株式投資の初心者による初心者のための覚書き。
いわゆる自分への戒め、懺悔。便所の落書き、チラシの裏。すなわち大反省会。
急騰している株に飛びつくな
所詮、初心者が持っている経験や情報網、ツールにおいては、急騰している銘柄が目に入ったとしても、時はすでに遅し。注文操作した頃には上がる所まで上がり切って、今度は短時間のうちに急落するのが鉄板。
成り行きで買ったりなんかすると最悪。もう二度と上がらないくらい高値で買ってしまい、永久にそのまま塩漬けになるか、泣く泣く損失出して売る羽目になる。
株主優待に踊らされるな
その会社の商品やサービス券とかが貰えたりする株主優待。株主優待を特集したムックとかも売ってるよね。楽しいよね。ディズニーランドみたい。
でも、それ、大いなる大損失を生み出す元凶でもある。世の中、そんなに簡単に得する方法なんてないって。それなりに豪華な株主優待を用意している会社は、株主優待の締め切り日が近くなると、それ目的の大人数がその株を買う。
ムックを見た初心者層とか、緩く株をやってる中流サラリーマンとかのエンジョイ勢たち。結果、株価が一時的に高騰する。特に、数万円程度で買える割に株主優待が豪華な銘柄がヤバイ。
20万円〜30万円くらいの銘柄でも、中流サラリーマンにしたらそんなに高くないから、品物が豪華だったら株主優待の時だけ高騰する怖い銘柄もある。
そして案の定、株主優待の判定日が過ぎると、それ目的だった連中が一気に株を売る。用済みだからだ。結果、株価が暴落する。来年のその時期になって、同じくらいの優待商品があれば、また同じくらいまで高騰するのかもしれないが、1年くらいは売るに売れなくなる。500円の商品券のために1万円の損失を出すとか、愚の骨頂だ。
株主優待は、目の前の人参だけを追いかける初心者が最初に陥る罠だから注意。モノで釣られて痛い思いしないように。
ツールの操作に気を抜くな
最近はPCだけでなく、それぞれの証券会社がスマホアプリで取引できるようにしている。
アプリの使い勝手はそれぞれだが、毎日のように使っていても、見るべき数字を間違ったり、操作ミスや勘違いで確認画面があっても、意図しない損失を出してしまうことがある。ツールの操作には気を付けろ。
ミスってる前提で確認した方がいいし、疲れている時やメンタルまずい時はマーケットに入るな。
数字に強くない人は株をやるな
株や投資というのは数字を扱う世界。
株程度だとまだ数学的な要素は少ないが、それでも数字を扱って利益を狙うマネーゲームであることは言うまでもない。数字に苦手意識がある人は、必ず遅かれ早かれどっかで大きな失敗をするぞ。
メンタルが弱い人は株をやるな
米国株とかだとまた違うが、日本企業の株というのは、基本的にはこの30年間、日本社会というのはほとんど経済成長していないのだから、基本的にはボロボロの状態で戦っていくことになる。消耗戦だ。
メンタルが弱い人は株がストレスになって日常生活はもちろん、精神的にやられて病院代がかかる可能性もある。株をやらずに真面目に働いた方がいいだろう。