病気と健康

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親知らずを抜くのは実は危険!? 何軒も歯医者巡りをしたが結局抜かなかった話

画像は現代人の歯のイメージ(本人のではありません)

かつて人間の歯は上下合わせて32本あった。

しかし、高野豆腐やハッシュドポテト、チョコミントアイスや海老とキノコのチーズリゾットといったような原始時代には有り得ないほど柔らかい食品が現代人の食生活の中心となったことで、現代人は顎が小さく退化し、本来の32本ぶんの歯が生えるスペースはなくなってしまった。

親知らずを巡るあらゆる問題は人類の退化が原因

近視もテクノロジー暗黒時代を生きる現代人の病の一つだが、口の中も同じように退化している。

個人差は大きいが、中心から数えて28本の歯は正常に生える人が多いものの、親知らずは正常に生えない人が多い。

上下左右の最奥にあたる4本の歯は智歯と言い、俗に「親知らず」と呼ばれている。

現代人では親知らずが全て正常の生える人は少なくて、基本的に厄介者扱いとなっている。

一般的には親知らずは若い時に抜いた方がいい

あくまで一般論でロードローラーでならした時の平均的な話。

実際には個人差が大きくて一概には言えない。大きめの歯医者や口腔外科のある総合病院で精密検査しないとわからないからだ。しかも、医者によって意見が割れることも多い。(診察が)めんどくさいから抜いちまえと短絡的に言う医者は信用してはいけない。

基本手には、歳をとると骨が硬くなって百戦錬磨の歯科医や口腔外科医でも抜歯に難儀するという。

何より本人に体力や精神力や回復力がなくて手術が辛い。生きるモチベーションが小さい場合もあるし、持病を持つ可能性も高まるから、きめと希望が溢れる若い時の方が比較的楽だという。

親知らずという名前の由来とか

親知らずは親知らずという俗名の通り、20歳前後で生えてくる場合が多い。他の永久歯は12歳頃までに生えそろうが、親が知らないところで生えてくるから嫌知らずと呼ばれている。もっとも、現代人では親知らずが生える年齢でも、親にべったりな場合も少ないと思うが。

4本の親知らずが上下左右ともに正常に生えている人は、幸運なので特に抜く必要はない。それどころか、他の歯がダメになった時に移植できる場合があるのでラッキーなのである。

但し、退化した人類の場合は正常に生えるスペースがない。そのため斜めに傾いてたり、何年も地中で生きる幼虫みたいに歯茎の中から出てこれなかったり、真横に生えてこようとしたり、とんでもない悪態をつく場合も多い。

歯茎の中で悪態をついている場合は、虫歯や定期健診などでパノラマレントゲンを撮った時に「やばい親知らずがありますよ」と歯科医が教えてくれて気が付く場合が多いだろう。

まぁ、拙者の場合は、上は先天的に存在しなくてラッキーなのだが、下の親知らずは左右ともにがっつり歯茎の中に核搭載の時限爆弾の如く格納されている。

親知らずと手前の7番の歯(?)が腫れた

歳がバレるが、拙者は厄年である。読んで字の如く、厄介な年だから気を引き締めなさいと昔から言い伝えられている年齢を生きている。

厄年は3年間あって、真ん中が本厄、今年は本番前の前厄に過ぎないのだけど、すでに色々ありすぎて精神的に参っている(笑)。

(笑)とか書いたが、実際には笑う余裕すらないくらいに生半可なものではない。

初めに起きた出来事としては、広島風お好み焼き作りに夢中になっていた頃、10年ほど前に神経を抜いた左下7番(大2大臼歯)が激痛とともに周囲の歯茎が腫れた。親知らずの手前の歯であるが、どっちが原因なのかよくわからなかった。

痛みは4~5日くらいは続いたが、行きつけの歯医者に電話しても急患扱いなどはなくて、予約は1週間以上先と言われた。

やがて痛みはなくなったが、異様な腫れは治まらず。口内炎の時に飲むビタミン剤的な市販薬とか、市販の歯痛用の塗り薬(弱い麻酔成分が入っているらしい塗り薬がある)で凌いだが、大きな効果があるとも思えなかった。

今だから言えることとしては、急患扱いで即日で診てくれる歯医者も都市部ならきっとあるから、激痛なのに1週間も待たせる歯医者は変えた方がいい。市販の薬なんかじゃ力不足で、歯医者に行ければ抗生物質の飲み薬や注射でこの手の腫れや痛みは治まる場合がある。

腫れの原因は親知らずではない気がした

左下の親知らずは95%以上も歯茎に埋まっているが、その存在は知っているので、時限爆弾が作動したのかと思った。

1週間ほど待って、行きつけの歯医者にようやく行けた。

もう一度言うけど、急患なのに1週間以上待たせる歯医者はかかりつけにしてはいけない。開院した当初から通っているのに酷い扱いだと思った。うん。

この歯医者は雇われの歯科医が何人かいて、特に担当が決まっているわけではないが、年金が受給できる世代の初めて担当する高齢の歯科医に歯の蘊蓄を聞かされる羽目になった。

歳をとっても歯を失わないための生活習慣だとか、虫歯にならない歯磨き習慣だとか、今さら遅いわ~系の話でひたすら30分。ないわもう。

1週間も待ったのに歯を診てくれないのではないかと不安になったころに、下手くそな助手にレントゲンを撮って貰ってようやく診察へ。いや、先に診察してほしかったわ。

ちなみに、歯医者の現場には一般的に歯科医師と歯科衛生士と助手がいるが、歯科医師と歯科衛生士は免許や資格が必要なものの、助手は免許不要。いわば一般人なのである。

歯科医師と助手はフレンドリーで結婚するパターンも多いらしい。しかし、歯科衛生士は国家資格持ちだからか、厳しく当たることも多いのだとか。

まぁ、拙者にはどうでもいい話なんだが。

いきなり抜歯と言われても・・・

この最初に行った歯科医院をA歯科医院としよう。

A歯科医院では「これは親知らずっていうよりは、7番の歯だね。こうなったら抜くしかないね」と。

同じ状況でスパっと抜ける人がいるのかどうか知らないけど、二度と生えてこない大切な歯を即断で抜いて貰うことはできず、救う手立てがないか他の歯科医院でも診て貰うことにしたのである。

そもそも、元々10年前にA歯科医院で神経を抜く治療をした歯なのである。もう少し、歯の講釈を垂れるよりも、歯を残すための提案などをしてくれたり、治療の素振り見せてもよい気がする。洗浄や大災害でもないのに、目の前の死にかけている人間を救わないのが医者なのだろうか。

それとなく矯正(厄年だし今更しないわい!)やインプラントを薦めたりしてくるあたり、A歯科医院にすれば、細かい治療や検査をするよりも、さくっと抜いてインプラントを薦めた方が儲かるのであろう。まぁ、そりゃそうか。

抜歯を断わって診察室を出る時に中年女性の助手が「セカンドオピニオンは大切ですから」と笑顔で言われたのが怖かった。

数年後に歯がダメになる保険診療の歪み

日本の歯医者というのは保険診療のシステムが歪んでいるがために、わざと数年後にトラブルが起こるような適当な治療をして“リピーター”を作るような商売をしているところもあると聞く。

つまり、悪徳歯医者である。

虫歯の治療をした後の歯の詰め物や被せモノにしたって、保険診療で使える安い金属は見た目もさることながら、歯に強い力がかかるので数年後に歯が割れたり、トラブルの原因になりやすいが、保険外診療にすると一気に値段の桁が跳ねあがる。

毎月2~3万円くらい健康保険料を払っていても、こと歯の治療に関しては保険では数年後にダメになるような低レベルの治療しか受けられないのが基本なのだ。

悲しいかな、この国の健康保険システムの歪みなのである。だから、保険外診療しかしない歯医者も存在するけど、価格の差が激しすぎるので貧乏人は足を運ぶことができない。

希望を求めてB歯科医院へ

都市部の住宅街だったら本当にコンビニと同じくらい歯医者があるのだけど、それぞれの歯医者で治療方針の違いや技術の差はかなりあるように思う。

保険診療の歪みのせいで、保険診療の範囲であれば基本的に日本全国どこの歯医者でも同じ治療をすれば同じ料金なものの、その中身は様々だということだ。

とりあえず、いきなり初対面の高齢歯科医に抜歯一辺倒で抜かれてしまうのは勘弁なので、ターミナル駅近くの「親知らず抜歯が得意」と宣伝している大きめの歯科医院Bでも診で貰うことにした。

抜きたくないと言えば抗生物質で治療して貰えた

A歯科医院で抜くしかないと言われた7番の歯だが、救う手立てはないのかと尋ねた。

首都圏各地のターミナル駅近くで複数展開している歯科医院だが、当日2時間前くらいにネットで予約出来て便利だなぁと思った。ターミナル駅近くだから、新患を優遇する戦略なのかもしれないけど、1週間以上待たされるかかりつけなんかより、よっぽど好感が持てた。

この時は検査でパノラマレントゲンとCTを撮って3割負担で5000円くらいかかった。7番の歯は抗生物質の注射と飲み薬で炎症を抑えることになった。

担当医いわく「親知らずも炎症に関わっているかもしれないけど、親知らずは神経が近くて抜くリスクがあるから大学病院を紹介する」ということになった。

ただ、紹介されそうになった大学病院は県内随一の有名どころだが、自宅からアクセスが悪いのと、どうも大学病院というのが学生の練習台にされるイメージがある(偏見?)ので、自宅から歩いていける距離にある総合病院の口腔外科を紹介して貰った。

総合病院は紹介状がないと初診料が高くなる場合や、そもそも受診できない場合もあるらしいから、事前に自分で情報収集するのは大事。受け身はダメ。

一般的には相談すれば画像データを貰ったりすることもできるらしいけど、PCの画像なんかと違って、歯科医院ごとに使っている機器のメーカーやソフトウェアが違うので、A歯科医院で撮った画像をB歯科医院で読み込ませて・・・ということは基本的にできないらしい。えええええっ・・・。

今のPCとかスマホとかのデジタル界隈を見たらわかるけど、時代は共通フォーマット。だが、この分野は歯科業界の利権(?)で共通化されていないのだという。

まぁ、共通化すると儲からなくなるからね。それぞれでレントゲンを撮り直した方が金を取れるわけだ。

初めて総合病院の口腔外科へ

普通の歯医者に行ったことがあっても口腔外科には行ったことがないという人も多いと思う。

まぁ、歯医者によっては診療科目に「一般歯科 口腔外科」みたいに記載していることもあるけど、虫歯とか一般的な歯の治療ではなくて、歯茎のトラブルとか歯茎に埋まった親知らずとか、外部に露出している歯以外の口内の外科的治療を専門にしているようなところである。

総合病院に行くのも地元を出て以来、20年以上ぶりであった。

地元は田舎だから、総合病院しかまともな病院がないので、ちょっとした風邪とかでも総合病院に行くのが普通で、大きな病気をしたことがあるわけではない。

総合病院には雰囲気などの下調べのために、あえて口腔外科の窓口へ紹介状を持参して直接予約に行った。紹介状は封筒に入っているので、そのまま渡す。

どんなことが書かれているのか気になったが、渡した時にチラ見した感じだと、こちらの名前や年齢などの個人情報と「お忙しい所恐れ入りますが、智歯の抜歯リスクが高いため貴院に紹介させて下さい」というようなことが書かれていた。他の病院を紹介されるというのは初めてなので紹介されるのもドキドキ。

初診は担当の医師は希望はあるかと言われたが、希望と言われても知っている医師などいないので誰でもいいと答えた。事前に病院のサイトなどで医師を調べておくといいのかもしれない。

翌日と1週間後くらいに空きがあったが、町中の歯医者と比べても、そんなに激混みというわけではないようだった。

総合病院でもレントゲンやCTは撮り直し

歯医者と同じで他院の画像データの読み込みに対応していない場合もあるので、基本的に再撮影が必要。

総合病院ではレントゲンは口腔外科の部屋にあったが、CTは歯科用でなくてレントゲン科に行って全身用のやつで別に日に撮った。普通の歯科医院と違って、一般的には平日の9時~17時とかで動いている。

待っている間にベッドに寝かされた入院患者とかが続々と運ばれてくるので総合病院という感じがした。手術室に運ばれてくる人とか、運び出されてくる人をいっぱい見た。普通の歯医者にはない光景だ。自分もいつかああなる日が来るのだろう。

総合病院では初診とCTだけの日と説明だけの日で計3回通った。

親知らずは抜かない方がいいと忠告

拙者の場合、親知らず抜歯の最後の砦とされる総合病院の口腔外科を紹介されたわけだけど、結論としては神経が近すぎるから抜歯しない方がいいと告知されて口腔外科への通院は終了した。

自分でもネットや本で学んだけど、顎のあたりには人間の神経の中でも3本の指に入るくらい重要な神経があり、それを傷つけると麻痺が残ったり、口が自由に動かせなくなったり、味覚や嗅覚にも影響が出るという。5.5%の人は障害が残るという。

拙者の場合は今回は親知らずが原因で炎症が起きたわけではないとのことだったので、色々検査はしたけれど、触らぬ神に祟りなしで抜かない方がよい親知らずというのもあるというのを伝えたくて、このとりとめもない記事を書くことにしたのである。

まとめ 抜かない方がいいというか抜けない親知らずもある

ネットで「親知らず 抜歯」とかって検索するとまず出てくるのが歯科医院の広告。

抜歯が得意で実績もあって親知らずを抜くメリットがいっぱいで、抜かないのはリスクがあるからうちに相談して下さい、というような内容。

あるいは、拙者みたいに歯茎に埋まってる難易度の高い親知らずだけど、口腔外科に行って抜歯に成功した、意外とちょろかったぜ~というような記事。

でも、拙者みたいに散々検査はしたけれど、抜かない方がいい親知らずもあるってことで、妄信的に親知らずを抜くのが正義みたいに思わない方がいいのかな、と個人的な感想で締めてみるのでござる。

なにしろ、障害が残ったりと、親知らず抜歯はハイリスク案件なわけで万人に薦められるものじゃない。

まぁ、思ったのは、現代人の体は欠陥だらけなんだなぁってこと。ゼノギアス的にいうとデウス復活の部品には使えないから粛清した方がいいみたいな(やりすぎ?)

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日本人の平均寿命が世界一は大嘘? 実は平均寿命に世界共通の計算式など存在しない!!

日本人が誰一人と疑わないのをいいことに信じ込まされているトリックの一つに、日本人の平均寿命が世界一というのがある。

2022年版のWHOによる世界の平均寿命ランキングでは、日本国が男女合わせた平均寿命84.3歳でなんと世界一位!

その下にはスイス、韓国と続くが、先進国(G7)の自殺死亡率1位の日本が平均寿命で世界一位とは、肌感覚としても、理論的に考えてもあり得ないんじゃ・・・と思って、文献をあさってみたらところ、やっぱり日本国によって都合よく捏造された数字である可能性が高いとのことだった。

そもそも平均寿命に世界共通の計算式は存在しなかった

いやいやいや・・・。

数字に強くない素人でも、そんなデタラメな計算で競わせたらダメなことはすぐにわかる。

オリンピックの100m走競技に例えたら、国によって105mだったり、95mだったり、マチマチな距離でタイムを測っているようなもの。それを一緒くたにしてランキングにしているのが世界の平均寿命ランキングの正体だという。

しかも、日本は後出しジャンケン方式で各国が数字を出しきってから発表しているという。

日本では厚生労働省が集計しているらしい

日本の場合は厚生労働省が平均寿命のデータを集計しているが、コロナ禍で効きもしないどころか、副作用で死亡者まで出ているワクチンをゴリ推しした機関である。

計算式は数字に強くない素人では理解が難しいが、それをいいことに捏造しようと思えばいくらでも都合よく数字を操作できるように感じられる。計算に使われる細かな数値や、その根拠などは一切公開されていないという。

平均寿命は単なる期待値でしかない

細かな計算式や根拠が公開されていない以上、平均寿命が怪しい数字であることは素人でもわかると思うが、このことは厚生労働省も「仮定し、期待し、補正した」数値であることを認めているという。

それを一般的には捏造というが、我々日本人は捏造された平均寿命を信じ込まされているということである。単なる期待値でしかないなら、もはや80年後の株価を予想しているようなものでしかないのだ。

平均寿命が高いと見せかけることにどんなメリットがあるか?

それは日本という国は医療の質が高く、安心して長生きできる素晴らしい国だと国民に信じ込ませることであろう。そして、厚生労働省と繋がってる各種の業界がウハウハできるのし、その見返りもたっぷり受け取れるのであろう。

平均寿命よりずっと早く死ぬ人の方が周りには多いが、皆さんの周りはどうだろうか? 平均寿命が期待値でなく本当の値だったら80歳や90歳で死ぬ人が大半でないとおかしいということになる。

個人的には、平均寿命は生まれたばかりの0歳児の平均余命とも言えるが、事故や難病などいつ死ぬかなどわかったものではないが、単なる期待値でしかないから、何の意味もないように思う。

カナダ政府などはカラクリを暴露したうえに平均寿命の統計なんてやめてしまえ、と言っているくらいに、平均寿命なんてのはデタラメの産物に過ぎなかったのである。

※詳しく知りたい方、参考文献はこちら

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【尻が痛い】硬すぎる職場や公共施設の椅子は携帯ゲルクッション持ち込みで少しはマシになる

臀部痛持ちである。

臀部、つまり硬い椅子に座っていると短時間で尻が痛くなってくる。硬い椅子で尻が痛いというと誰でもありそうなもんだけど、腰痛や膝関節、背中など全身のあらゆるところが痛くなってくるあたり、常人より尻の耐性が低いのは確かであろう。

なぜなら、私レベルの臀部痛持ちの人ばっかりだったら、法律や条例で硬い椅子が全面禁止されるはずだからである。

過去には椅子が原因で、歩くのも困難なほどの酷い切れ痔を引き起こしたことが3回もある。

私が王様の独裁王国を作るとしたら、硬い椅子を使う企業や公共施設の運営者は、即銃殺可能とする法律をまず作る予定だ。

携帯ゲルクッションというアイテムを知っているか?

なんとなくそういうアイテムが存在するような気はしていた。

日本人は正座や和室の文化があるからか(適当)、比較的、尻の耐性が高い人が多い気がするものの、世界的には硬い椅子になんて座ってられない人が多いのだと思う。

アマゾンや楽天などのECサイトで検索すると、ゲルクッションというアイテムがオススメ商品としてよく出てくる様子から、そう判断することができる。

ゲルクッションってなんぞ?

自分も最初はそう思っていた。

ゲル、つまりジェルっぽいプニプニしたゴム素材を使ったクッションっぽいアイテムだ。綿とかじゃなくて、中身がゴム素材なのだ。

臀部痛持ちから上から目線で言うと、椅子自体がかなりショボい場合、100円ショップに売っているような薄いクッションを敷いても全く何の意味もない。

ホームセンターの500円~1000円くらいのクッションでも、ほとんど改善した試しはない。

クッションを使う場合はハードタイプで10cmくらいの厚みがないと十分に体重(と言っても標準体型だよ~)を分散できないのだと思う。

首都圏の電車のシートとかは長めに座っても何ともないのは、椅子自体にその手の尻痛を考慮したクッションが使われているからだと思う。

自宅とかだったら、実際にそういうスペックを持ったクッションを探すか、以下のようなクッションを使うと元がショボい椅子でも割と改善されるはず。

ブラック企業やショボい公共施設には携帯タイプを持ち込む

色々あってブラック企業とか公共施設によくある硬い椅子に長時間座らないとならない境遇にある場合、自宅で使うようなタイプの尻痛を防ぐクッションは大型過ぎて持ち込むのが困難だと思う。というか、物理的に不可能な場合が多い。

そういう場合はバックに入れられるくらいの携帯タイプのゲルクッションがオススメだ。

結論を言うと、どうしても携帯タイプなので完璧に尻痛を防げるとはいかないものの、幾分かは尻の痛さが軽減できる。ないよりはマシという感じ。

2つくらい組み合わせるとだいぶ改善されるが、硬い椅子で困っている人にはオススメしたいアイテムだ。世の中から硬い椅子がなくなりますように!