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FINAL FANTASY XV(ファイナルファンタジー15)の感想

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PS4のFINAL FANTASY XVのゲームレビュー、ネタバレありでお届けします。

結論から言うと、投売りされてるしヘビーゲーマー(?)にはクソゲーと言われてる割に「意外と面白いじゃん、少なくともFF13の5倍くらいは!」です。

プレイは苦痛だけど、20時間台でクリアできるのが良心的過ぎる。

特徴

ゲーム界ではオープンワールドと言われる(異論もあり)、どこでも好きな所に行ける開けた世界を冒険していくアクションRPG的なもの。キャンプで料理を作ったり、車で移動したり、今までのFFシリーズとは毛色が違う。

世界観は車社会のアメリカ。よくわからんけど、スタッフの重要な地位にある人がアメリカを車旅行かなんかして、思いついたのだと思う。自分は行ったことがないけど、モーテルとかダイナーとか、もろアメリカの車旅行の感じだと思う。

プレイしている分にはあまり感じないし、どーでもいいけど、仲間キャラの行動は今流行の最新のAI技術が使われているらしい。本当どうでもいいけど。

ストーリー

発売直後くらいにプレイ動画を最初から最後まで全部見ていたので、どのへんがクソだとか、ストーリーが薄いとかはわかっていた。プレーヤーキャラが野郎ばっかりなのもわかっていた。

だから、ストーリーには何の期待もしていなかった。指輪魔法で進む後半のバイオハザート的チャプターは、あとからそれをやるかどうか選択できるようになったという。不評だったら作り変えるのね、今どきのゲームは。

どんなストーリーかというと、はっきり言って薄いのか濃いのかすらよくわからんけど、あからさまに悪役っぽい人が最初の方から付きまとってきて、やっぱりその人がラスボス・・・。そりゃ、薄っぺらしいといわれてもね。。

人の運命なんて結局どうにもならんのでは、と思ってしまうストーリー。

車移動について

街と街が離れているので基本的には車で移動する必要がある。

いや、街らしい街は2つ3つしかなくて、あとはガソリンスタンドとかダンジョンなんだけど・・・。

基本的に行き先を指定してオートドライブになるのだが、マニュアルにすることもできる。しかし、マニュアルにしてもレースゲームみたいな爽快感はないし、鉄道のレールを走っているような感じで楽しくはない。

過去のFF曲を聴けるのでのんびりした気持ちだと楽しめるかも知れないが、主人公達は国を追われるような立場で、世界の終わりも近づいている雰囲気なのに、こんなのんびりしている場合じゃないよね、という批判もある。

歩きは歩きで、長距離を移動するのがしんどい。せっかくの最新技術(たぶん)を使ったきれいなグラフィックなのに、やっぱしんどい。

FF15では車も目玉要素ではあるが、厄介者のポジションとも言える。いわゆるファストトラベル、すなわち瞬間移動もあるだが、ローディングが現代のゲーム機に思えないくらい長い。あれ? 現代だから長いのか・・・。本当にコンビニに行けるくらい長い場合もある。

FF15の醍醐味はキャンプ

パーティーキャラが野郎ばかりなのは、このキャンプシステムのせいかもしれない。いやでも、テント分けるとかすれば女性キャラがいてもいいと思うのだが。

キャンプは従来のFFでのセーブポイント的な場所で行うことができる。FF15は時間の概念があり、広いマップを移動しているうちに夜になってしまうことがある。そういった場合は付近のキャンプ可能な場所を探す。なぜなら、夜は強敵が出てくるからだ。妙なリアリティがある。

料理はこれまでにレストランなどで食べてきたメニューを参考に、持っている材料の範囲で仲間キャラが作る。

FF15は料理が重要でステータスアップに繋がる。

しかし、これは裏目に出ていて、結局は後半に訪れる都市でマーゴラザニアという8000ギル(現実でも8000円くらい)の高級料理が経験値2倍になって一番得する。

FF15の経験地取得は特殊で、ホテルやモーテル、テントで寝た時にそれまで戦闘で溜め込んできた経験値を取得する形になる。どこに宿泊するかで倍率がかかるのだが、テントが一番駄目で、3万ギルの高級ホテルが一番倍率が高くて3倍になる。世知辛い。

戦闘システム

ごちゃごちゃしたタイプだが、主人公だけはかなり自分で色々操作できる。

メニュー画面でAIでの仲間の行動を決めたりもできるのだが、面倒臭くてあまりいじらなかったけどクリアに影響なし。FF10で言うスフィア盤のような成長システムがあるが、これもどういう順番で取ったら有利なのか考えるのが面倒だが、適当にやっても問題なし。たぶん、そこまでシビアなものではない、

アクション要素があるため、多少レベルの差のある敵でも、自分の戦い方の工夫で色々できるのは面白い。マップシフトとかいう剣を投げて自分が瞬間移動するような攻撃があるのだが、ストーリー上の戦闘や作戦でこれを駆使しないとならない場合がある。結構、他のゲームにないので慣れるのが大変。

ボスとの戦い

所々出てくる巨大な中ボスなどは、それぞれに専用の戦い方があったりして、あまり戦い方の自由度はなかったりする。例えば、QTE的に画面の指示のタイミングで必殺技を出すとか。

そういう意味で、中ボスはイベント戦闘的なものが多い。ラスボスもそんな感じ。

後半の方のよくわからない要塞みたいなところの中ボスだけ、周りと強さが桁違いで非常に苦労した。ハイポーションが安いのに性能は異様に高いので、ハイポーションなど回復アイテムで乗り切れることが多い。

ジャスティスモンスターファイブ

モーテルに併設しているレストランなどに、ピンボールのようなミニゲームがある。

後半のオルティシエという街にあるジャスティスモンスターファイブは1回1万ギルするが景品が豪華。宝箱を99個集めて貰える景品は50万ギルで売れる、公式チートみたいなもの。3回以上やりたくないけど、意外と面白いミニゲーム。

総評

とりあえずPS4版はロード時間長過ぎだけど、本編だけなら20~30時間くらいでクリアできるので、本体があるなら安いし、そこまでクソゲーだと思わない。ただ、初回に起動するのにアップデートだがで10時間くらいかかったが、今どきのゲームってこんなんなのか、と。

サブクエストみたいのはいっぱいあるけど、クリアしちゃったらもうやりたくないわ。。。最後の街は、妙に現代の東京(西新宿)みたいな感じ。

やっぱつれえわ。

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