現代人の生活にとってなくてはならないモノ・・・と聞いて何を思い浮かべるだろうか?
スマホ? インターネット? コンビニ?
いや、違う。
答えは・・・冷蔵庫である。
これは蒸し暑い梅雨入り前の日本で実際に起きたドキュメンタリーである。
冷蔵庫が故障! これは大事件だ!
過去にも冷蔵庫が急に故障した経験は何度かある。
むしろ、経験的には冷蔵庫は急にしか壊れない。
ちょっとずつ冷えなくなってきて段階的に壊れたという経験はなくて、壊れるときは全く冷えなくなって、氷は全部溶けるわ、生鮮食品は異様な腐って腐敗周を放つわで故障に気づくのである。
年中無休で24時間稼働しているという意味では、エアコンや炊飯器、電子レンジなどを凌ぎ、一般家庭にある電化製品の中でも最もヘビーな動作が求められているのが冷蔵庫なのである。
過去に冷蔵庫が壊れた時は涼しい季節や寒い季節だったので、それほどのダメージはなかったが今回は日中の室温が30度にもなる夏場に壊れたのでダメージは計り知れない。
ちなみに、経験的にはジェネリック家電の冷蔵庫は7年前後で壊れる。
冷蔵庫が壊れると人間に与えるダメージは大きいが、具体的に何が困るのか一例をあげてみよう。
冷たいビールや冷たい飲み物一切が飲めなくなる
冷蔵庫が壊れると当たり前の幸せが脆くも崩れ去る。
晩酌で楽しむ冷たいビールやチューハイの類、麦茶やソフトドリンクは常温になり、飲めたものではなくなってしまう。
缶やペットボトルに入っている飲み物ならまだいいが、牛乳や紙パックに入った飲みかけの飲み物は全部腐ってしまう。
氷が作れなくなる
チューハイやカクテル、ウィスキーなどのロックを作るのに必須の氷は全て水になってしまう。
これはかなりダメージが大きい。
スーパーやコンビニなどにはロックアイスという氷が売られているが、どうしても酒が飲みたい場合はお金を出して氷を買わないとならない。
もしくは、苦肉の策で常温で飲める日本酒やワインなどに移行することになるが、室温30度にもなると、冷たい酒が飲みたくなるのが人間というものだ。
生鮮食品の保存ができなくなる
生鮮食品は買ってきてすぐに使い切る必要があるので、自炊する人はまともにスーパーで買い物ができなくなる。
野菜ならともかく、肉や魚は常温保存などできたものではないので、昔の人の生活に想いを馳せることになる。
親と冷蔵庫は失ってからありがたみに気づくと昔の偉い人は言ったものである。
冷凍食品の買い置きができなくなる
冷蔵庫が壊れると、ほぼ冷凍食品すべての存在価値がなくなる。
数年前の北海道の大地震の時に停電が長引いて、スーパーが冷凍食品を廃棄したり、無料で配っているのを見たが、冷凍食品は冷凍庫とセットで成り立つのだ。
買い置き派は泣くことになるだろう。
まとめ 冷蔵庫が壊れても数日困らない備えが大事かも
現代人にとってなくてはならないものが冷蔵庫。
個人的な経験では冷蔵庫は7年程度で壊れてしまう。大地震などと同じように忘れた頃に壊れることが多い。
すぐに変わりの冷蔵庫を手配しようとしても、スムーズに言っても2~3日程度は冷蔵庫が使えない暮らしになるため、日ごろからシミュレートしておくことが大切だ。
生鮮食品や冷凍食品を無計画に買い込まないのも大切かもしれない。