コネタ

旅モノ

10数年ぶりに小樽築港に行ったら観覧車がなくなってたので顛末を調べてみた

小樽築港に10数年ぶりに行ってみた。

10年以上前の記憶だと、小樽築港のなんとかという商業施設には、東京のお台場や横浜のみなとみらい的な観覧車があった・・・はずだった。しかし、観覧車が見えなかったのである。記憶違いだろうか、はて・・・と思ってしまった。

2015年に撤去されていた

観覧車があったあたりの商業施設はウイングベイ小樽という。東京ドームの2.5倍とも言われる巨大なショッピングモールだったのだ。今でもイオンが入居していたりするが、運営元だったマイカルが経営破綻して、その流れで観覧車は2011年に停止。2015年には解体されて撤去され、今は台湾で活躍しているという。

ロケーション的には大都市の札幌に近いし、お台場的に発展すれば良かったのが思惑が外れたのだろう。

直接関係ないけど、ウイングベイ小樽の近くにあった土産物屋の前で焼き鳥を焼いていて買ってみたら、これがなかなか美味しかった。ビールを用意していなくて後悔したくらいだ。やっぱり直火焼き鳥は旨い。

旅モノ

【北海道】札幌から最も近い銭函のビーチに行ってきたぞ(18年ぶり)

銭函駅にある、その名の通りの銭函

札幌から最も近いビーチ、小樽市の銭函という場所にあるサンセットビーチに行ってきたぞ。18年ぶりに。

意外かもしれないが札幌には海がない

日本の大都市は東京、横浜、名古屋、大阪、福岡など大体は海沿い位置しているが、札幌には海がない。歴史的には隣町の小樽が大都市として栄えて、内陸の札幌が開拓されたという形だが、そんな札幌から最も近いのが銭函のサンセットビーチだ。

銭函駅のホーム。本数多めの快速は停まらないので注意。

アクセスはJR函館本線で札幌駅から普通列車(各駅)に乗って27分、片道440円と電車が高めの北海道にしてはリーズナブルなのもポイント。車がないと出かけるのが大変な北海道にして、電車だけで行けるビーチなのだ。

ちなみに、この区間を走っている普通列車はUシートと言うグリーン車的なものが連結されている場合がある。以前は新千歳空港の快速エアポートとして運用されていた車両だが、この区間で普通列車として走っている場合は追加料金なしでUシートに乗れるローカルルールがあるので覚えておくと良いかも。

銭函駅から30分くらい歩く

電車で行く場合、銭函駅を出て東側に道なりに30分くらい歩いていく。海水浴シーズンの土日なら、それっぽい人たちが歩いているはず。以前は夏に車で来たことと、なぜか冬に訪れたことがあった。歩道があったりなかったりで、決して歩きやすい道ではない。

ラブホテル的な建物とサンセットビーチという看板が出てきたら、砂利道を入っていく。路駐する車が多いので注意。しかし、海水浴場=ラブホというのも何だかと思うが、18年前にも確かにあったぞ。よく覚えている。

北海道的なビーチへのアプローチ。この草むらの向こうがビーチなのだが、初めてだとどこからビーチにアプローチするのかわからない。地元っぽい人がいれば様子を見てみよう。

ビーチの様子

北海道のビーチはこんな感じ。沖縄の白いサンゴのビーチを見慣れていると、黒っぽいのが特徴。

昔はこういうビーチでも一日中寝っ転がったりしたものだ。

銭函駅付近は若い人の溜まり場

今回の気づきとしては、大都市である札幌から最寄りの海であり、電車で来れる場所だから、銭函駅付近の堤防は高校生くらいの若い人の溜まり場的になっていた。

海が見たかったらここに来て青春を過ごすのだろう。若い人向けのファーストフード店とかがあれば儲かりそうだけど、そういう店があんまりないのが残念なところ。ビーチに向かう道中にコンビニはあったけど。

グルメ

【ブーム】マリトッツォが急に流行った原因を調べてみた-コロナ脳? SNS映え? –

画像はイメージだが、日本での典型的なマリトッツォ

スーパーの菓子パンコーナーや、同じくスーパーのパン屋さんの看板商品になった今が旬の「マリトッツォ(maritozzo)」というパンだかスイーツ。

ブームっぽいので、マリトッツォが何者なのか、そして今なぜブームなのか調べてみた。

正体はイタリア生まれのドルチェ

さすがにタピオカや白いタイ焼きに飛びつく層でもドルチェって言われてパッとイメージ湧かないだろう。ドルチェとは日本で言うところのデザートにスイーツに近いが、もうちょっとオシャレなイメージ。

高額生パン発祥で、粉もんの一種としてパンを扱っている関西の店が日本人向けにアレンジしたマリトッツォを2014年から販売していたのが日本での元祖だと言う。

直接的には輸入食品店の某カルディが2020年11月頃から売り出して、カルディでオサレを決めて混んでいる層がSNSで拡散してブームに至ったらしい。コロナでテイクアウトしやすいとか、おうち時間とかコロナ脳の産物だという。

ちなみに今(2021年6月頃)、日本のスーパーやパン屋で見るようなマリトッツォは、いかにも安い日本風のパン生地に安い生クリームをぶち込んだ「なんちゃってマリトッツォ」だが、イタリア本場のものだと香ばしそうなパンの本場ヨーロッパという美味しそうな見た目という大きな違いがある。

少なくとも、そのへんのスーパーとかで見るのは日本風のなんちゃってマリトッツォなので注意。

実際に食べた感想→まずいしグチャグチャになるw

あまりにも食べるのに難儀して写真を失念したが、山崎パンから発売されてスーパーのパン売り場に大量に売っている商品のうち、輸送中か販売中にその特徴である大量のクリームがグチャグチャになって半額で売られていたものを買ってみた。

パン生地はパサパサしてるタイプのよくある菓子パンの生地。もっちりタイプじゃなくてパサパサしている生地を使っているのはデザートっぽさのためかもしれないが、飲み物がないと食べられない。

生クリームは大量に使うから仕方ないけど、ミルクっぽさや甘みがなくていかにも体に悪そうな油を使っているような安い生クリームでまずかった。

なにより、菓子パンで売られているのはいいが、カバンにいれて持ち運んだりしたらクリームがグチャグチャになってしまうよ。売る前からグチャグチャになって半額になっている場合もあるし。

これからの日本の蒸し暑い夏では、そもそも向かないし、パンメーカーも冬場のうちにブームに気付けばよかったのにと残念な感じがする。

結論 高額生食パンやタピオカと同じ

少なくともスーパーの山崎パンのは味はまずいし、菓子パンの持ち運びしやすいとかいつでも食べれる利点が全くなくていらない商品。

日本でのルーツは高額生食パンと同じ関西発祥で、タピオカと同じく安い原料で大量生産して、ブームに乗っけてボロ儲けできる素質が備わっている。

日本の暑い夏には向かない。口元も汚れるし、人前で食べたくない。