コネタ

スーツ姿のビジネスマンを見ると全員奴隷のように思えてしまう今日この頃の深層心理を探る

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画像はただのイメージ

アパレル系の業界で働いたこともあるし、オシャレなスーツって素敵だとは思うけど、日本の大概のスーツの姿のビジネスマンは単なる奴隷服としてスーツを着せられているように感じてしまう心理を綴ってみる。

いや、スーツ姿で働かれている人には悪い気がするかもしれないけど、自分は奴隷ではないと100%言い切れるスーツ姿の人はいるのだろうか。

念のため、言うまでもないけど個人の感想文だからスーツ着ている人間を否定するわけではないし、賞賛するわけでもない。

スーツ姿で働いていた時もあるけど奴隷だった

俺にしても20年ちょっとの社会人経験の中でスーツ姿で働いていた時代もある。

例としては某大手通信系企業の末端で、採用時点での要件で服装がスーツと指定されていたからだ。実際に東京都心のオフィス街でスーツ姿の人しかいなかったのである。

その企業では民間企業ではあるものの、公務員系の気質があって毎日毎日、同じ仕事をして定時になったら大概の人が変えるという、ここは学校か市役所かと思うような環境だった。

そのような環境のため、見るからにノイローゼとか鬱病のような症状で休職や退職する人も何人か見かけた。

もっとも、俺はヨーロッパ海外旅行のための資金のために短期間働いていただけなので、スーツなんて着てられるかと思いつつ、大手紳士服チェーンで買ったクソ安いスーツを作業服変わりに着ていたわけだが、仕事内容というとクソどうでもいいコールセンターに寄せられる音声の分析業務を担当していたのである。

ちなみに、その手のコールセンターというと苦情ばかりかかってくるものと思う人も多いと思うが、実際にはまともな質問や手続きの相談が大多数。

悪質クレーマーみたいのはほんの一部だけど、毎日毎日、同じ内容でかけてくる超絶クレーマーみたいな人には正社員の担当者が付いていて転送されるようになっていた。一度かかってくると30分や1時間くらいは「世間話」をしていたようである。

年俸250万円固定の奴隷だった

その後、転職して別の都内の企業で年俸250万円固定の奴隷として雇われた。服装はスーツ指定。

映像系ということで、そんなに固い仕事ではないが取引先が固かった。大手監査法人だったり、製薬会社だったり、大学だったりなので、重たい機材を運んだりするけどスーツ指定だった。

このセミナー収録業界は同業他社もスーツで働いていることも結構あって、現場で横目で見た感じでは7割くらいの業者はスーツではないだろうか。テレビとか一般の映像制作会社はスーツじゃなかったり、お揃いのポロシャツを着ていたりすることもある。

この企業で働いていた時のトラウマとしては、年俸250万円固定という、価格以外はプロ野球選手のような形態で雇われているということである。

雇用形態は正社員だが、ボーナスや手当などは出ない。残業代も出ない。年俸制だから残業代を出さなくていいという法律があるのか定かではないが、その後に関わって大手企業でも月何時間までは月収に含まれるというような形態だったら、部分的には認められるのかもしれない。

中小企業や零細企業の場合は社長が法律で、社労士とグルになっていたりするので、平気で残業代をごまかされることも多いから気を付けよう。

俺の知る範囲、日本で残業代がきっちり払われるのは大手企業や時給制で働く人くらいなものである。

服装の自由がないのは奴隷と囚人くらいなものである

何を言いたいかというと、服装と言うのは本来は自由なはずである。

服装の自由がないのは奴隷や囚人など、自由を奪われた人だけであるのが本来だ。

そもそも問題、スーツは日本固有の服装ではないと思うし、欧米文化だろう。よくよく考えると日本人が着てしっくり来るわけがない。

服装自由の会社であえてスーツを着ている人も見かけたことがあるが、意思に反してスーツを着せられているのは奴隷とまで行かなくとも奴隷に近いのではないかと思う。

いや、でも人間というのは普段の生活習慣が当たり前のように錯覚してしまうから、スーツを着る毎日が当たり前になっている人にとっては、奴隷であることにすら気付かないはずである。

何の違和感もなく、スーツを着ている日常を過ごしているからである。むしろ、他に着るまともな服がないという事情もあるかもしれない。

オシャレという観点から言っても、スーツだとコンビニに並ぶ食事のようにオリジナリティのへったくれも感じないことが多いのが日本の平均的なスーツを着たサラリーマンの姿ではないだろうか。

だから、俺はスーツ姿の人間を見ると、老若男女問わず、嫌悪感を覚えてしまうのだと思う。

まぁ、俺は単純にスーツはクリーニングに出すのに金がかかるし、動きにくかったり肩が凝るから着たくないのでござる。幸か不幸か、社会人としての人生の大半はスーツを着なくていい自由人であるというのが救いか。

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