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【PS4・他】『ヘッドライナー:ノヴィニュース』のレビュー マスゴミのキーパーソンを体験!?

PS4などで発売中のインディーズゲーム『ヘッドライナー:ノヴィニュース』のレビュー。ネタバレ要素あり。

このゲームはコンセプトが斬新で、謎の病が流行る架空の国家で新聞社の編集長を体験するというもの。やることは誌面に載せる記事を選ぶだけなのだが・・・。

プレイヤーの選択次第で暴動や上司が逮捕される

編集長にもボスがいて、給料を支払うのもボス。

舞台となる国では政府の方針に逆らった言動をすると逮捕されるのだが、新聞に載せる記事が政府に批判的な内容だと、度が過ぎるとボスが責任を取らされて逮捕される場合がある。それはそれで一つの展開なのだが、このゲームはマルチエンディングで周回プレイが前提。

現実同様、様々な選択肢が日常に待ち受けているのだ。

ベターバッズとかいうヤバい飲料

舞台となる国は人体の遺伝子操作などができるほどテクノロジーが進んでいる。そんな国で新しく発売される合成アルコール飲料がベターバッズだ。

これは普通の酒とは違って悪酔いしなかったり良いものである可能性もある一方で、何やらヤバイ副作用もありそう・・・。いや、絶対にあるだろう。

しかし、プレイヤーが勤務する新聞社とスポンサー関係にあるようで、あからさまに批判することもできない。現実同様、複雑な状況におかれて板場ささみになるシーンが多い。

ダウンロード版は1600円くらいから

パッケージ版もあるが、基本はダウンロード版になると思う。

一周あたり2時間くらいで、インディーズゲーム的なチープなグラフィック、音楽だが、独特の世界観がある。メーカー製のがっつりしたゲームをやる気合がない時でも楽しめるので興味のある人はプレイしてみては・・・。

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【PS4・ネタばれ】オメガクインテット 真EDクリアの感想と攻略のコツ

以前、挫折しつつもノーマルEDクリアを果たしたオメガクインテット。

その後、2週目に突入して、1週目で何となくこのゲームの攻略のツボを押さえたことで、真EDクリアを目指す気になった。

当記事はネタばれ要素もある。このゲームの場合はストーリー云々より攻略情報自体がネタバレ的であると感じるからだ。気にする人は注意。

バランスの悪い戦闘はシステムを抑えると楽

オメガクインテットはかなり攻略にクセのあるRPG。

端的に言うと、ファンドゥユニバール(通称ファンドゥ)を全員に使えるようにして、これを連発すればラスボスを含む、大抵の敵は簡単に倒せるようになる。

戦闘が始まったら、雑魚でもボスでも敵の行動ターンが来る前に、ハーモニーなんとかを発動して、ファンドゥを連発して終わり。

ファンドゥは中身は魔法スキルみたいなやつの組み合わせだが、セットさえしておけば、ボタン一発で出すこともできる。このへんのシステムが所見ではわかりにくいと思うけど、これを覚えないとボスが倒せないので投げ出す人が多いだろう。トロフィーなんかを見ると、古いゲームなのにクリアしてる人がすごく少ない。

倒しきれない場合はキャラ個別の武器を使ったスペシャルスキル(ファンタジーブリアントとか)を中心に使う。ボルテージだとか一定のタメみたいのが必要でそれらはうまく発動できない時もある。

にしても、何語ベースかわからんけど技の名前がとにかく覚えにくい。

DLC導入すればユルゲーになる

無料や有料のDLCでユルゲーにすることができる。

初心者パックみたいのは一度しか適用できないが、初回プレイでは導入した方がいい。終盤で敵が強い場合や、レベル上げとか面倒な人は最強クラスの武器(250円くらい)や能力アップできる防具やアクセサリー詰め合わせ(300円くらい)を買える。

このゲームは武器や防具や能力アップの有能アクセサリーは、ちまちま素材を集めたり、とても面倒くさい。昔のドラクエやFFみたいに新しい街に行けば、周囲の敵にちょうどいいくらいの性能の武器が売ってたりとかもない。

回復アイテムは戦闘はSP切れるたびに補充するスタイルになるので、安いビタミンサプリを大量買いすると良い。

2週目はマップ進行は楽

一度行ったことある場所なので、わかりにくいオメガクインテットのマップも進みやすくなる。

一週目はあんなに苦労したマップも2週目はなんともないので、ただ面倒なだけのマップだったということだろう。

真ED突入条件と楽な支持率稼ぎ

基本的にはメインミッションを進める前に、タウンによってクエストを受けるようにする。時限クエストなど取り返しのつかない要素だらけ。

攻略サイトを見ると外せないクエストが書いてあるので、その通りにやればよい。

9章の真ED条件になっているクエストの発生条件が支持率200万となっているので、足りない場合は訓練施設1Fの右上の部屋に行くと良い。

モルボルみたいな花風のシンボルがいて、一緒に出てくるビッグヴァーミンをファンド連発で倒すと1万~3万近く、一度の戦闘で稼げる。SPが足りなくなれば事務所に戻れば回復できる。

裏技的な戦闘の仕方で好感度を簡単に上げる方法もあるので、好感度不足で困っている場合は調べてみると良い。

レアMAD探しは意外と楽しい

真ED条件のクエストに、レアモンスター的なやつを探す要素がある。

攻略サイトを見ながら探すと楽で、シンボルに王冠マークが出ているのがレアモンスター。

扇系の武器の技はスティール(盗む、というかぶんどる)があるので、ドロップ頼みより併用すると楽。

終盤のレベル上げはDLCマップで

ラスボスは結構強い。というか、このゲームは能力差があると、どうやっても勝てない。殺るか殺られるかのバトル。

ラスボスに勝てない場合は、無料DLCのトリプレッツタワーズの入り口すぐ近くにいるサメを倒すと良い。ファンドゥ連発とスキル技で簡単に倒せるけど、一回で5~7くらいレベルが上がる。

というか、レベル上げすぎるとラスボスが雑魚になるので注意w

真EDクリア後はモモカを仲間にできる

というか、クリア後のおまけ要素で仲間に出きるのがコンパイルハートらしいダメさ。

ストーリー中に仲間にできて一緒にラスボスを倒しに行けたら良かったのに。クリア後も訓練施設やさらなるクリストもあるが、やりこみ要素。

大体、ストーリークリアに必要なレベルが100くらいで、やりこみ要素はレベル999前提とか。こんなゲームやりこみたくはないなぁ。時間の無駄。

でも、難解で不便でバランスの悪いゲームシステムも、コツを覚えると一瞬楽しく思えたりもした。とっつきづらいが、ハマれば面白いゲーム、かもしれない。

コネタ

隠れた名機!? Bose 101ITの音質と傾向~これから買う人へアドバイス

Boseで一番知られているスピーカーと言えば101MMだろう。11.5cmフルレンジ一発で小型なこともあり、店舗などでのBGM用としてよく使われていたりする。

一時期、101MMを持っていたこともあるが、フルレンジ一発がゆえに軽い低音と、詰まったような高域に不満を感じて短期間で手放した経緯がある。魅力がないわけではないが、モニター系スピーカーの繊細な音や、Hifiな音質からは対極にあるような音質に感じてしまったからだ。

しかし最近、近所の中古屋で101ITという101MMより後に出た派生モデルを見かけた。1万円くらいと安かったこともあり、20分迷って衝動買い的に購入してしまった。ちなみにITとはItalianoの略で、イタリア的(?)なデザインだからである。スペックなどは他サイト等で調べられると思うので、音質的な部分などについて、このスピーカーの魅力を語っていきたい。

101MMから改良された? 心地よい中高域

ネット上の情報によれば、同じ11.5cmのフルレンジでも101MMから改良されたバージョンが搭載されているらしい。

101MMはもう所有していないので並べて聞き比べることはできないが、一般的なフルレンジのイメージに比べると、ずっと高域が伸びていて、シャキシャキ、シャリーン、キラキラッといった高域楽器がすごく綺麗に聴こえることに驚いた。

聴いたジャンルはポップス(生バンド系、打ち込み)や洋楽のジャズなどである。

101MMでもよく言われることだが、聴くジャンルや曲によって得意不得意があり、何でもそつなくこなせるタイプのスピーカーではない。ボーカルなどの中域を中心に、ベースやバスドラムの人間の耳に心地よい部分の周波数(150~250Hzくらい?)に加え、中高域のこれまた人間の耳に心地よい周波数(2~4KHzくらい?)が強調されて鳴るようなスピーカーである。

ポップスでも90年代後半~2000年代前半みたいな音圧MAXに作ってある曲だと、このスピーカーで強調される帯域と被ってしまい、曲によってはバランスが悪く聴こえてしまう場合もある。その反面、比較的フラットに近いバランスで作られている曲だと、このスピーカーのポテンシャルが発揮されて、他のスピーカーでは絶対無理な心地よさで鳴るのだ。

アパート、マンションなど小音量再生でも楽しめる

住宅事情であまり音量が出せない場合、101ITは活躍するだろう。

大型のウーファーを搭載した大きめのスピーカーと違い、おそらく部屋中が低音で満たされるようなことはないし、比較的、小さなボリュームでも心地よく音楽を聴くことができる。

小型スピーカーでも低音がかなり出るようなものもあるが、101ITの場合は曲や部屋、リスニングポジションなどにもよるものの、ベースやバスドラムを音はしっかり再生しつつも、全体としては低音少なめで音作りをしているスピーカー。集合住宅で問題になりやすい低音が控えめだが、音楽としては心地よく聴こえる絶妙バランスなのが101ITなのだ。

バスレフポートは内側、外側?

101ITはバスレフポートがサイドについている。ステレオで2つ並べた場合、これを内側にするべきか外側にするべきかという問題がある。

公式の広告写真では構図の都合上か内側に写っているものがあるが、特に正解はないらしい。好みでOKということ。

部屋の状況などにもよるが、自分の場合は内側に向けた場合はすっきりまとまった感じがする一方で、低音が控えめになった。外側に向けると壁の反射などの影響か、低音が丁度いいくらいに感じた。このへんは好みで調整すると良いだろう。

数か月使って試行錯誤した結果、外側の方がバランスが良いことがわかり、自分はそうしている。趣味だから自分が良ければそれでいい。

101ITにオススメのスピーカースタンド

小さいスピーカーだから他のスピーカーの上に載せたり、棚や机に置いてしまいそうになるが、それはオススメしない。

最初はちょうどよいスタンドを持っていなかったので、しばらくはホームセンター自作で2,000円くらいで作ったDIYスタンドを使っていたが、このイタリアンデザインのスピーカーはスタイリッシュなスタンドを用意したい。101ITはアンプはそれほど選ばないスピーカーだが、設置はきちんとしたスピーカースタンドを強くオススメする。

Boseの純正スタンドやアクセサリーは古いスピーカーなので入手が難しいため、筆者が購入したのはこれ。

天板を使わずに付属のネジで固定できる。ポールの中にケーブルを通すこともできる。実売1万円しないし、高さ調整ができるのですごく便利。写真で見るより足元に重量感があって安定しているので、多少の地震にも耐えられそう。音質的にもDIYスタンドに比べると、余分な音が排除されて、引き締まった低音と中低域の伸びがさらに心地よくなった。まさに価格以上の効果。

まとめ 101ITはこんな人にオススメ

以上はスペックなどを考慮せずに主観で感じたことをレビューしたつもり。まとめると101ITをオススメできるのは下記のような人だろう。

・聴く音楽ジャンルはポップス~ジャズ系中心
・小音量~中音量でも楽しみたい
・他にスピーカーは持ってるけど、気楽に聴けるスピーカーも欲しい
・耳に心地よい軽快なサウンドが好き
・イタリアンデザインwが好き

これらに当てはまる人ならば買って後悔することは、おそらくないだろう。