トクホコーラは「脂肪の吸収を抑える」などという効果が宣伝されている。2012年頃に各社から登場し、健康に悪いイメージのコーラがトクホということで、ヒット商品になった。
トクホ(特保)とは
トクホ(特保)は「特定保健用食品」の略で、国の許可を受けた食品にだけ表示することができる。
医薬品ではなく、あくまで健康の維持増進に役立つとされる食品とされる。
トクホコーラの正体は「難消化性デキストリン」
トクホコーラと普通のコーラの違いは、トクホコーラには「難消化性デキストリン」という成分が入っていることだ。トクホコーラに限らないが、「脂肪の吸収を抑える」効果があるドリンクは、大体「難消化性デキストリン」が入っている。
500mlペットボトルでは5mg入っているのが相場だ。
「難消化性デキストリン」とは
聞きなれない成分ではあるが、デンプンから作られる食物繊維のようなもの。アメリカの厳しい食品安全性検査でも安全と言われている成分で、食品の脂肪吸収を抑える効果があるとされている。
但し、トクホコーラなどでも注意書きされているが、お腹が緩くなる場合があるため、飲みすぎには注意が必要。
粉末の「難消化性デキストリン」は安い!!
脂肪吸収抑制効果のあるトクホコーラだが、普通のコーラより少しお値段が高いのがネック。
しかし、実は「難消化性デキストリン」は粉末でも売られている。基本的に食物繊維なので、誰でも普通に購入可能。商品によるが100回分程度で1,000円しないくらいの値段で、なんと1回あたりは10円以下。
味も匂いもほとんどしないので、コーラ以外の飲み物や料理に入れるのも自由。トクホの飲み物を毎回買うのは財布に痛い・・・という人には、ぜひお勧めしたい。