貧乏旅行、いや節約旅行でホテル代を安く済ませるために以前はネットカフェのナイトパックをよく利用していた。ちなみに、贔屓しているのは自由空間というチェーンで、ネットカフェデビュー(笑)もやはり自由空間だった。以下は主に自由空間の話だが、他の主要チェーンも似たような状況らしい。
予約システムが登場した
2017年から2019年頃にかけての変化だと思うが、行き当たりばったりのネットカフェが予約システムを導入していた。
これまで通り、予約なしでも空いている席は利用できるが、予約がある席は使えなかったり、良いのか悪いのかわからない。
おそらく、長時間利用のリピーターをターゲットというか優遇していると思う。スマホの普及でゲームやコミック閲覧も好き場所でできる時代、ふらっと来てすぐ帰る短時間利用の客は優先度を下げる戦略だろう。生き残りのために。
鍵付き完全個室なるものが登場
ネットカフェのブースと言えば、店にもよるが法律の絡みで完全個室ではないのが普通だった。衝立レベルの半個室みたいな。
それがこれまでのブースとは別に、料金は高めだが鍵付き防音の完全個室が登場した。おそらく、色々な法律のグレーゾーン的なもので実現しているのだろう。世の中にはグレーゾーンで成立している商売は腐るほどある。あれとかそれとかね。
受付や精算が自動化
店によるが、人件費削減なのか世の中の流れか、受付や精算がセルフになっていた。
もちろん、完全無人店舗なわけはなく、受付と精算がセルフなだけ。清掃や飲食提供はあるが、いずれもっと無人化しそう。
まとめ 世の中の変化をモロに受けるのがネットカフェ
ネットカフェはパソコンでのネットやゲームの普及で広まったが、ネットがパソコンからスマホに主流が移っただけに、生き残りのために変化している。
人件費削減のためのセルフ化や、長時間利用者やリピーター重視で予約システムを導入したりと、変化の真っ最中なのだ。
それにしても、ネットカフェが減ったなぁ。昔からある店舗も、PCは古いままで最新のゲームは動きそうもないし…。