サイト運営者がサイトのルートディレクトリに設置すれば拒否することも出来るとされているものの、個人的な経験から言うと、どんなに拒否する記述を無視されてしまうのだ。

とあるSEOの権威がある人の情報によると、2010年代後半からはWayback MachineはすべてのWebサイトを保存することを使命としているために、robots.txtを完全無視する鬼畜仕様になったという。

自分が運営しているいくつかのサイトで実験したが、3種類ほど拒否する記述をしたものの、ものの1サイトもWayback Machineのクローラーを完全ブロックできたサイトはなかったのである。

誰にも知られていない未知なるクローラーがあるのかと思い、Googleを含めた全てのクローラーをブロックする記述をしても、やはりWayback Machineはブロックできなかった。

これは衝撃的な事実であり、怪物と言わざるを得ない理由である。

国家レベルでアーカイブサイトが運用されている理由

日本でも国がアーカイブサイトを運営しているが、その目的は国や行政機関などが公表する(していた)情報は歴史的な価値があったり、あとで参照したい需要があるからである。

例えば、2011年に起きた東日本大震災や、最近だとコロナ禍初期の国や行政のグダグダな対応を後になって調べる必要があったとき、サイトの情報が更新や削除されていると当時の情報を参照できない場合がある。

行政機関以外にも人々の暮らしに影響力のある企業や、著名人のブログなどもアーカイブ対象にされているのは、そのためであろう。と言っても、日本の場合はアーカイブされるものは事前許諾されたものに限られている。

それに対して、アメリカの非営利団体が運営するWayback Machineはすべてのサイトが対象で、アーカイブを確実に拒否する方法がない。

研究目的だと言うもの個人の日記が研究対象か?

Wayback Machineにしても、そのアーカイブされた内容は英文の利用規約などを見ると研究目的に限定されているという。

しかし、一般個人のブログやX(旧ツイッター)、SNSなども無差別に収集するのは、どんな研究なのかと疑ってしまう。広い意味での人類、一般個人のインターネットにおける活動を研究しているのかもしれないけど、そんなプライバシーに踏み込んだ研究は変態的で悪趣味としか言えない。

特に日本みたいな閉鎖的な島国だと、インターネットにしか感情のはけ口がなかったり、唯一の創作活動発表の場であったりもするから、無差別に許諾なしにアーカイブする神経を疑ってしまうのである。

サイトが勝手にコピー、複製されるのが困る理由

個人運営のサイトやブログだと、プライベートな内容が多かれ少なかれ含まれているのが通常。SNSだとさらにその傾向が強いであろう。

SNSは何月何日に誰々とどこに行っただとか、どこの店で食事をしたとか、交友関係や異性関係が含まれる場合もあるだろう。

自分のサイトで文章やイラスト、写真、動画などの創作物を公開している人であれば、作品に対する考え方や技術の向上などによって、過去の作品を削除したい場合もある。

後になって無料で公開していた作品を商業作品として販売するケースもよくあるが、同じ作品がアーカイブサイトで無料で閲覧、ダウンロードできるとなると、商業的に成り立たなくなってしまう。

運営者の意思によって削除された内容が見れてラッキーだと思うのは、閲覧者側でしかなくて、運営者サイドとしては迷惑な困りごとでしかない。

そもそもWebサイト自体が著作物なのである

そもそも問題として、Webサイト自体が著作物、商業価値のある存在というのもある。

大企業のサイトだと2千万円以上もの大金をかけて制作される場合も少なくない。ロゴ一つ作るだけでも著名な制作会社に頼めば何十万円もかかるのは普通だし、Webサイトというのは一般の人が思う以上に商業的な価値が高いのだ。

また、企業のサイトだと芸能人やタレントの写真を使う場合もある。それらは契約期間が設定されている場合が多く、契約期間が過ぎれば速やかにサイト上から削除しなければならない。

企業のサイトでも個人のサイトでも、運営者側が公開状態を自由にコントロールできないアーカイブサイトに勝手に「コピー」されてしまっては困るのである。

研究目的なんていうのは、シビアな納期に追われたりして、神経尖らせてクリエイティブした人間の気持ちが考えられておらず、もはや研究者だかの腐れエゴでしかない。人が一番恐ろしくなるのは、自分のやっていることを正義だと錯覚してしまう時だ。

運営中の自分のサイトであれば除外申請は比較的簡単

上記のように、多くの場合はインターネット上に公開されているサイトやブログ、SNSはWayback Machineに自動的に複製されてしまう。

例外なのはログインが必要な会員制サイトや、高度にシステム的に制御されているサイト、Googleなどのメジャーなクローラーにもほとんどひっかからないような、SEO的に非常に弱いサイトやブログ、SNSくらいである。

無料ブログなんかは意外とSEOが強いので、何の気なしに無料ブログで日記とかプライバシー満載のものを掲載している場合は、ほぼほぼ複製されていると考えてよい。

Wayback Machineに無断複製されてしまったサイトをどうやって削除するかというと、以下の条件が揃っていれば比較的簡単である。逆に以下の条件が揃っていなければ、不可能か相当難しいであろう。

ちなみに、厳密にはWayback Machineでは削除ではなくて「除外」という言葉で統一されていることから、単に外部から見えなくするだけの処理をしていると思われる。

運営中の自分のサイト、ブログであること

自分自身が今現在において管理者であったり、ログインできる状態であることが必要。

除外申請をする時に申請に使うメールアドレスの情報を、そのサイト内(ドメイン内)に記述することで本人確認が行われるからである。

すでに解約してしまったドメインやサーバー、退会したブログやSNSだと本人確認ができないので除外申請が通らないと思われる。

高卒程度の英語力か翻訳能力

全世界のサイトを無差別にクロールしている割には、このグローバル時代に英語でしかやり取りできない。

ロジクールという日本でも有名なPC機器メーカーは、本社がスイスでユーザーサポートのチャットも外人が対応するものの、翻訳ツールで日本語でやりとりできて素晴らしかったが、Wayback Machineを運営するInternet Archiveは英語が世界の共通言語と言わんばかりに、英語でしかやり取り不可能。

基本は翻訳ツールで何とかなるからはずだが、無差別にコピーを作るような相手と慣れない言語でやり取りしないとならないのはストレスである。

勝手に世界中のサイトを収集、複製するなら、誰もが簡単に削除できる仕組みをまず作れよ、って思うんだが。

2024年11月現在の除外申請方法

ネットで調べると先人の闘いの記録をいくつか見ることができるが、自分がとった方法を紹介。

流れとしては、英文メールで申請したあとに、フォームから申請してくれと言われてそこに入力。最初からフォームで入力するのもアリだと思うのだが、無料フォームを使っていてそこへのリンク先はどこかに掲載されているか不明なので、一応メールから問い合わせるのが基本のような気がする。

送るメールアドレス

info@archive.org
wayback@archive.org

宛先はこの2つに設定するのがよい。

削除申請の例文

英語が得意な人は自分で「許可も取らず勝手に複製しやがったアーカイブをさっさと削除しろ」と書けばよいと思う。

Hello.
I’m the owner of the following site.
(サイトURLを記載)

I’m officially requesting the immediate removal of the above sites/domains from web.archive.org and the Internet Archive Wayback Machine.

Kind regards,
(適当な名前で署名)

こんな感じで送れば1~3営業日くらいで英語で「こちつのフォームから申請してくれ」という返信があるはず。

フォーム記載方法

案内されたフォームに記載していく。

編訳ツールで調べながらやればよいが、個人のサイトやブログだとドメインの所有者は自分の氏名ではないはずなので、そのサイトの所有者であることの証明は申請したメールアドレスになるであろう。フォームがバグっていて、所有していないと選択しても所有期間と氏名は入力必須となって困ったが、名前に適当にNoとかいれたら申請できた。

サイト内にメールアドレスを記載するのは得策ではないので、メールアドレスだけが記載されたどこからもリンクされていないhtmlファイルを適当に作って、そのURLをフォームに記載するのが簡単であろう。

フォームの申請が通れば時差の関係もあるものの、最短半日くらいで除外される。

注意すべきは削除期間の設定。想定より長めにしておかないと、ファイルの残骸や下層ページが細切れに残ったりする。

Wayback Machineに保存を回避する方法

robots.txtでは回避できないので、高度な技術がなくても出来そうな対策は以下になるだろう。

パスワードをかけてログイン制のサイトにする

Basic認証みたいのをかけたり、無料ブログなんかでもパスワード制にできる場合がある。

そもそも多くの人に何らかの情報を発信したり、アクティブに活動したい場合には向かないが、行き場のない愚痴を書いたり、ストレス発散系のブログなんかはパスワード制にした方が安全だろう。

日記はローカルのサイトにして公開しない

行き場のない愚痴などの日記は公開する価値があるのか微妙だし、案外、文章に書きだすだけでも目的が達成できたりするので公開しない方法も考える。

自己表現や創作活動、他者へのアピールはできないけれど、勝手にアーカイブされるのは創作活動の妨げになるという良い例だろう。

まとめ アーカイブサイトは作り手側にしたら迷惑でしかない

公的サイトなどではアーカイブサイトが有用な場合があるのはわかるが、一般個人のサイトやブログ、SNSの無許可の複製保存は変態的にしか思えない。

自分の場合は上記の方法で「一時的な除外」が認められたが、どうせまたクローラーがやってくるんだろうけどね。

過去に退会したブログとかSNSとかだと消すのは相当難しいか無理だと思う。ほんと勝手にコピーされたサイトを消すのにどれだけ手間と気苦労かけさせるのかと思う。

個人の考え方次第だけど、自分の創作物などが未来永劫、地球が滅びるまで残ってくれる方が嬉しいって人もいれば、自分の死後は物理的にも情報的にも何も残ってほしくないと考える人もいることを理解して欲しいと思う。できれば墓とか仏壇とかも作ってほしくないと思うし。

ゲーム

【PS4】「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ(P5S)」レビュー、クリア感想(ネタばれあり)

PS4「ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ(P5S)」のゲームレビュー。個人の感想、ネタバレあり。

ストーリー的にはクリアに150時間かかるペルソナ5の正当な続編を描くものの、ゲームシステムはRPGから無双シリーズ的な大量に沸く雑魚をメッタメタにするようなゲームになったかと思いきや、その実態はどっちつかずの中途半端なものであった。

クリア時間は20時間くらいのアッサリしたもの

クソ長かったペルソナ5本編から比べると、とても短いアッサリしたものになっている。

本編のクリア後ということで最初からメンバーは沢山いる。バトルに参加できるのは4人+ナビ担当なので、しょっぱなからFF5顔負けの主人公以外は全員女性パーティーのハーレム軍団を組むことも可能。時流のAI少女もいる。

装備品でステータスアップできるゲームだが、ストーリー進行ごとに新しく入荷する店売りの武器、防具で十分。というか、興味なさ過ぎて強力な武器とかがどこかに存在するのかどうかはわからん。

難易度は3段階から選べる。イージーにすれば、昔の龍が如くシリーズみたいに回復しながら、ボタンを連打して物理で殴るだけで大体の雑魚とボスが倒せる。

ペルソナ5本編と違い、ストーリー進行に時間的な縛りはない。

バトルがきつくなってきたら回復アイテムを買い込んだり、先に進まずにレベル上げしたり、時間と気力が許す限りはプレイヤーの自由に進められる。

北海道から沖縄まで全国数都市を回るが・・・

ジェイルという、本編で言うところのパレスのようなダンジョンを巡る。

本編と同じく、現実社会を生きるには必要不可欠ではあるが、汚い手を使って成功した人物や、政治家などの裏の顔を暴いていく青春ジュブナイル物語。

本編最初のパレスでは鴨志田という暴力セクハラ教師が印象的だったが、P5Sでも一番最初である渋谷編では、き〇りーぱみ〇ぱ〇ゅみたいな女の話がゲーム全編の中で一番盛り上がる。本編を遊んだ人へのファンサービスであろうか。

渋谷の後は夏休みという設定なので、キャンピングカーで全国を回ることになる。

2番目の舞台となるのは仙台。

キャンピングカーでそんなところ行くかよ? って気もするけれど、仙台の駅前やアーケード街を散策できる。ゲーム的には名物のずんだ餅を買ったり、何人かの通行人に話しかける程度の要素しかない。龍が如くシリーズほどの作りこみはないけれど、仙台駅の外観は本ゲームの中としては、結構力を入れている気がする。

仙台でも他人のゴタゴタにクビを突っ込んだ後は、北海道の200万都市、札幌に向かう。

キャンピングカーでわざわざ100万都市とか200万都市みたいな大都会のど真ん中ばかりに行くかよ? って感じもするけど、札幌は大通公園からすすきの交差点付近を散策することができる。

やっぱりゲーム的には通行人の何人かに話しかけるだけの要素なのは残念だし、狸小路や創成川にも行けず行動可能範囲があまりないのと、タイアップしている店とかも全然見当たらないので、期待していたほどの旅行感はない。北海道出身者としては、かなり中途半端でがっかり。

各都市にジェイルがあるのだけど、渋谷と仙台と札幌は見た目が違うだけで、塔に登って何かを3つ回収していくだけという流れがワンパターン。

結構アクション要素もあって、2段ジャンプを駆使したり、立体交差しているので全然役に立ってくれないミニマップを睨みつけながら散策していくのがダルい。序盤のジェイルからして「こんな場所わかるかよ?」っていう場所が正解ルートであるパターンも多い。

札幌のあとは一気に沖縄に移動

キャンプ天国の道内各地を回らず、キャンピングカーでこんな正気でない移動をするキャンパーはいないと思うが、次に訪れるのは沖縄。

この手の沖縄が舞台になるゲームのお約束で那覇の国際通り付近を散策するのかなと思ったが、神聖な島である久高島という離島をイメージしているのかもしれないが、一気に離島に行く。

ゲームの攻略的にも研究所みたいな施設に入り込んでいる時間が多く、沖縄的要素は少ない。

旅行的要素を感じられるのは、各地にあるご当地グルメだろうか。大阪だったらタコヤキみたなノリ。

ただ、このご当地グルメにも問題はある。ゲーム攻略的には回復量がHP10とかしょぼいにも関わらず、種類だけは沢山あるため、アイテム欄がごちゃごちゃしてしまう。

中盤以降ではバトル中にHP100とか200とか一瞬で削られるので、こんなしょぼい回復量のアイテムを沢山持ち歩くのはダルい。

まともな回復量のアイテムは2つくらい買うと入荷待ちになって沢山は買えないから、ご当地グルメの購入を誘導するような作りはなっている、

沖縄のあとは京都に行くのだが、ここは神社風の森の中で、京都だかなんだかわからない。

てっきり四条とか河原町を散策できるのかと期待していたが、現実の地方都市の街並みを再現するのは工数がかかるということに、仙台と札幌を作って気づいたのだろうか。

京都のマップはワープするような作りになっていて、手探りでマトモに攻略するのはしんどい。

京都編のボスは自分のコピーみたいなやつ。

本作で一番強かったが、まともに戦うよりも灯籠の近くで待ち伏せして近づいてきたらグルグル回転するやつを使うという、卑怯じみた戦法を使って何とか倒せた。ちなみに、こいつ以外のボスは大体は物理で殴れば倒せる。

次に向かったのは大阪。

道頓堀あたりが再現されていたけれど、仙台や札幌よりは行動可能範囲は広いものの、面白みはそれほどない。妙にヒョウ柄の服を着たオバちゃん複数が闊歩していたり、ステレオタイプな街並み。ジェイルの攻略的にはワンパターンで飽きていた。

大阪の後はイベントを挟んだりしてから、ラストダンジョンである東京タワー風の場所へ。

ラスボスはまさかの全員参加

ラストダンジョンも大したものではないのだけど、ラスボスだけは不意を突かれた。

ずっとFF5のバッツ状態だったが、なんと3パーティーに分かれて全員でラスボスと戦うのだと言う。

幸い、一度も使っていない男性キャラも半分くらいは経験値が入るらしく、それなりに育っていて助かった。

さすがにレベル1のままだったらヤバイと思ったけれど。

ラスボスも演出が少し派手なだけで、大したやつではなかった。ゴリ押しで倒せる。弱い。

それぞれの街は後で自由に探索できない

ジェイルという敵がうろついている状態なら、後から自由に訪れることはできるものの、それぞれの街にはストーリー進行している時しか訪れることができない。

クリア後でも同様で、龍が如くで言うプレミアムアドベンチャーもない。

もっとも、話しかけられる通行人も5人くらいしかいないし、しょぼい回復量のご当地グルメが買えるくらいでイベントとかもないから、ゲーム的には後から訪れる必要性はないけれど、旅行をテーマにしているだけに自由に行き来できるようにして欲しかった。

P5Sの2週目に入る方法はクソ

強くてニューゲームがあるとは言うものの、クリア後のデータを読み込んでもそれらしいメニューがなかったので、なんで? と思った。

調べるとクリア後に追加されるクソみたいなリクエスト(強化された過去に倒したボスをまた倒しに行く)をいくつかクリアして、さらに隠しボスを倒さないとならないという。

このゲームのボスは固いのと火力が強いだけで、ゲーム的には特に面白くないため、全くありがたくないクリア報酬である。

まとめ 無双ではないし旅行感もそれほどなかった

本編と同じく「バキバキッ」みたいなのは表示されるけれど、基本的には一戦ごとのエンカウントバトル。

街中に沸いている大量の雑魚を無双するって感じではないのが残念なところ。戦闘は爽快感はあまりない。

ペルソナの育成はほとんどしなくても難易度イージーなら余裕でクリアできるので、本編で苦労した人でもそのあたりは心配しなくていいと思う。

強くてニューゲームはあるものの、2週目はやらんかな。エロい女医もいないし、コープのイベントとかもないしね。

PC & モバイル

CPUを10年前の第4世代i5から今どきスペックのAMDの超速Ryzenに載せ換えた経緯と心境

数か月前に「俺は朽ち果てるまで第4世代i5を使い続けるぜ」みたいなことを言っていた気がするが、人間の心というのは弱くて儚い。

これは個人の問題なのか、それとも人類全体の問題なのかはわからないが、人類代表として言わせて貰うと、人間の心は弱くて儚いものなのだ。

その証拠に永久に愛するつもりだった第4世代i5は葬り去り、この文章は2024年現在の今どき現役スペックのAMD Ryzenプロセッサで動いているPCで打ち込んでいるのだ。

AMDに心変わりをした理由

インテルの13世代とかのCPUが設計不良だったとかも影響しているが、コスパや用途を考えたらAMDより割高なインテルである必要がなかった。

前々から10年前の時代遅れなスペックのCPUでは、どっちみち、この先戦えないのは目に見えていた。

AMDと言えば確か2000年前後くらいはインテルよりコスパが上回るCPUを出していて、その頃のIBMとかメーカー製PCにも搭載されていたが、その後は2010年代後半にRyzenが登場するまでは、インテルの影に隠れていて一般ユーザーにはピンと来ない互換CPUメーカーであった。

PS4やPS5、Xbox Oneやその後継機など、スペック重視の近年のゲーム機にはAMD製のCPUが搭載されて、密かにシェアを確保していたわけである。

そのマルチコア性能やコスパの良さはコンシューマーゲーム機に適していたのであろう。だが、PC用のCPUとしては個人的には20年ぶりに使うのである。

ちなみに、1990年代にはAMD以外にも互換CPUメーカーは色々あったが、現状ではAMDくらいしか一般ユーザーには思いつかない。

なぜ急に前言撤回するに至ったか

在宅勤務で会社から支給されるようなノートPCも、今どき最新スペックの第11~12世代くらいのi5やi7が搭載されていることが多い。

RAMも16GBや32GBとか積んでるし、そんなキビキビした快適なノートPCを使っていると、さすがに10年前の時代遅れCPUが哀れに思えてきたりする。

とは言っても、動画編集だから、大量のRAW現像とかも最近しないので、そこまでスペックで困ることはないが、ブラウザの操作だとか日常のちょっとした作業でも最新スペックのCPUはキビキビしていると実感してしまう場面が多かった。

そんなこともあってポチポチっと今どきCPUと対応したマザーボード、メモリをアマゾンでポチったのである。

できるだけ金を使わないというのも大事で、20年位前に買ったミニタワーのケースや、何年か前に買った電源、SSD、HDDなどは使いまわす。

久々のAMDのCPUは装着に難儀した

自作PCを使っているとは言え、そんなにいじくりまわしてはいないので、CPU交換レベルの作業は数年に1度しかしない。

特にAMDのCPUを装着する作業は記憶の範囲では初めてなのではないかと思う。

自分が何となく買ったのはAM4というタイプのソケットで、インテルと違って自分のRyzenはCPU側にピンが1300いくら存在しているのだ。

第4世代i5のインテルCPUはマザーボード側にピンがあってCPU側は平らだったので逆なのである。

AMDも最新のはインテルと同じらしいが、どっちかというとCPUより安いことが多いマザーボード側にピンがあったほうが装着をミスってピンを曲げてしまったときのダメージは小さい気がする。

主要のマザーボードメーカーはピン曲がりの無償修理に対応しているそうだし、CPU側にピンが付いているのはちょっと怖かったりする。

そして案の定、CPUがうまくハマらない・・・。

マザーボードの説明書がシンプル過ぎてわからないし、QRで見る動画の説明も目の前にある実物と違うので手順がよくわからない。

こんなんだったら比較的慣れているインテルにしておけばと後悔するも、自作系の人がやっているブログなどで調べると、CPUの向きが違ったらしい。三角マークが小さくてわかりにくぅ・・・。

危うくぶっ壊すところだった。

Ryzen付属のCPUクーラーが取り付けられない問題

付属の純正品なんだし、そんなことあり得るのか? というトラブルにもぶち当たった。

自分が4千円で買ったAMD用の今どきマザーボードには、個人的には今まで見たことがない「ワンタッチCPUクーラー取り付けパーツ」とでも言うものがCPUソケットの付近に存在していた。

だけど、手元にあるRyzenの純正CPUクーラーはネジで止めるようなタイプ。ワンタッチパーツに対応していないのである。

説明書などにも言及されていないし、自作ファンだったら知っていて当たり前なのかもしれないけど、内心焦りながら調べるとワンタッチ方式でない場合は、そのパーツを外せばいいらしかった。解説してくれたブログの人はありがとう・・・。

細かく言うと、ワンタッチパーツを使わない場合はバックプレートというものにネジ付けするので、マザーボードはまだケースに取り付けてはいけないのである。

あと、純正CPUクーラーに初めから付いているグリスは粘着力高すぎと大量過ぎるので拭き取って自前の物を使ったほうがよいという。

CPU装着が上手くいっていない時に、そのままグリスたっぷり付いたCPUクーラーを付けようとしてしまって、CPUが抜け落ちてしまって(厳密にはそもそもセットされていなかったっぽい)、こりゃ終わったなぁ~、と強いトラウマで二度とAMDを使わなくなるな~と思うような出来事も発生した。

AMDに限らないと思うけど、CPUやCPUクーラーの取り付けはケースの中とかでなくて、明るいデスクの上にマザーボードを置いて作業したほうがいい。CPUがハマっていないのにクーラーのネジ締めとかしちゃったら高確率で壊れてしまう気がするしね。

人間で言ったら心臓移植みたいなものだから、一つ一つ、ゆっくり冷静にやった方がいい。

ドキドキの電源投入の結果

何回かぶっ壊した感があったので電源が入らない気がしたけれど、案外、一発で上手くいった。

Ryzenは型番にGとかGTとか付いているものはGPU機能が内蔵されているが、付いていないものはGPU機能はないのでビデオカードが必須になる。

どうせビデオカードを使う場合は内蔵GPUは使わないので、値段が安いGPU機能なしのものを自分は買ったので、もちろんビデオカードも初めからセッティングした。

ただ、電源は入ったものの何度やってもBIOSから先に進まないじゃねえか。

SSDは今まで使っていたものをそのまま接続しているが、BIOSからは認識しているようだけどWindowsを読みにいかないのである。

ブート設定がレガシーだったのが原因

普段そんなにというか全く意識していなかったが、数年前にインストールしたWindows10の場合はブート設定がレガシーなんたらになっている場合がある。

今どき最新マザーボードもレガシーモードでのブートにも対応しているが、デフォルトではUEFIなんたらという、今どきなブート設定になっているのだ。

マザーボードのメーカーによっても違うと思うが、BIOSのどこかにブート設定があるのでレガシーに変更すると起動できるかもしれない。

自分の場合はレガシーにしたら、あっさり読みにいった。やったー。

調子に乗ってWindows11を入れたのは失敗

今どきCPUなので第4世代i5と違ってWindows11が動作する。厳密には第4世代i5でもチェックを回避するとWindows11をインストールできたのだけど、公式には対応していない。

OSのブートがレガシーではWindows11をインストールできないので、インストール案内のヘルプに書かれていた方法を使ってコマンドラインを使ってUEFIに切り替えておいた。

マザーボード側の設定も同時に変えないとOSを起動できないのも注意点である。

さすがに最近は会社のPCでもWindows11のことが多いし、せっかくの機会なのでWindows11にバージョンアップすることにした。

インストールは結構時間がかかって、1時間半~2時間くらいかかった気がする。

その後に動作確認などをしていくと、愛用のゲーム「A列車で行こう9 (Version1)」が正常動作しない・・・。起動はするけれど画面がカクついてすぐに動作が停止してしまう。

A列車で行こう9は最新のVersion 5.00だとWindows11に対応しているようだけど、1は公式の表記通り対応していないのかもしれない。

ゲームのためだけに、しょうがないからWindows10に戻すか~。10日以内なら復元機能でサクッと戻せるからサクッと戻そうとしたけれど、見事に失敗。クソが。

回復機能とか色々やったけど、Windows10が二度と起動できなくなってしまった。

そんでもってクリーンインストールへ

クリーンインストールするならSSDも今どきスペックのM.2という、見た目は縦型のRAMみたいな感じのマザーボードに直付けするようなタイプへ換えればと少し思ったが、CPUとマザボとRAMで予算2万7千円で今どきにするという目標が達成できなくなるので、やはりSSDは使いまわすことにした。

調べると今どきスペックのM.2とやらは、数字的なスペックこそはSATAのケーブルで繋ぐ従来型のSSDより数倍以上も早いが、日常的に操作で体感できることは少ないらしい。発熱とかも問題もあるらしい意味ないじゃん。今回は見送ろう。

Windows10をクリーンインストールする時は、パッケージ版などでインストールメディアを持っていない場合は、予めWindows10のisoをDVD-Rなどに焼くかしておくとよい。

自分はWindows7からアップグレードした経緯があるので、まさかwindow7からインストールする気がないから、いざという時のために作っておいてDVD-Rが役立った。

クリーンインストールで面倒だったこと

Windowsの細かな設定や、ブラウザのネットサービスのログイン設定とか、かなり骨が折れる。

Cubase(DTMのツール)のライセンス認証とか音源インストールとかは半端ねぇ。

で、CPUが今どきの6コア12スレッドに進化して、今までより2倍近く数値的に早くなったのだけど、微妙に速い気はするけれど、動画編集とか重たい作業をやらないと明らかに速い!! っていうのはないかなぁ。

今までも、4コア8スレッドだし、まぁまぁ速かったからなぁ。システムドライブをHDDからSSDに換えたときは異次元の速さに誰もが驚くけれど、10年ぶりにCPUを変えてもそこまで驚かないってのに逆に驚いたりもする。

もちろん想定の範囲ではあるけれどね。

余談 動画のエンコード速度はアプリによる

Premiere ProはGPUエンコードでない場合は、CPUのコアやスレッドが増えるとバリバリに活用してくれる傾向があるから速くなった。

対して、DaVinci ResolveのWindowsの無料版はh.264のハードウェアエンコードは出来ず、h.265も選択肢にないので、h.264でもCPUのコア数が増えたところでタラタラと30%くらいの使用率で遅いまま。制限がかかっているのか、プロ仕様のアプリだからハードウェアエンコードが当たり前の設計なのか、とにかくCPUエンコードが遅いという結果だった。

CPUの速度というか、コア数が増える恩恵を受けられるかどうかは、プログラムの設計思想次第ということなのであった。