我々が生存している宇宙は、約138億年前は1mmの何兆分の1よりもずっと小さいサイズだった。それが何らかの理由で膨張し、現在に至る。
そして、今も宇宙は膨張し続けている。
膨張し続けると宇宙はどうなるのか。現在の所、3つのシナリオが予測されている。
縮小して消滅する
限界まで膨張したところで、今度は縮小するシナリオ。
元の1mmの何兆分の1よりもずっと小さいサイズになって、消滅してしまうシナリオだ。
膨張し続けるが、中身がなくなる
宇宙自体は膨張し続けるものの、惑星や星などの物質すべてが分解されて何もなくなる。
最も有力視されているシナリオだ。
木っ端微塵になる
ある所まで膨張した段階で、バラバラに引き裂かれて消滅する。
これは3つの中で最も早い時期に起こりうるとされているシナリオだ。
つまり、地球は消滅する
あくまで現段階の研究によるところだが、どれであっても地球は存在できない。
「地球温暖化(実際は温暖化してないし企業や政府の戦略)」とか生ぬるいことを抜かしている、一般的日本人が思っているほど、宇宙は安泰な所ではないのだ。
※参考文献
沼澤 茂美,脇屋 奈々代 誠文堂新光社 2014-04-21