日本の主要空港にはゴールドカード所持者が利用できるラウンジというものが設置されている。
正確に言うと、金を積めばゴールドカードを持っていなくとも利用できるが、ゴールドカードを提示すると無料で利用できるので、ほぼほぼゴールドカード所持者向けとも言える。
ゴールドカードを有無を言わさず無理やり持たされた話はこちら。
ゴールドカード提示で1100円が無料になるってばよ
通常料金1100円が無料になるって、なんかおかしくね? って思うけど、世の中そういうものなのだ。
この日は、例のJAL便に搭乗する前に羽田空港の国内線ターミナルにあるパワーラウンジという所を利用してみた。
注意点としては、空港によってラウンジがある場所は様々ということ。
羽田空港の場合は手荷物検査後のセキャリティエリア内にある一方で、那覇空港の場合は手荷物検査前の一般エリアにある。
把握していないと、さっさと手荷物検査を済ませてラウンジでまったりしよう~と思ったら、実は手荷物検査後に利用することはできなかった・・・という残念な結果に終わることもあるのだ。
というか、那覇空港では思いっきり罠にハマってしまった。JALのVIP向け(?)ラウンジはあったけど、ゴールドカードのラウンジと大手航空会社のラウンジは全くの別物らしい。
ゴールドカードで利用できるラウンジの様子
個人的な感想をファーストインプレッションすると、ほぼほぼ金払ってまでは利用する場所じゃないなぁという感じ。
たまたまゴールドカードがあるから利用すっか~、くらいな所であった。
イオンのラウンジに毛が生えた程度というか、無料で飲める飲み物としては、コーヒーマシーンのコーヒー、ティーパックの紅茶、オレンジジュース、水、黒酢ドリンクくらいだったかな。写真を撮ろうと思ったけど、ドリンクゾーンには常に人がいて写真は撮れなかった。
胃が悪い人の場合はカフェインは症状を悪化させるため、コーヒーや紅茶は飲めないし、オレンジジュースも胃に刺激を与えるので搭乗前に飲むドリンクとしては相応しくない。
そうなると、自分は消去法で水しか飲むことができなかった。
それもミネラルウォーターなどではなくて、ただの水道水だと思う。ノンカフェイン系のドリンクとか、ハーブティーとかも置いてほしかった。
はっきり言って、フリードリンクはイオンのラウンジよりもショボい。
有料でマフィンかなんかの軽食やビールなども頼めるようだ。有料だったら普通の人はスタバとかに行くもんだと思ったけど。
金を払って利用するほどの場所ではないと思ったが、世間はこんなにゴールドカード所持者だらけなのかと思うくらい、大方の席は埋まっていた。
人気があるのは奥の方のソファータイプの席や、駐機場を眺められる窓際の席だ。
上の写真は窓際から撮影しようと思ったが、窓際は人が多かったので、大体同じような景色のラウンジ外の窓から撮影している。
正直、人口密度が高くてゆったりできないし、ラウンジ外の待合室の方がゆったりできるよ。
飲み物も水しか飲めないし。充電やWiFiなんかも別にラウンジでなくても利用できる空港が多いしね。
ラウンジ利用の感想
一生利用することがない金持ち空間だと妄想していたが、なんというか、金持ちの世界はとてつもなく虚しいものだったんだね。
元々、そんなに目指していたわけではないが、ラウンジを利用してみて金持ちを目指すのはやめようと思った。
金持ちやVIPの世界なんて、全然、全くいいものじゃなかったね。少なくとも、ラウンジを利用するためにわざわざ早めに空港に行ったりはしないと思う。
だって、ぼく水しか飲めないもん(3回目)。