ホームセンターなどでもよく見かける観賞魚用エアーポンプの定番商品「GEX e‐AIR」と「ニチドウ ノンノイズ」はどっちが静かなのか検証してみた。
検証したのは型番で言うと30cm~45cm程度の小型水槽に推奨される「GEX AIR PUMP e‐AIR 1000SB」と「ニチドウ ノンノイズ S100 1.5W」の2商品。
GEXの方は金魚飼育セットとかにも付属していることが多いので、いつの間にか使っている人は多いはず。
どちらもスペック的には大体同じだけど、市場価格ではGEXの方が少し安い場合が多い。
エアーポンプにありがちな悩み
エアーポンプの悩みと言えば、動作音や振動。
可愛いお魚ちゃんのためとは言えど、気になるものは気になるというもの。
筆者の記憶だと20年くらい前の製品に比べると、動作しているのかわからないくらいに静かになったと思うけれど、それでも設置場所や時と場合によっては動作音が気になる人も多いと思う。
特に寝室やリビング、そもそもワンルームや一人暮らしの部屋だとメインの生活空間に水槽を置くしかないのが一般的だと思うけど、そういった場合では気になって気になって仕方がないというケースもあるだろう。
ネットではニチドウの方が静かという書き込みもあったけれど
筆者は元々GEXを使っていたが、振動や動作音が気になり出して、ネットで調べたらニチドウの方が静かで快適という書き込みが某知恵袋にあった。
大体同じくらいの価格帯だし、ライバルメーカーの製品は両社ともに分解して研究の上で開発しているから、そんなに違いがあるわけがないとは思ったけど、故障した時の予備にもなるし、水槽メンテナンスの時とかにも使えるだろうし、ニチドウの製品も検証用に買ってみたのである。
結論を言うと、GEXの方が静かで振動も少なかった。(がーん・・・←心の声)
大体同じサイズだと思ったけど、ニチドウの方が気持ち本体が大きい気がする。
ケーブルが横から出ていて、若干長いこともあって、ケーブルの処理が設置個所によっては難儀になる。
エアーポンプの振動はケーブルにも伝わるので、ケーブルが壁とかに触れると「ガタガタガタ・・・」となってしまうからね。長いケーブルは厄介だったりする。
個体差もあるのかもしれないけど、GEXの動作音が100だとしたらニチドウのは120ってところ。ポンプって感じの「ブブブフ・・・」という音が目立ってしまっている。
エアーポンプの振動を抑えるには100均の耐震ゴムが便利
エアーポンプの置き場所って世間的にはどうしているのかわかんないけど、そのまま置くと振動で勝手にずれていって「ブブブブ・・・」ってなってしまうことがある。
そんな時に便利なのが100均などに売られている耐震ゴムを下に敷く方法。
商品的には↓こういうやつ。
本来は地震での家具転倒を防ぎアイテムだけど、いい感じにエアーポンプの振動を拾ってくれる。
吊るしたりする方法もあるけど、設置は結構困るよね。
ちなみに、逆流での水漏れ対策でコンセントやエアーポンプは水槽よりも高い位置に設置するのが基本。
逆流防止弁というパーツを使うのも一つの方法。
さらに静かさを追求したエアーポンプもある
筆者はとりあえず満足しているけど、さらに静かさを追求したい人には下記のような商品がある。
ピエゾ素子による超静音設定のエアーポンプ、というものもある。主に小型水槽用らしい。