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【PS4】「ソフィーのアトリエ2」ゲームレビュー、プレイ感想(ネタばれあり)

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PS4「ソフィーのアトリエ2」のゲームレビュー、プレイ感想、ネタばれあり。やや辛口の個人的な感想。

アトリエシリーズの中の不思議シリーズ1作目である「ソフィーのアトリエ」の続編にあたる作品。

発売日は2022年2月24日と割と新しいゲーム。道理で中古価格が結構高かったわけである。ソフィー1から実に7年近く経って発売されたと考えると、なんだか感慨深いものがあるが・・・。

ファンディスクとも違うし、攻略的にはハードな内容

アトリエシリーズ自体、キャラゲー的な要素があるが、特にこの作品の場合はソフィーを取り上げているだけに、前作ソフィー1の登場キャラクターや世界観、ゲームシステムを引き継いでいるかと思って買うと肩透かしを食らう。もっと言うと普通にガッカリしてしまうはず。

なにしろ、前作のパーティーキャラで今作も続投しているのは、なんと主人公のソフィーだけだったのだ。

プラフタもいるにはいるが、過去の世界に住む人間の姿のプラフタであって、別キャラと言えば別キャラ。

個人的にソフィー1の時のキャラクターたちの続投に期待していたので、新規キャラばっかりなのは肩透かしというより正直ガッカリであった。

グラフィックはパワーアップしているけども

ソフィー1やその後のフィリスのアトリエなどから比べると、キャラクターが少しリアルタッチになってたりと、さすがにPS4後期の作品だけあってグラフィックは進化している。

処理落ちもしないし、技術的な進化は素直に凄いと思う。

だが、以前の3Dでありながらも記号的な世界の方がしっくりきていたこともあって、最後まで違和感の方が強かった。

天候操作しまくりで超面倒臭いダンジョン

ソフィー2のシステムで特長的なのは天候を操作しながらダンジョンを攻略するということ。

序盤から後半までこの面倒なシステムを常に使うことになる。

天候の種類は晴れ、雨、雪、雷・・・(あとなんだっけ)など色々あって、適切な天候に切り替えることで先に進むことができる。俺は晴れの方がいいな~とか、雪でしんみり楽しみたいな~という個人の嗜好とは関係なく、攻略のために次々と切り替えることになる。

切り替えるには専用の調合アイテムが必要。予め用意しておかなくてはならない。

超難しいわけではないけど、雨に切り替えてノズルを操作して水を貯めて、次に雪に切り替えて凍らせて・・・みたいな面倒なこともやらないと先に進めない・・・。

アトリエシリーズのダンジョンと言えば、基本的にギミックは少な目で素材を採集しながらお散歩って感じだったから、なぜ急にこんな面倒なダンジョンになったのかと思ってしまう。

前作をプレイしている人を主にターゲットにしているだろうから、ある程度はガチな攻略に耐えられる人を想定しているのかもしれないけど、俺は楽しくのんびりお散歩がしたかっただけだぞ。

オーラで外郭破壊しないとダメージが通らない敵ばかり

天候操作に加えて面倒なのは中盤以降のザコ敵やボスでは当たりの前にオーラという名のダメージがほとんど通らない外殻のようなものを持っている敵ばかりということ。

戦闘が始まったらまずはダメージがほとんど通らないオーラを破壊しなくてはならない。オーラ破壊→ようやく本体に攻撃、という流れ。

アトリエシリーズは作品ごとに戦闘のシステムが異なるが、バトルはわかりにくい部類だと思う。

チュートリアルなどでも細かい説明がないような気がして効率よく戦う方法がなかなか掴めなかった。ツインなんたらとかいう連携技の場合はオーラがあってもダメージが通るみたいだけど、終盤の殺気立ってるボスとかはダメージが通らないのに何度もボコられて苦労した。

調合を頑張れはオーラを簡単に壊せるような武器とかアイテムが作れるのかもしれないけど、そんなモチベーションは一切わかず。

まとめ 面倒臭いのが嫌な人には苦痛に感じるゲーム

グラもいいし、アトリエでは珍しくバグでフリーズすることもなかったけど、天候操作システムはかなりどうかなと思う。

ソフィー1の続編という位置づけだけど、システムや冒険する場所は全くの別物で登場キャラクターすら、ソフィー以外は新顔なのも期待通りではなかった。

前作では最強爆弾とか装備とか頑張って調合したけど、基本的に別ゲーなので基礎的的なアイテムすら発想からやり直さないとならないのも辛かった。

別ゲームだからソフィー1のアイテムや能力の引き継ぎなんかもできるわけないし、単にソフィーが主人公の別のアトリエでしかなかったのが残念なところ。

単純に合う合わないあると思うけど、中盤以降はダンジョンが面倒過ぎてモチベーションを保つのが難しかった。

まぁ、しっかり作られているゲームであるとは感じるし、合う人にはスルメ的に楽しめると思うけど、この面倒臭いことばかりの世の中でゲームの中まで面倒臭いことをさせるのは勘弁してくれ~、って感じだった。

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