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SDカードをUSBメモリ代わりに使うのは危険! データ喪失の原因になるかも…

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デジカメなどの記録メディアとしてデファクトスタンダードの地位を築いたSDカード。大容量化して容量あたりの値段も格安で、ノートPCなどにも標準でSDカードスロットが付いていることも多いので、USBメモリの代わりに使っている人もいるかもしれない。

でも、その使い方は結構危険かもしれないという体験談。なお、あくまで「個人の体験談」なので、専門技術的、学問的なものではないことをお断りしておく。

SDカードは物理的にエラーを起こしやすい

SDカードの特徴として、大切なデータを読み書きする金属端子が剥き出しというのがある。抜き差しするたびに擦れていくし、10数年前にCFカードとかデジカメ用記録メディアが乱立していた時は、SDカードは絶対普及しないな、と思っていた。今でもプロ用のデジカメはCFカードを使っている機種もあると思うが、SDカードは物理構造的に間違っていると思う。

端子が汚れていたりすると読み書きできなくなるし、抜き差しするごとに端子がダメージを受ける気がする。

内部的にもエラーを起こしやすい

あくまで自分の体験談だが、USBメモリに比べて、SDカードに文書ファイルなど一般的なPCデータを記録すると、ファイルの読み方が不安定になったり、全く使えなくなってしまうことが多い気がする。

SDカードで一般的な古いOSで使われていた「FAT」などのファイルシステムのせいもあると思うが、大量のデータを読み書きすると不安定になってしまう。

特にMacで使うと危険。MacとSDカードは相性が悪い気がする。データの読み書きをしているときにSDカードがウンともスンとも言わなくなり、ファイルシステム(たぶん)が派遣してSDカード全部がご臨終してしまったことがある。

フォーマットすら受け付けず、こうなると素人では修復すらできなくなる。SDカードの個体的な性能、仕様もあるのかもしれないが、Macを含めて複数のOSを使ってデータ受け渡しに使うのは危険なので、個人的には恐ろしくて絶対にやりたくない。

PCやMacのデータ移動にはUSBメモリの方が安定

SDカードというのは物理的にもファイルシステムなど内部的にも、作りが不安定な気がしている。

USBメモリと技術的にどれだけの違いがあるのかわからないが、とりあえず物理的にはSDカードより安定しているし、大量のファイル読み書きでも全体が使えなくなるほどのエラーが起きたことは経験がない。

今回のはSDカードをUSBメモリ代わりに使っている方は、いつか大切なデータが喪失してしまうかもしれないよ、という個人的な体験、考えをお伝えした。

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