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【渋谷】世界に6500店舗もある巨大タコスチェーン「タコベル」に行ってきたぞ

渋谷道玄坂店の外観

沖縄でのタコスやタコライス興味に端を発して、全世界に6500店舗もあるという惑星規模の巨大タコスチェーンの「タコベル」が日本にもあるということで、その代表的な店舗である渋谷道玄坂店に行ってきたぞ。

タコベルは記事執筆時だと東京周辺と大阪に計12店舗ある。

コスパはそんなによろしくない

とりあえず標準的なセットメニュー

いきなり酷評だけど、日本で一般的なファーストフード店と比較するとコスパはそんなによくない。

写真のセットメニューはタコス2つとナチョスとソフトドリンクが5種類くらいのドリンクバーで1000円超え。写真で見るとそんなにボリュームは無さそうだけど、実際にそんない。

アボカドベースのワカモーレというソース(?)

ナチョスかフライドポテトか選べるけど、せっかくなのでナチョスにした。ナチョスはほとんどドンタコス。いくつかチョイスできるが、ワカモーレというアボカドベースのあまり味がしないソースっぽいものを付けて食べる(たぶん)。

タコシェルはハードとソフトを選べる

ハードタイプとソフトタイプが1つずつ

タコスを食べ慣れていない一般日本人だとタコシェル? って感じだろうけど、皮に当たる部分がタコシェル。

アメリカ風(たぶん)のハードタイプとメキシコ風(たぶん)のソフトタイプを選べる。セットメニューだと1つずつを勧められるみたい。ハードタイプは喉が渇くので、どっちかというと、ソフトタイプの方が美味しかった。

ホットソースはタコベルのオリジナル

ホットソースが付属するので好みでトッピングする。

総評 タコスは日本人の主食になる夢を見るか?

少し早いランチ時間帯の誰もいない店内

1000円超えという価格を考えると、ボリュームも味も物足りない感じがした。

ジャンキーな味でもなく、ヘルシー志向でもなく、甘くも辛くもなく、「食った食ったー」という感じがしないボリューム。

海外のタコベルは食べたことがないけど、月見バーガーとかを出しているマクドナルドとかをもっと研究して、日本人の舌に合わせた方が日本ではウケる気がする。

タコライスとかあっても良さそうだったけど、タコライスは沖縄料理なのでメニューにはなかった。カウンターでメニュー表とにらめっこして、注文に迷っている客が多かった。客層はメキシカンな感じの若者が多いのかなと思ったけど、普通に20代~40代くらいの付近のサラリーマンが中心。

場所は飛ぶや109の裏側の小道あたり。他には渋谷から原宿方向に歩いた宮下パークという商業ビルの3Fフードコートにもある。

コネタ

【ブーム再燃】aiwa PX-E800というレコードプレイヤーを税込990円で買ってきたぞ

80年代生まれなので世代的に懐かしさはないけど、不思議なレトロ感はある

近年、欧米をはじめとして日本や世界でアナログレコードブームが再燃している。欧米の若者からすれば、アナログレコードで音楽を聴くのはカッコイイのだという。

多くの人はCDを買わずにYouTubeやspotifyなどストリーミングで音楽を聴く時代なのでCDの売り上げは激減しているのだが、近年ではCDよりレコードの売り上げが上回っているらしい。ソニーは29年ぶりにレコードの生産を再開して24時間フル稼働ともいう。

そんな時代背景もあって、CD世代だけどレコードがどんなものか聴いてみようと近所の中古家電も扱っているデカいブックオフでプレイヤーを探してみた。

なお、マニアックなオーディオファン向けの内容ではないので、そういった情報は期待しても書かれていないのでご了承を。

アイワのPX-E800というレコードプレイヤー

置き場所がないので、とりあえずそのへんで動作確認っと

1週間くらい前から目を付けていたのがアイワのPX-E800というレコードプレイヤー。動作保証1カ月付きで税込990円。ヤフオクの出品物なんかを見ても、手持ちで持って帰れるので送料や保証を考えたらお得感はあった。

調べると1994年くらいの時代の製品なので、軽く27年くらい前の製品だ。動作保証付きというけど、ホントに動くのかな? という疑惑付き。

メンテナンスや修理する技術はないし、そこまでの情熱もない。返品するのが面倒だなと1週間くらい考えたが、誰も買う気配がないし自分が買ってきた。

フルオートプレイヤーとはなんぞ?

にしても、ホコリが汚ねえよブックオフ

うん、写真だと余計目立つけどホコリが汚い。買ってきたばかりなので、我が家で積もったホコリではない。売りものなんだから、もう少し清掃くらいしてくれブックオフ。

ホコリをスルーして進めるけど、この機種の特長はフルオートプレイヤーということ。

CDプレイヤーとかだとみんなフルオートなので、あえてフルオートと言われてもよくわからないけど、ネットなどで調べてみると自動的にアームが動いて再生してくれるらしい。

よく「針を落とす」なんていうけど、あの動作が自動なのだろう。

電源が入るのか? ちゃんと回るのか? というのを一つずつクリアさせていく。回転するまでに微妙にタイムラグというか、反応が鈍いというのがあるが、これは新品当時からり仕様なのか、27年経ってるからこうなのかはわからない。おそらく、劣化が原因だろう。

ちゃんと回ってるどー、たぶん・・・

とりあえず、ディスクは回った。

だが、ボタンらしいものを押してもアームが動く気配がないので、手動で針を落としてみたら音が出た。

しかも、アイワというオーディオメーカー(たぶん)の製品らしく、音はいい。アマゾンで買った5000円くらいの安物一体型プレイヤーで外部スピーカーで再生した時よりも、明らかに音がいい。安物と違って豊かな低音が出ているし、高音まで自然に伸びている。

よく「レコードはCDより音がいい」なんていうけど、あながち嘘ではないと思った。安物だとスカスカな音しか出ないが、アナログな製品だけにCDプレイヤーなんかとは比較にならないくらいプレイヤーによって音質の差があるのだろう。

動作に関してはヤフオクやメルカリなんかでも「アームは動かないけど手動なら使える」という但し書きがあるものが多いので同じ症状だろう。ブックオフにはそんな但し書きなかったけどね。

再生時はまだいいんだけど、再生が終わるとアームが持ち上がらないまま「ズズズズー!」と盤面を引きずって終了動作するので気が気でない。終わりそうになったら手動でアームを持ち上げる必要がある。これで動作保証付きというのもどうかと思うけど。

聴いたのはNSPという70年代の人気バンド

12cmのCDの4倍以上あるレコードはデカい!

最近はレコード再ブームもあってデカいブックオフなんかでは中古レコードも扱っている。

適当に税込み110円で買えるレコードを買ってきた。その中でもお気に入りなのかNSP(ニュー・サディスティック・ピンク)という、70年代に流行っていたという男性3人組のバンドの「僕らはごきげん」というライブアルバム。

裏面はこんな感じ。ジャケットデカくてCDよりコレクション要素がある

最近のアーティストのライブアルバムなんかと比べて、自然で生々しい音で記録されているのがわかる。

この1週間のレコード研究わかったこと

レコード再ブームでレコード世代じゃない人が初めてレコードプレイヤーを買うという人に、1週間ばかりレコードの先輩(?)としてアドバイス。

本当にCDより音がいいのか?

本当な気がする。ただ、プレイヤーによって音質に差がある。もっと言うとカートリッジとか針にもよるんだろうけど、そういうマニアックな領域はわからないけど、とりあえずプレイヤーで大きく変わるのは確か。

高級品でなくても、まともなオーディオメーカーが出している製品なら、古いものでも新しいものでもCDと同等以上の音質で再生できる。

CDと違って音圧ぎゅーぎゅー詰めというのがレコードは技術的に出来ないなので、強弱や音のニュアンス、余韻が生々しく記録されている音源が多い。CDや最近のデジタル音源に慣れていると、とても心の良い音に聴こえる。

レコードの再生は難しい?

思ったほど難しくない。

ストリーミング再生なんかもアプリの登録やなんかで難しい部分はあるけど、レコードは高級機は知らないが安いプレイヤーだと基本的に勝手に回転するので、レコードを適当にセットして針を適当に落とせばよい。

ただ、記事で紹介した中古で動作が微妙(というか壊れている)なプレイヤーだと、勝手にアームが不完全な状態で動いたり、予期せぬ動作をするので注意。

初心者にオススメな機種は?

レコードプレイヤーはアームやターンテーブルなどの稼働部分や、ベルトなどの消耗品が多いので、程度の良い中古品を探すというのは初心者にはオススメできない気がする。

初めて車を買う人が安い中古車を買ったはいいが、数カ月で故障だらけで酷い目に合うアレと似ているかも。車と違って命にかかわることは少ないと思うけど。

オススメなのは以下のような機種選択プラン。

まともな日本メーカーの低価格機種

レコード趣味が続くかわからんのにいきなり高級機を買うのも金持ちならダメとは言わんが、とりあえずまともな日本メーカーの低価格、入門機種が良いと思う。

調べたところ、記事執筆時点ではオーディオテクニカの製品がよさげ。デザインもいいし、使い方の公式動画なんかもアップされている。

5千円~1万円くらいの一体型プレイヤー

主に海外メーカーや一部で輸入アイテムを取り扱う日本メーカーが出しているレトロなトランク型の一体型プレイヤー。

小型スピーカー内蔵でラジオやUSBメモリへの録音、ブルートゥースなど今どきの機能に対応していたりする。ターンテーブルやアームはOEMで各社で共通部品を使っていたりする模様。品質にバラつきがあったりするのは注意。

外部スピーカーにも出力できるようになっているが、自分が購入した5000円くらいの機種はアイワの単体プレイヤーに比べて明らかに音質がシャカシャカしていてFMラジオ以下の音質だった。

手軽に内蔵スピーカーで楽しむぶんには場所もとらなくてよいけど、レコード本来の音質を再生するには力不足といってよい。機種によるのかもしれないが・・・。オーディオ機器というより、雑貨というカテゴリーの製品だろう。

音にこだわる人がちゃんと聴く目的で買うんだったら、オンキヨーなど名の知れたオーディオ機器メーカーのものが良い気がする。でも、中身がどうなのかはわからないので未知数。

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【タコス】業務スーパーとカルディだけでタコスとタコライスを作ってみた実験

沖縄の有名店「チャーリー多幸寿」のタコス&タコライス

我らが愛するタコスやタコライス。

しかし、沖縄県を別にすると日本全体としてはそれほどメジャーな食べ物ではない。

1年に1回も食べない人も多いだろうし、タコスやタコライスと言われても?マークが浮かぶ人の方が日本人全体としては多いはず。

とりあえず、それが現実だ。

タコスとタコライスの概要

タコスはメキシコ発祥の国民食で、日本で言えばオニギリや寿司みたいなもの。

オニギリみたいにアレンジが無数に存在していて日常的な食べ物だが、それがアメリカに導入されてアメリカでアレンジされたのが一般的な日本人が何となく知っているタコス。

一般日本人が沖縄旅行で食べるタコスもアメリカでアレンジされたタコスがベースになっている。大抵は沖縄現地人の感覚に合わせてアレンジされている。

アメリカではマクドナルドみたいなハンバーガーチェーンと同じく、大規模なタコスチェーン(タコベルとか)があったりするのだが、基本的にお米の国である日本ではそんな事情は知られていないだろう。

タコベルは全然有名ではないが、一応日本にも進出していて東京の渋谷などに数店舗展開している。大阪にもある。

業務スーパーやカルディが近所にあれば作れる

沖縄だと繁華街はもちろん、住宅街だとか人がいるところにはどこかしらにタコス屋やタコライス屋があるのだけど、沖縄以外ではタコス屋やタコライス屋というのは滅諦にあるものではない。

飲み屋街の沖縄料理店のメニューにタコライスが存在しているくらいだろう。タコスに至っては積極的に探さない限り、食べられる店は滅多に見つからない。

そんな日本のタコス事情だが、家の近所に業務スーパーやカルディコーヒーがあると自宅で作ることができる。色々と実験しながらだけど、勘所みたいのがわかってきたので、似たようなタコスやタコライス難民のために共有してみる。

業務スーパーとカルディで買い分ける理由

結論を言うと、エスニック系食材など輸入食材の専門店(たぶん)であるカルディコーヒーに行けば、タコスやタコライスで必要になる特殊な食材は全部買うことができる。

では、なぜ業務スーパーに行くかというと、カルディより業務スーパーの方が安いからだ。カルディは沖縄で売られている沖ハムのタコスミートなんかも売っていたりするのだが、沖縄現地より平気で2倍もしやがる笑笑笑笑笑

どうしても出来合いのタコスミートが欲しいなら、沖縄で買いまくってくるかネットで買った方がいいくらいだ。

まずは業務スーパーで必要なものを調達してみる

近所に業務スーパーがある人は先に行くとよい。なければカルディに直行してもよい。

何はともあれタコシェル

世界には様々なタコスシェルメーカーがある

業務スーパーで売っていたタコスシェル。11枚~12枚入り(アバウトだなw)で300円くらい。

この商品はベルギー産で業務スーパーの運営会社である神戸物産が輸入していて箱とかもデザインしているオリジナル商品みたい。

中身はこんなん。未知との遭遇

こういう箱入りのタコシェルは沖縄のスーパーなどでもよく売られているが、筆者も中身は未知との遭遇だった。

トルティーヤ、つまりトウモロコシの粉を焼いたトウモロコシチップスとも言えるハードハイプの皮である。感覚としてはドンタコスという日本でもポテトチップス並みに売られているお菓子の何も味が付いていなくて、サイズが大きいものと思って貰えばよい。

メキシコのタコスの皮は柔らかいものが一般的なので、これはアメリカでアレンジされた「テクス・メクス」式のトルティーヤだ。カルディの方が種類が豊富だったりするが、値段は業務スーパーの方が安いので拘りがなければ適当に安い方を選べばよい。拘りが出てきたら初心者は卒業だ。

ネットで探す場合は「タコシェル」というワードが最良っぽい。

ちなみに、業務スーパーには冷凍トルティーヤも大量に売られている。そんなに需要あるのかな~と思うけど、大量に売られているということは買う人がいるということだろう。知らないだけで近所にタコスを大量に提供している店があったり、日常的にタコスを食べている人が大量にいるのだろうか。謎だ。

サルサソースとホットソース

一般的なスーパーにも日本メーカーのカゴメが出しているサルサソースが売られている。そっちの方が手軽に買えるし値段も安いのだが、業務スーパーに行けばメキシコ本場のサルサソースやホットソースが安く買える。

写真に写っているのは左がサルサで300円くらい。カゴメのやつより大容量で辛い。右のホットソースは100円だけどメキシコ本場のもの。右のサルサソースだけで十分辛いのでなくてもいいけど、より刺激を求める場合はついでにホットソースも買っておくとよいだろう。

沖縄っぽい味にするならタコライス用のホットソースがオススメ。メキシコのは1段階か2段階辛さが上。タバスコでも代用できるけど、風味はそれぞれ別物。

業務スーパーで買うものはこんなところ。

近所に安いスーパーがない場合は、良さげなチーズとかが売っていれば業務スーパーで買ってもよい。

カルディコーヒーで買うもの

カルディのよいところはタコス関係の色々な商品があること。但し、全体的に値段が高い。

タコスシーズニング

あまり聞きなれない調味料だと思うけど、要はタコスミートを作るために挽肉にタコス味付けるためのもの。香辛料とかが入っている。

カルディオリジナルの物を含めて4種類くらい売られていた。これは500gの挽肉に対して使える量で200円くらい。

最近だと日本のハウス食品もカレールウ形状のタコスミート用のルウ(?)を売ってたりするけど、本場のタコスシーズニングがこれというわけ。

ちなみに沖縄だと各社からレトルトで調理済みのタコスミートが売られている。沖縄以外ではカルディや沖縄物産展で売られているけど値段が高い。まぁ、挽肉を買って自分で作ってもそれほど難易度は高くない。

タコスシーズニングを使わずに塩コショウとホットソートとかで味付けしても、似たようなものは作れる気がする。沖縄のタコス専門店でもカレー味のタコスミートとかアレンジしたものが使わている場合もあるし、それほど拘る意味はないのかも。

タコスの作り方、レシピ

日本で言うとオニギリとか手巻き寿司とかのイメージなので正式な作り方はあってないようなもの。

タコスミートの作り方

まずは、近所のスーパーで安い挽肉を300g~500gくらい買ってくる。一度に作る量は1人分だったら200gくらいで十分。

これをフライパンにぶちまけて焦がさないように炒めて、タコスシーズニングと水を適量ぶちまけて10分くらい適当に煮込んで水がなくなったら完了。

レタスを刻む

近所のスーパーで買ってきたレタスを刻もう。

沖縄でタコスやタコライスを食べ歩いた経験から言うと、レタスの刻み方で味や美味しさがかなり変わる。専門店のは豚カツ屋の刻みキャベツ並みに細かく刻んであることが多い。大きめに刻むとワイルドな感じになるのでお好みで。色々試すとよい。

合体させる!

ここから先は個人の好みの領域に

あとは手巻き寿司感覚で好きなように合体させればよい。

自分の場合はタコシェルに刻みレタス、タコミート、サルサ、チーズ、ホットソースの順番で合体させた。余力がある場合はトマトをトッピングしてもよいけど、思ったほどタコシェルに具が入らない・・・。

タコシェルはオーブンなどで先に軽く温めてもよい。あんまりハードなタコシェルが好みでない場合は、合体させた後にほんの少し電子レンジで温めるとしっとりするし、チーズも溶けていい感じになる。

タコライスも作れる!

そもそも沖縄のタコライスはタコシェルの代わりにライスを使ったものなので、余ったご飯とかがあれば、そのままタコライスも作れる。具は全く共通。

米を食べ続けた日本人なので、トルティーヤよりご飯で食べたくなってしまうんだよね。

タコスを作るとやっばり米が食べたいなぁと思って来てタコライスが誕生してしまったのがわかる気がした。

タコスやタコライス難民になっちゃってる人はお試しあれ。