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【FF4】ファイナルファンタジーIVの感想 【ネタばれ】

1991年発売のFF4を初めてやったぞ。FF5以降はオンライン以外は13までプレイしたけど、4は初めてなんだ。

クリアまで20時間ちょっと。ちなみにPSP版。

初出は25年前のゲームだけど、壮絶なネタバレありなので注意。

FF4 ストーリー紹介

自分も初めてやったんだけど、FF4を知らない人のためにストーリーを紹介。

小さな村で暮らす少女リディア。

ある日、変な鎧に身に包んだ主人公の男2人組(セシル、カイン)が村を放火する。おまけに少女の母親を殺害。極悪非道にも程がある。

しかし、なんでだったか忘れたが、少女は主人公らと一緒に冒険することになる。

その後、セシルに想いを寄せて追ってきた後の妻、ローザとも合流。

ローザはカインの幼馴染で、カインの片思いの相手。しかし、ローザはセシルに夢中なため、カインの心に隙間ができて、悪い連中に付け込まれるようになる。

エンディングはカインが山に引きこもる描写で終わり、続編のThe AFTERでは悪いカインと良いカインに分離してしまう。

FF4は恋に敗れて悪に付け込まれたカインの話。

・・・たぶん、そんな話。

ゲームが「映画化」する以前の古き良きRPG

この時代のゲームは今とは比較にならないくらい少ない容量で作られているので、ムービーなんてものはない。

FF13くらいになるとムービーがメインでゲームはおまけ扱いだが、FF4はしっかりコンピューターゲーム、RPGという感じがする。

ストーリーが妙にあっさり進む

ハードやソフト容量の制約もあるが、人が殺されても、ものの数秒でサクっと物語が進むのは今となってはあっさり過ぎる印象を持った。

FF4はシリーズ中、リメイクや移植が最多。DS版などはキャラが台詞を喋るらしいが、ドット絵のキャラだからこその演出だと思った。

良い解釈をすれば、プレイヤーの想像に委ねているとも言える。映像やボイスで直接的にストーリーを説明するよりも、含みがあるとも言える。

パーティーキャラはかなり入れ替わる。いつの間にか仲間になって、いつの間にかストーリー上で死んで、パーティーから抜けて、顔も名前も思い出せないキャラが何人かいた。

エンディングで久しぶりに見たキャラも。ギルバートとかはどんな奴だったか思い出せなかった。

リディアは序盤はロリキャラ、後半は巨乳キャラ

ドット絵の方がリアルなCGより想像出来ていいんだけど・・・。技術の進歩は想像力を奪う。

終始好きだったのが、リディア。7歳のロリキャラだ。

ストーリーとしては、序盤、騙された主人公が間接的にリディアの母親を殺してしまう。

FF13で似たようなことが起こると、もう何十時間もグダグダになるのだが、FF4のリディアはあっさり和解して仲間になる。

中盤はパーティーを抜けて、時間の流れが速い幻界で修行する。後半、大人になって巨乳化して合流する。

リディアはFF4において、バハムートなどの強力な召喚魔法を使える唯一のキャラだ。

難易度はなかなか高い

FF4のSFC版は初出当時から難易度が高いことが知られ、イージータイプというのが別に発売されたりもしていた。

PSP版も若干調整はされているものの、SFCに近いらしくて、この時代のRPGを象徴するかのように、ストーリーを進めるためにレベル上げがかなり必要だった。

普通にストーリーを進めていく中の戦闘だけではレベルが不足した。

中盤で10くらいあげて、ラスボスが強すぎたため、ラスボス手前でさらに7くらいあげたと思う。

リディアでゼロムス攻略

ラスボスのゼロムスは、ビッグバーンという全員に2,000近いダメージを与える法外な攻撃を使ってくる。しかも、向こうのペースに乗ってる時だと、短い間隔で2回連続とか使ってくる。

普通にプレイしてたら、リディアのHPは1,000~1,500くらいしかないから、いかにビッグバーンが法外かわかるだろう。

「リディア死んでも無視」とか酷い攻略法を紹介している人もいるけど、今までリディアを主人公としてプレイしてきたから、今さら、そうもいかないんだ・・・。

ちなみに、最終メンバーはリディア、セシル、ヤン、シド、ローザを選択した(PSP版は自由に選べる)。

ビッグバーン対策で、リディアが生き残れるようにHPが2,200以上になるまでレベルを上げた。よく検証してないが、魔法防御力の高い装備にするのも効果的?

【攻略法】
1.ゼロムスは意外とローザのスロウが効くので、まず攻撃をスローダウンさせる。

2.セシル、ヤン、シドは攻撃担当。適当でOK。

3.ビッグバーンが来たら、ローザをエリクサーとかで最優先回復。

4.ローザは全員にケアルガ、リディアが倒れたらアレイズ蘇生。

5.リディアはバハムート召喚(3、4回発動すればまず倒せる)

これで余裕で倒せる。

エンディング

ゼロムスに苦戦した人にはちょっと寂しいくらいのシンプルな終わり方。この時代のゲームという感じがする。

FF7以降は何百人体制で制作しているが、この時代のコンピューターゲームであるFF4はなんと制作メンバーは14人だとか。

最後、リディアも結婚式に来てくれたし、よかったー。

リディアが終始可愛かったけど、今のゲームだったら間違いなくグッズとかフィギュア(一応あるけどいまいち)とか沢山展開してたと思うだけに、時代というのは残酷だ。

しかし、25年前のゲームを未だにリメイクとかで稼げるんだから、すごいものだと思う。

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【ネタばれあり】クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-の感想

FF7の派生作品としてPSP用に2007年頃に発売されたクライシス コア -ファイナルファンタジーVII-の今更レビュー。個人の感想、偏見、ネタバレあり。

基本情報

・クリアまでのプレイ時間 15時間くらい
・価格 近所のブックオフで税込み500円

良かったところ

・今となっては古い作品なので安い
・世界観や音楽、効果音がFF7と同じorアレンジ曲が多い
・戦闘などは伝統的なゲーム音楽っぽくないロック調
・FF7とキャラに違和感それほどなし
・後から作った割りに、FF7にスムーズにつながりそうなエンディング
・RPGに付き物のレベル上げ作業がそれほど必要ない
このゲームの場合、『マテリア合成』というシステムでキャラを強化するのがポイント。ショップで買えるアイテムだけでHPを9999まで簡単に上げれる。9999あれば、大した苦労せずラスボスまで破壊可能。ストーリー以外のキャラ強化のための戦闘は、序盤とラスボス前にそれぞれ2時間くらい『ミッション』という作業系バトルをやった程度。

・アクションRPGだが、あまりアクション関係ない
・戦闘はFF13より500倍は面白い
・それほどゲームシステムを勉強しなくてもクリア可能
ラスボスまで『回避(防御?)』の操作を知らなかった
・新しい女性キャラのシスネがエロい

悪かったところ

・エアリスが重要キャラとして終始登場するものの、ティファはエロいだけで扱いが小さい
・FF7が終始女性キャラに囲まれるハーレム状態だったのを考えると、クライシスコアは終始、熱血漢のザックスのみが操作キャラ。喧嘩番長的な男臭いゲームである
・FF7本編も意外にそうだが、どこにいって何をしたらストーリーが進むのかわからなくて独力だと割りと詰む。ビル何階のなんとかルームの誰々に話しかけるとストーリーが進むとかが、あまりヒントない。ある意味、昔の伝統的なRPGっぽい
・移動がめんどい時ある
・3Dマップが迷子になる時ある
・エアリスの花ワゴン材料を集めるイベントは1章丸々ドMで人によっては苦痛
・PSPで空き時間とかに楽しむためのものなのか、ミッションが使いまわしで単調
・PSPだから疲れる。テレビに映すケーブルもあるが、一部の拡大機能があるテレビ以外ではフル画面にならないし・・・。
・FF7本編のストーリーがそうだから仕方ないが、クライシスコアで最初から最後までずっと操作してきた主人公(≒プレイヤーの分身)がエンディングで所属会社の人間にミサイルや銃で惨殺される。組織に逆らったら生きていけない、という社会風刺的描画でもある。
・ティファはエロいだけで扱いが小さい
・ティファはエロいだけで扱いが小さい
・ティファはエロいだけで扱いが小さい

まとめ

本編は3日くらいで頑張ればクリアできるので、FF7が好きだった人には、お勧めできます。近年のRPGは鬼畜難易度のものがありますが、初心向きな難易度だと思います。ただし、ティファはエロいだけで扱いが小さいので、人によっては注意が必要です。

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【18年ぶり】FF7をPC版でプレイした感想

ミッドガルを実写化したらこんな感じかな

もう発売から18年くらいになるのかー、と関心してしまうのがFF7。

ファイナルファンタジーVII インターナショナル for PC | SQUARE ENIX:/

FF7はFFシリーズの中でも人気作で、PS4向けにリメイクが決ったくらいだけど、今時のPCは高性能で初代PS向けのゲームくらい余裕で移植できるので、スクエニの公式サイトから1500円くらいでダウンロード販売されている。ちょっとした暇を使って懐かしむようなテイストで遊んでみた。

ピンポイントレビュー

・グラフィックは、やはり20年前のPSという家庭用ゲーム機のものなので、今時のバリバリのものに比べるとショボく感じる

・音声はPS版と同じもの(PCM音源)

・ストーリーはプレイしたことのある作品だが、忘れている部分も多くて、こんなんだったかという感じがした

・インターナショナル版ベースだが、オリジナルを忘れているからわからん

・各所のミニゲーム、洞窟等のトラップが微妙に感じた(めんどい、意外にむずい)

・PC用のゲームパッドがあると、やはり遊びやすい

FF7の魅力はストーリー? キャラ? ・・・実はバトルです

オリジナル版と違う要素として、全キャラをボタン一発で最強にしたりする機能が搭載されている。公式チートだ。レベル上げしてる時間がめんどい、バトルめんどい・・・という人にはてっとり早い。

ただ、自分も時間の都合で利用したが、雑魚敵はどんな敵も一撃で倒せるのでバトルが一瞬で終わる。それはそれで爽快だが、FF7はストーリーやキャラの良さで評価されていると思っていたが、実はマテリアを使ったキャラ強化、リミットブレークなどバトルの面白さもFF7の魅力であった気がした。

最強化してしまうと、バトルの面白さが全くなくなってしまうので、慎重に考えた方がよいと思う。ラスボス意外はほとんどの敵が一撃なので・・・。

プレイ時間は?

最強化や5倍速などを使えば、15-20時間くらいでクリアできる。

『今はゲームなんかやらないからゲーム機は持ってないけど、子供のころ遊んだから懐かしいなぁ』という人は、手持ちのPCだけでもプレイできるPC版がおすすめ。土日だけでもクリア可能なので、懐かしんでみるのも良いかもしれない。