最近、最新のクレジットカードはナンバーレス(NL)と言って、番号の印字がないのが主流になりつつあるという。
少なくとも、大抵の物事が遅れている日本と違って、クレジットカード社会の欧米では主流らしい。
欧米のやり方に流されるしか生きる道がない日本もいずれは主流になると思うので、その不便さを誤解や無知を恐れずに、ありのまま、感じたままに紹介してみよう。
ちなみに、ナンバーレスのカードと言っても色々あると思うが、三井住友のナンバーレスカードである。
スマホアプリかサイトログインしないと実質使えない
ナンバーレスカードはスマホや専用サイトのマイページとセットで使うのが基本。
だーかーら、スマホアプリはやめてくれっつーのに・・・。
無駄に容量も食うし、バッテリーも消耗するし、通信量を浪費することになるから辞めてくれと散々言っているが、庶民の声は届かないのが常ってことか。
開発者視点で言うとGoogleやAppleにライセンス料が発生するし、社会にブラック制作会社やブラック開発会社が社会に蔓延るに繋がる。
単純に面倒くさいから、カード単独で使えた方が便利だ。
別の言い方をすると、アプリとセットでないと使えないから、カードを拾ったとしても他人は容易に使えないってことだけどね。
そういう意味では、普通の今どきのクレジットカードは他人でもタッチ決済で買い物できてしまうからセキュリティがゼロだとも言える。
いや、さすがにナンバーレスでもスーパーとかでタッチ決済はカードだけで出来るのかな。だったら、あんまり違いがないような。
そもそも専用サイトにログインできない
これは筆者の手違いもあったのだろうけど、初回ログインを試みた時に、何度やっても電話番号の認証が通らなかった。
三井住友カードの特有な事象だと思うけど、確かこのカードはWebで申し込む時の電話番号の入力でSMSによる確認がなかったと思う。
だから、架空の電話番号であったり、間違った電話番号でも申し込みが通ってしまうのだ。
間違った電話番号でカード発行してしまうと、その後にマイページにログインしたり、スマホアプリを使おうにもログインが通らないことになる。
しかも、電話番号の入力に問題がある場合のエラーページやメッセージが絶妙にわかりにくいので、電話番号の登録が間違っているということに辿り着くまで苦労した。
電話番号の変更は郵送でやりとりする必要があって、オペレーター経由で用紙は入手できたものの、かなりの時間と手間がかかった。
もちろん、この時点でカードを使う気はナッシング。
カード番号の確認などが不便
咄嗟にカード番号を確認したり、入力したりする場面において、カード表面に番号がないのは普通に不便である。
盗み見とか、うっかりカードの画像をどこかに載せるときのセキュリティ対策にはよいけど、どこかに控えを置いたりするか、アプリと連携しないとならないのはやっぱ不便。
保険勧誘の電話案内がうざい
これも三井住友カード特有だと思うけど、カード利用と直接関係のない保険勧誘の電話が三井住友のフリーダイヤルからかかってくるようになった。
申し込みする時のどこかに電話勧誘に関する同意の文面があったのだろうけど、全くカードと関係ない案内だからウザ過ぎる。
不必要だから掛けないで欲しいと依頼したけど、さらっと「電話案内不要にして設定しますね」とか言われたが、初期状態では電話案内がオンになっているのだと思う。
三井住友カードのメリットは無料の特典
不便過ぎて現状は使う気がしないけど、メリットも少しあった。
入会特典で1千円だったかのポイントが入手できて、ポイントサイトのロンダリング(笑)を経てWaonポイントを入手できたこと。
あと、無料でついてくる個人賠償保険などの特典かな。
いずれも設定にマイページログインが必要なので、とにかく電話番号の設定を間違ってはいけないよ。