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自転車ノウハウ

自転車の無灯火は罰金5万円の違法行為!! 自分も周りも危険だからライトは絶対に点けよう!!

さすがにロードバイクやクロスバイクで“自転車乗り”をやっている人で無灯火やライトを装着していない人はいないと願いたいが、最近、気になったのが無灯火の自転車の多さ。

街中なんかだと夜でも街灯でうっすら灯されているけど、自転車も無灯火は道路交通法違反で罰金は5万円とそれなりに重い罪だ。昔、車で高速道路でスピード違反した時に2万円くらい罰金を払ったが、それよりも重たい罪だ。

沖縄の歩道の自転車は無灯火が多くて怖い

沖縄は元々の土地が狭い上に、人口の集中している本島中南部は街のド真ん中に米軍基地が鎮座してたりするものだから、街中の歩道は一部を除いては広々しているとは言えない。

今に始まったことではないが、沖縄は全国一、自転車の無灯火率が高いと思う。ママチャリ系だと本当に100台中、1台もライトを点けている自転車が見当たらなかったする。上の写真のように歩道に自転車レーンが色分けされて整備されている箇所もあることから、それなりの自転車人口が伺える。

起伏が大きくて車社会な沖縄では、本土よりは自転車人口は少ないものの、那覇周辺ではそれなりに自転車に乗っている人に遭遇する。それも学生など責任能力が少ない子供が多い。

無灯火は自分も他人も極めて危ない行為

車やバイクと違って、自転車は人力で走るから大した危なくない・・・などというのは大きな誤解だ。

昔、小走り程度の速度である時速10Kmくらいで農道的なサイクリングロードを走っていた時、前日の雨でぬかるんでいた部分があって転倒したことがある。あんなゆっくりの速度だったにも関わらず、自転車で転倒すると受け身を取ることも難しくて、胸から地面に落ちてしまい、骨折はしなかったが1カ月くらい痛みが取れなかった。

とぼとぼ走っていた時の単独の転倒でさえこの有様だ。

これがまともな速度で走っていて、他人も巻き込む事故だっだらと思うとゾッとする。自転車は想像以上に危険なのものなのだ。

もし、まだ信じられない人は誰もいない河川敷とかに行って、自分でわざと転んでみるといい。怪我しても自己責任だが自転車の事故は、想像の3倍~5倍くらい大怪我するものなのである。

今どきのLEDタイプなの明るくて電池も長持ち

想像するに、ママチャリがライトを点けないのは自家発電タイプのライトだからというのもある気がする。

最近のママチャリのライト事情は知らないが、低価格帯だと昔ながらの自家発電タイプの走行不可がかかるタイプも多いのでは。

それがネックならば、ロードバイクやクロスバイクに使うような電池式のLEDライトを使うと良い。簡単に装着できるし、電池式なので負荷もかからず、自分と他人の最低限の安全は確保できる。機種によっては充電式のもあって、電池代もかからない。

とは言っても、基本的には自転車は車道を走るものだから、自転車レーンだからと歩道で2列や3列で走るのはやめようね。自転車の怪我は死ぬほど痛いからね。

自転車ノウハウ

【実車レビュー】イオンのmomentumブランドの自転車


イオンという全国組織が展開しているmomentumブランドの自転車について。

Giantブランド?

という噂があるらしい。

ブランド信仰が全く無く、服でも時計でもブランドに拘っている人にロクな人間をあまり知らない私からすれば、Giantブランドのすごさがわからないのだが、momentumにはGiantとのつながりが噂されているらしい。

momentumに2万キロくらい、それなりのつきあいがある私からすれば、確かにGiant Groupというシールは車体の目立たない部分に貼られている。

でも、普通にホダカ(ママチャリとかで有名な埼玉の自転車メーカー)製なので、どの程度の繋がりがあるかは、所有者ですらわからない。おそらく、希薄な繋がりなのだと思う。

付属する説明書にもGiantの文字は一切ないので、Giantブランド信仰の方は普通にGiant買った方がいいと思われる。

肝心な品質はどうか

普通に2万Kmくらい自転車旅行するぶんには大体問題ない。東京から青森が片道あたり大体700Kmなので、値段の割りにスポーツ車らしく、それなりにしっかりした作りと言える。

詳細は旅行記を見てくれという感じだが、高級自転車の世界は知らないけども、低価格帯のスポーツ車は大体、ママチャリのパーツ流用だから、スポーツ車としての性能はともかく、ママチャリ的な丈夫さはあると思う。


Final Stage 真・北海道編 Excellent Hokkaido Native

エピローグ One Dream

私にとって自転車旅行とは何だったのか?

・自己満足
・遊び
・単なる旅行の足
・暇つぶし
・お金と時間の浪費
・ちょっとしたアスリート気分
・放浪

すごくシンプルに言うと、上のような感じだろう。

思うに、自転車旅行には“旬”というものがある。それは、季節や年齢はあまり関係ない。できれば、あまり寒くない季節がいいが。自転車旅行に行きたいと思った時が、その人の旬だ。旬の期間がどれくらいあるのかは人それぞれだが、旬なので、いずれ終わりが来る。

自転車旅行は比較的、他の種類の旅行に比べれば、時間はかかるがお金はかからないので、そういう状態の時、つまり社会人だと求職中の時に向いた旅行だと思う。嫌でも自分と向き合えるし、地域によるが田舎の素朴な風景に触れることで気持ちがリセットされる。運がよければ、素敵な出会いがあるかもしれない。

今回、自転車旅行をあまり楽しめなかったのは、曲がりなりにも自分の居場所、自分がやるべき仕事(世間で言う定職のようなもの)を持っていたからだと思う。

そして、今回の自転車旅行でわかったことが色々あった。ある意味で反省点だ。

まずテント。3500円のテントは晴天時以外は快適に過ごせない。雨が降ると水がどんどん染みてくる。これは今後ツーリングをする上で、最も解決しなければならない部分と認識している。

次に自転車と体力。やはり、人間は数ヶ月まともに自転車に乗っていないと、自転車に関連した筋肉が衰える。2キロ程度体重が増えただけで、相当重たく感じる。

最後にストーブ(ガスバーナー)。これはキャンプ生活で非常に便利なものだが、かえってこの便利さがストイックな自転車旅行を定住生活に近い、堕落したものに変えさせるくらいの魔力がある。お茶を飲んだり、ラーメンを作るのに非常に便利だが、なかった方が良かったような気が・・・しないでもないのだ。

またいつか、気持ちの変化や生活の変化があれば、自転車旅行がしたいかなとは思う。

そして最後に記述したいのが成田空港第3ターミナルの出現。帰りはジェットスターを利用したが、LCC専用として最近オープンした第3ターミナルは、私の確立しかかっていたラフスタイル自転車旅行のスタイルを、根本から覆すほどに酷いものであった。

電車乗り場のある第2ターミナルからは屋根があるだけの屋外通路を1Km近く移動しなければならない。これまでが快適だったとは言えないが、自転車やサーフボードなどの大型荷物のある人は、この狭い通路を延々荷物と移動する必要がある。自転車で空港に乗り付ける際も不便になったのは確実で、成田空港を利用して自転車旅行をしようという気持ちを萎えさせるほどのものだ。

第3ターミナルの出来栄えは、日本を代表する国際空港なだけに、日本人として本当にがっかりしたのは紛れもない事実である。

END