FF15

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【やっぱ辛えわ】FF15を数年ぶりにプレイしたけどクソゲー過ぎて辞めた話

久しぶりにプレイしたみたら考え方が変わったりしてて面白く感じるのかも・・・と甘い期待を胸に、埃にかぶっていたFF15(ファイナルファンタジーXV)を引っ張り出してプレイしてみたら、やっぱりどう見てもクソゲーでしかなかったという話。

個人の感想、個人の価値観、個人の持論。

FF15は数年前に趙大作をうたって山手線にデカい広告を出したり期待感だけ煽っていたが、たった20時間程度でエンディングを迎えるくらいにショボい内容だったため、その後に周回プレイする気など微塵も起こらなかった。

世間的にもクソゲー評価なので中古に売っても値段が付かないから処分できずに放置してたわけ。

マップ移動が面倒臭すぎる

よく知らないけどこういうオンラインゲーム的なオープンワールドで散策するのが楽しいって思う人もいるのかも知れないけど、リアル時間で何十分も散策してダンジョンの入り口を探したり、拠点に見づらいミニマップをグリグリしながら徒歩で向かうのは純粋にクソつまらなすぎる。

車移動が目玉のゲームではあるけど、車は車で自由に運転できるわけじゃないし、オートドライブもゲームに的に何が面白いのかわからん。

AIクソ戦闘がつまらなすぎる

これ最新の人工知能の技術が使われていて、そういう技術的な方面で評価されていたりするらしいけど、ゲームとしてクソつまらない。

なんだかよくわからないうちに味方が勝手に戦ってくれて、プレイヤーはポーションでひたすら回復したり、ボス戦では画面の指示に従って必殺技的なものを出すだけというのが戦闘の基本。

人工知能と言ってもドラクエ4とか、普通のRPGに搭載されているようなのならいいけど、人工知能が発達するとクソつまらない世の中になるという見本みたいなゲームだ。

ゲームとしてつまらないのに技術だけ評価されても意味がない。

野郎4人で旅するのがつまらなすぎる

ホスト風の男4人組がパーティーメンバーで先頭に参加しないゲスト加入を除けば、味方に女性キャラが一人もいないクソゲー。

話ぶったぎっていきなり切れ出すやつとか、終始ウザいだけのキャラとか苦痛過ぎるメンツ。

女子ウケを狙ったのか何なのかわからんけど、野郎4人はやっぱ辛いわ。

キャンプ飯とかどうでもいい所に力使い過ぎ

クソつまらないAI戦闘もそうだけど、キャンプ飯のグラフィックも相当力を入れているというものの、ゲーム内容に直接関係ないところに力を使い過ぎ。

戦闘とかストーリーとか、ゲーム内容が面白いうえに、キャンプの飯がすげえわーとなれば評価できるものの、肝心のゲーム内容がショボいからどうでもいいものに力を使うなと言いたくなる。

ゲームの本質的な部分に力を注げよ、と言いたくもなる。

文字が小さくて見づらい

32型くらいのテレビで車を運転できるくらいの視力はあるけど、2mも離れると文字が小さくてほとんど読めないわ。1.5mでも辛い。背景とのコントラストも悪いことが多いし余計に見にくい。

文字が小さいほうがオシャレとか思ってこんなに小さくしているんだろうか。

食事のグラフィックとかAIの開発とかどうでもいいから、文字を読めるサイズに調節するか、調整機能を付けて欲しかった。

ブックオフで290円で売られている

プレステ1時代のFF8とかFF9とかと同じ価格帯で笑えるけど、現役機種でゲーム全般としても最高レベルのグラフィックで高度なAIだろうと、ゲーム性がクソだとこんなにも値段が安くなってしまうのだろう。

特にオートドライブしている時の移動時間はゲーム的に何が楽しくてああいう場面が連発するのか理解できない。

クソゲー最後の砦、音楽すらもショボい

世間でクソゲーと言われているゲームでも、音楽だけは普通だったり、むしろ良かったりする場合が多い。

しかし、FF15は音楽も印象に残る曲がほとんどないのが悲しい。

少々時代錯誤的に思えなくもないクラシック調の神々しいBGMが多い。決してクオリティが低いわけではないけど、ゲーム音楽として印象に残らないものが多い。

再プレイするとクソゲー感が増してしまう

面白い要素が全くないというか、フィールド移動が苦痛なうえに、RPGの要の戦闘がつまらなすぎるし、ストーリーもアレなので再プレイに耐えられず放棄決定。

何年もかけて開発しただけにグラは綺麗だけど、フィールドが切り替わるたびにクソ長いローディングも辛いわ。

やっぱ辛えわ(←言いたいだけ)。

ゲーム

FINAL FANTASY XV(ファイナルファンタジー15)の感想

PS4のFINAL FANTASY XVのゲームレビュー、ネタバレありでお届けします。

結論から言うと、投売りされてるしヘビーゲーマー(?)にはクソゲーと言われてる割に「意外と面白いじゃん、少なくともFF13の5倍くらいは!」です。

プレイは苦痛だけど、20時間台でクリアできるのが良心的過ぎる。

特徴

ゲーム界ではオープンワールドと言われる(異論もあり)、どこでも好きな所に行ける開けた世界を冒険していくアクションRPG的なもの。キャンプで料理を作ったり、車で移動したり、今までのFFシリーズとは毛色が違う。

世界観は車社会のアメリカ。よくわからんけど、スタッフの重要な地位にある人がアメリカを車旅行かなんかして、思いついたのだと思う。自分は行ったことがないけど、モーテルとかダイナーとか、もろアメリカの車旅行の感じだと思う。

プレイしている分にはあまり感じないし、どーでもいいけど、仲間キャラの行動は今流行の最新のAI技術が使われているらしい。本当どうでもいいけど。

ストーリー

発売直後くらいにプレイ動画を最初から最後まで全部見ていたので、どのへんがクソだとか、ストーリーが薄いとかはわかっていた。プレーヤーキャラが野郎ばっかりなのもわかっていた。

だから、ストーリーには何の期待もしていなかった。指輪魔法で進む後半のバイオハザート的チャプターは、あとからそれをやるかどうか選択できるようになったという。不評だったら作り変えるのね、今どきのゲームは。

どんなストーリーかというと、はっきり言って薄いのか濃いのかすらよくわからんけど、あからさまに悪役っぽい人が最初の方から付きまとってきて、やっぱりその人がラスボス・・・。そりゃ、薄っぺらしいといわれてもね。。

人の運命なんて結局どうにもならんのでは、と思ってしまうストーリー。

車移動について

街と街が離れているので基本的には車で移動する必要がある。

いや、街らしい街は2つ3つしかなくて、あとはガソリンスタンドとかダンジョンなんだけど・・・。

基本的に行き先を指定してオートドライブになるのだが、マニュアルにすることもできる。しかし、マニュアルにしてもレースゲームみたいな爽快感はないし、鉄道のレールを走っているような感じで楽しくはない。

過去のFF曲を聴けるのでのんびりした気持ちだと楽しめるかも知れないが、主人公達は国を追われるような立場で、世界の終わりも近づいている雰囲気なのに、こんなのんびりしている場合じゃないよね、という批判もある。

歩きは歩きで、長距離を移動するのがしんどい。せっかくの最新技術(たぶん)を使ったきれいなグラフィックなのに、やっぱしんどい。

FF15では車も目玉要素ではあるが、厄介者のポジションとも言える。いわゆるファストトラベル、すなわち瞬間移動もあるだが、ローディングが現代のゲーム機に思えないくらい長い。あれ? 現代だから長いのか・・・。本当にコンビニに行けるくらい長い場合もある。

FF15の醍醐味はキャンプ

パーティーキャラが野郎ばかりなのは、このキャンプシステムのせいかもしれない。いやでも、テント分けるとかすれば女性キャラがいてもいいと思うのだが。

キャンプは従来のFFでのセーブポイント的な場所で行うことができる。FF15は時間の概念があり、広いマップを移動しているうちに夜になってしまうことがある。そういった場合は付近のキャンプ可能な場所を探す。なぜなら、夜は強敵が出てくるからだ。妙なリアリティがある。

料理はこれまでにレストランなどで食べてきたメニューを参考に、持っている材料の範囲で仲間キャラが作る。

FF15は料理が重要でステータスアップに繋がる。

しかし、これは裏目に出ていて、結局は後半に訪れる都市でマーゴラザニアという8000ギル(現実でも8000円くらい)の高級料理が経験値2倍になって一番得する。

FF15の経験地取得は特殊で、ホテルやモーテル、テントで寝た時にそれまで戦闘で溜め込んできた経験値を取得する形になる。どこに宿泊するかで倍率がかかるのだが、テントが一番駄目で、3万ギルの高級ホテルが一番倍率が高くて3倍になる。世知辛い。

戦闘システム

ごちゃごちゃしたタイプだが、主人公だけはかなり自分で色々操作できる。

メニュー画面でAIでの仲間の行動を決めたりもできるのだが、面倒臭くてあまりいじらなかったけどクリアに影響なし。FF10で言うスフィア盤のような成長システムがあるが、これもどういう順番で取ったら有利なのか考えるのが面倒だが、適当にやっても問題なし。たぶん、そこまでシビアなものではない、

アクション要素があるため、多少レベルの差のある敵でも、自分の戦い方の工夫で色々できるのは面白い。マップシフトとかいう剣を投げて自分が瞬間移動するような攻撃があるのだが、ストーリー上の戦闘や作戦でこれを駆使しないとならない場合がある。結構、他のゲームにないので慣れるのが大変。

ボスとの戦い

所々出てくる巨大な中ボスなどは、それぞれに専用の戦い方があったりして、あまり戦い方の自由度はなかったりする。例えば、QTE的に画面の指示のタイミングで必殺技を出すとか。

そういう意味で、中ボスはイベント戦闘的なものが多い。ラスボスもそんな感じ。

後半の方のよくわからない要塞みたいなところの中ボスだけ、周りと強さが桁違いで非常に苦労した。ハイポーションが安いのに性能は異様に高いので、ハイポーションなど回復アイテムで乗り切れることが多い。

ジャスティスモンスターファイブ

モーテルに併設しているレストランなどに、ピンボールのようなミニゲームがある。

後半のオルティシエという街にあるジャスティスモンスターファイブは1回1万ギルするが景品が豪華。宝箱を99個集めて貰える景品は50万ギルで売れる、公式チートみたいなもの。3回以上やりたくないけど、意外と面白いミニゲーム。

総評

とりあえずPS4版はロード時間長過ぎだけど、本編だけなら20~30時間くらいでクリアできるので、本体があるなら安いし、そこまでクソゲーだと思わない。ただ、初回に起動するのにアップデートだがで10時間くらいかかったが、今どきのゲームってこんなんなのか、と。

サブクエストみたいのはいっぱいあるけど、クリアしちゃったらもうやりたくないわ。。。最後の街は、妙に現代の東京(西新宿)みたいな感じ。

やっぱつれえわ。