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【衝動】なぜか急に上野動物園に行きたくなってクソ寒いのに動物を見てきたぞ

背後にタワマンが聳える上野動物園(これでも園内から撮影)

泣く子も黙る国内最強の動物園と言えば、それはおそらく東京の上野動物園のことだ。

何をもって最強と定義するかにもよるが、とりあえず山手線や新幹線の駅から最寄りだし、地価は間違いなく日本一ではないかと思う。

私はそんなに動物園マニアじゃないから、扱っている動物の種類とか広さとか歴史とかは、全国各地の他の動物園と比べてどうなのかわからないが、おそらくそれらについても日本最大規模なのではないかと思う。なんてったって東京だし(適当)。

前日の夜に急に上野動物園に行きたくなった

なんと表現すれば伝わるかわからないが、前日の夜に急に「夜が明けたら上野動物園に行きたい!」という願望が沸々と煮えたぎった。

私は動物園や水族館については地方都市派で、東京の動物園にはあまり興味を示すことはなかった。上野動物園は行ったことがあるかどうかはっきり覚えていないが、少なくともここ15年くらいの間には一度も行ったことがない。

20年くらい前に観光で東京に来た時に1度訪れたことがあった気がしないでもないが、手元に写真などもないし、記憶にもほとんどない。だから、上野動物園にほど近い場所の職場に何年か勤めていたというのに、これまでの人生ではほぼ一度も上野動物園に行ったことがなかったのだ。

前日の夜は翌日が楽しみ過ぎて、ほとんど一睡もできなかった。

上野動物園の入園料は大人600円

動物園としては地方都市にある動物運と同じ価格帯だ。

むしろ、東京都心にあることを考えると安いのではないかと思った。

動物園や博物館なんかは、よくクーポンサイトを経由してチケットを買うと割引になったりするが、上野動物園については、その手の割引チケットはないようだった。

セコい割引を探すのは無駄っぽくて、当日、現金かクレジットカードで支払うのが基本である。

パンダのシャンシャン目当ての行列が!!

ごめん、私はそこまでパンダに情熱持てないわ

こんなに上野動物園に情熱を燃やしておいてナンだが、上野動物園はパンダが名物なのである。

知らなかった。

いや、正確には上野の街を歩くと、そこかしこにパンダのイラストとかパンダのぬいぐるみなどが売られているのでパンダ推しなのは何となくわかっていたが、上野動物園を訪れてビックリしたことがある。

パンダは中国から借りているらしく、その返還が迫っていることもあってか、パンダ目当ての行列が凄いのである。

どこの土産物屋もパンダグッズばっかり

上野動物園に来る=パンダを見に来る、というくらいパンダ、パンダ、パンダなのである。

上野動物園におけるパンダ事情は詳しく知らないが、何頭かパンダはいるようであった。パンダには名前がついていて、まるでヤクザみたいに何代目とかで呼ばれていたりするらしい。

そのうちの返還が迫っている一番人気のパンダに至っては事前抽選とかで限られた人しか見れないらしい。その以外のパンダは長い行列を1時間くらい並べば見れるらしかった。

気温5度で強風だからめちゃくちゃ寒い!

安定のフラミンゴ鑑賞で動物園に来た気分に浸る

この日の東京は寒かった。いや、冬だから基本的には寒いのだけど、2~3日前は日中15度くらいあったものの、一気に5度くらいまで下がってしまったのである。

風がめちゃくちゃ強いので寒い!!

正直、動物なんて見てらんないから、早く帰りたいよーという気持ちでいっぱいだった。

とてもじゃないが、あのクソ長い行列に並んでまでパンダなんて見てられないな。適当に園内を見て歩くことにした。

上野動物園は都心とは思えないくらい広い

山手線の内側にある動物園だから、こじんまりとした感じかな~、と思ってから、これが結構広かった。

おそらく、地方都市にある郊外型のかなり広いタイプの動物園の8割くらいの広さ(わかりにくよな~笑)はある。

上野動物園は大きく2つのエリアに分かれていて、かつてはモノレールが走っていたくらいである。このモノレールは現在は老朽化で休止しているようだった。

さすがに2つのエリアの行き来は歩いてもそんな遠くはない。

寒いからか室内型の施設が人気

この日は風がビュービュー吹いて体感気温は-10度くらい(個人の感想)だったので、どうしても室内型の施設に人が集まりがちだった。

アザラシとかペンギンとかのブースの横からガラス越しに見るタイプの施設とかも、風を遮ることができるからか人が集まりがちだったね・・・。

爬虫類ブースはチビッ子たちが占拠

チビッ子が襲撃したあとの室内ブースは平和

近くの保育園か幼稚園か小学生かよくわからんが、チビッ子たちがかなりの数で来襲していた。

チビッ子たちに人気があるのは室内型の施設で、それも爬虫類とかカメのブースに集中。

今どきのチビッ子はゾウとかキリンとかより、カエルとか小さい生き物が好きなのかな? 寒いからかな?

その手の展示がされているブースは基本的にチビッ子が占拠しているため、じっくりと観察することが困難であった。

まとめ 動物の種類で人気度に差が大きい

パンダ以外は良くも悪くも普通の動物園だと思うよ

「客寄せパンダ」という言葉もあるが、上野動物園はパンダ目当ての入園者が多すぎる印象だった。

寒いし行列がすごいからパンダは見ることができなかったが、パンダ以外の動物は全国のどこにでもある動物園と大体同じくらいのラインナップだった。

このタンチョウは妙にハイテンションだった

動物によって人気度に差がするのも印象的だった。

人気があるのは、

1位・・・パンダ
10位・・・ゴリラ(見れる角度が限られていて人だかりで見れなかった)
11位・・・爬虫類、カメ(主にチビッ子)

逆に人気がなかったのは日本猿とツルとかの鳥(フラミンゴはまぁまぁ人気)だった。

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海外では常識の「タバコくれ」攻撃を沖縄のアメリカ人から喰らった話

煙草のイメージ

最近は電子タバコとかもあるから減っているかもしれないけど、喫煙所での喫煙者同士のコミュニケーションでありがちなのが「ライター貸してくれ」とか「火あります?」とか、ライターの火を借りるというやつ。

友達とか仕事仲間とか顔見知り同士でもやるけど、その場に居合わせた他人でも暗黙のルールとして自然に行われている。

これは日本での話。しかし、海外では他人にもタバコそのものを貰う(集る)やりとりが常識に行われているという。

沖縄で煙草を吸っていたら外人が・・・

基本的に筆者は喫煙者ではないけど、旅先の沖縄本島中部の米軍基地が近い某ピザ屋の前で、雰囲気で1本だけ煙草を吸っていた時のこと。滅多に煙草は吸わない(今は完全に吸わない)のでとてもレアケースなんだけども。

若い(10代~20代前半くらい?)アメリカ人の二人組の男性が英語で何かを話しかけてきた。お世辞にて現役中学生より英語がわからんので、何言っているかわからんけど「cigarette」とか「You」という単語だけ聞き取れた。煙草のことで何かを聞かれているっぽい。

「ここは煙草を吸っちゃいけない場所だぜ、あんた何考えているんだ?」とか「煙草が健康に与える影響とかわかってんの?」みたいなことを言われているのかと思って焦った。

いや、でも仮にも店が設置している灰皿の前で吸っているし・・・と返答に困っている(英語は喋れないけど)と、コイツ沖縄にいるのに英語もわからんのかと苦笑いしながら、スマホの画面に英文を打ち込んで私に見せてきた。片言の日本語でも喋ってるけど、何言ってるかわからんかった。

あなたは友達のための煙草を持っているか?

確か、Do you have cigarettes for your friends? みたいな英語だったと思う。

直訳すると、あなたは友達のための煙草を持っているか? という問いかけだったが、言葉の意味はわかってもアメリカの文化的な背景がわからないため意味がよくわからない。

日本人同士だとよくある「火貸してくれる?」みたいなやりとりかと思って、ライターを差し出してみたが、「No.No」みたいなことを言わる。

そしたら、もう一人の連れの外人がニコニコしながら財布を出して10円玉を取り出したのでやっと意味がわかった。

あ、こいつら煙草を集っていたのね・・・と。

煙草は売らなかったけど海外ではよくあるらしい

すぐ近くにコンビニもあるし、別に珍しい煙草を吸っているわけじゃないから、煙草くらい自分で買えばと思ったので煙草は売らなかった。

むしろ、この2人組が未成年とかで煙草を買えない事情があるとしたら、煙草を渡したら罪に問われるし、基本的に何のメリットもないので関わりたくないのが本音。

適当にその場を離れたけど、あとでネット検索したら海外ではよくあることらしかった。

海外だと煙草がすごく高かったりして、節約のために煙草を恵んで貰うみたいな。基本的にはセコイ奴なので海外でもウザがられるから断っていいらしいけど、沖縄のアメリカ人が日本人に煙草を集ることがあるとは知らなかった。

日本のオフィスでOLとかがお菓子交換するみたいなコミュニケーションなのか、本当に集っているだけなのか、文化的な背景はよくわからない。異国の地で暮らす彼らが日本人とコミュニケーション取りたい気持ちもわかるけど、こっちが英語喋れないという問題もあるけど。

英語喋れたら、そのへんの集る文化的事情とかも聞けたから、英語喋れたらよかったのになぁとか思った。

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【プチ旅行記】新潟の弥彦神社に行ってきたぞ

新潟市の新潟駅から電車で1時間半くらいで行ける弥彦というか弥彦神社に行ってきたぞ。

新潟は住んだことはことはないけど、昔、仕事の縁とか色々と20~30回くらい(よくわからないくらい)言ってるけど、弥彦に行ったのは初めて。

不勉強ですまんけど、たぶん弥彦神社とか山(?)とかが有名。

JR越後線で弥彦に向かう

乗り換え駅の吉田駅の雰囲気

白山とか関屋とか、新潟市の割と市街地の駅もあるJR越後線で向かう。電車は1時間に1本くらいはある。大学とかが多いエリアだからか、日中は学生さんが多いイメージ。

新潟市の場合は古町とか繁華街には電車の駅がないのでバス交通が栄えているけど、多くの地元の人は新潟駅~古町くらいは歩いていくイメージ。自分も歩くというか、バスに乗ったことは一度もなかったりする。

新潟っていう感じの景色

大体の場合、新潟駅から1時間くらいの吉田駅で乗り換える。乗り換えたら余韻も少なく、あっという間に弥彦に到着する。弥彦に向かう電車は観光客風の人が多い。年齢層は基本的に高いが、若い女性とかも多い。休日は知らないが、平日の昼間は空いている。

鉄道ファン必見、弥彦駅の雰囲気

弥彦駅に到着したら、その手の鉄道ファンお決まりのホーム撮影会(周りの迷惑にならないようにね)。

終着駅なので、北海道の根室駅とか稚内駅みたいな感じ。前者と違って日本の末端線路とかではないけど。

それでびっくらするのが駅舎。事前に知っていたが、知らずに来たら「これ自体が神社なのでは」と思ってしまいがちな外観。

何かが祀られているとかはよくわからないけど、こんな神社風の駅舎の駅に訪れるのは初めて。北海道とかだと昔風の古い駅舎が好まれる(?)けど、比較的新しそうな感じ。

Wikipediaで調べたら2013年にリニューアル工事完成とあった。

駅から街の散策へ

なんとなく弥彦に来たはいいけど、一般的には弥彦神社を目指して人は弥彦に訪れるっぽい。

観光マップを見ると弥彦神社までは駅から徒歩15分だという。一見すると街は広いのか狭いのかわかりにくいけど、徒歩2時間くらいで大体の街中はざっくり見て周れるイメージ。山登ったり食事しなければの話だけど。

駅の近くにいい感じの公園があるけど、時間と気力が少ない人はまずは弥彦神社に向かうのがよさげ。

駅前の光景はこんな感じ。温泉もあるらしい。

温泉まんじゅうを売っている店は多いけど、よくある温泉街っていうほど温泉街の雰囲気はない。

萌えキャラブームもあって、全国の観光地でも見かけるけど、弥彦も色々なキャラを見かける。

昔は大きい観光ホテルとかがあったらしい場所。

今は取り壊されて「おもてなし広場」という広場になっている。団子とかが食べられる。

時代の流れで弥彦に宿泊する人は激減したということだろうか。確かに1時間ちょっとで新潟市に戻れるだったら、人は無理して泊まらないかもしれない。

「大人とび出し注意」の看板。確かに駐車場がある場所で、向かい側に「おもてなし広場」があるし、横断歩道もないから大人も飛び出したくなる・・・。観光地風で心がはしゃぐしね。

厳かな雰囲気のある弥彦神社へ

特に参拝とか厄払いとかの目的はないが、せっかくだから弥彦神社にも行ってみた。いや、このところ災難続きなので厄払いはすべきかもしれないが。

最近の自分の旅行のお決まりパターンなんだけど、初めて行く場所は雨が降りがち。例によって今回も雨脚が強まってきた。

でも、さすがは弥彦神社。ド平日の真昼間で雨脚も強まるけど、こんな天気でも傘を差して訪れる観光客は多かった。

神社の近くはカフェとか土産物屋とかも何軒かあるけど、そんなに商売っ強い感じはなくて穏やか、厳かな感じ。

そんなに神社に詳しくない自分だけど、この神社には厳かさを感じる。弥彦の駅舎も雰囲気があったけど、弥彦神社と比べるとその差はかなりあるように思った。

新潟市に2~3日滞在するなら、半日くらいで行って帰って来れるので弥彦の旅はオススメだったりする。楽しかったよ。