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なぜ人は毎日起きないとならないのかを真面目に考えてみる

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死ぬことなく任意で眠り続けることはできないものなのか

ぐーたらな人間なら一度は考えたことがあるだろう。

「できれば一生寝て過ごしたい」と。

そうでなくとも、欧米の先進国では「何もしない」ことは成功者におけるステイタスだ。

財産を築いたらサッサと仕事を畳み、ビーチリゾートに越したりして出来るだけ早くリタイア生活を送るのが人生の目標である人が多い。

一生涯、社会に縛られながらコソコソ過ごす一般日本人とは大きく違う。

あなたがもし通勤電車に揺られながらこれを読んでいるとしたら、今週末にでも心療内科を受診した方がよいと思うし、働いたら負けとまでは言わないけども、労働が美徳と強く信じられている社会には疑問を持つ必要性はあるだろう。

毎日起きなければならないのは理不尽

イマイチ人間の社会生活において納得できないことの一つに、「なぜ人は毎日起きないとならないのか?」ということがある。

普通の人は生まれた時から当たり前にやっていることだから、幸せな人は一度も考えたことがないかもしれない。

今回はできれば一生寝て過ごしたいというのに「なぜ人は毎日起きないとならないのか?」という理由を人類を代表して真面目に考察してみたいと思う。

普通の人は仕事は会社や学校があるから

問題をシンプルに分析するため、今回は資産家のドラ息子などの特殊な環境下にある人は一旦置いておくとして、あくまでも普通の人(以下、普通人と記載)を想定する。

普通人においては会社や学校があるというのが、毎日起きないとならないシンプルな理由ではないかと思う。

週に5日~6日くらい会社や学校に行かないとならないために、週に1日か2日程度の休日を除いては、毎日毎日、起きないとならないのだ。

人生の真実について考える暇すら与えられず、とにかく毎日毎日、起きて会社や学校などに行かないとならない。

普通人が毎日起きるのを辞めたとすると、会社では解雇が言い渡されたり、学校においても出席日数その他の問題が浮上して自信の存在が危うくなってしまう。

どちらにしても、組織において通用しない人間という扱いになってしまう。

そのために、脅迫的に毎日起きる必要性が生まれてくるのではないかという考察ができる。

人間の体が数日間に渡って眠り続けられないようになっているから

毎日眠らないとならないというのは感覚的にわかるが、毎日起きないとならないというのは文明人としては理解しがたい。

ここでいう毎日起きるとは、何もやる気がないから布団から出ないというレベルのことではなくて、数日間や数週間、数か月に渡って一度も覚醒しないということである。

眠ったとして数時間後には起きてしまうのが普通人の現実である。

SF映画などで出てくるコールドスリープは、現実では少なくとも一般庶民が気軽に使えるほどは普及していないと思うし、周りにコールドスリープを日常的にやっているという人は噂レベルでさえも一人も見たことがない。

例えば、10日後に旅行に出かけるなどの予定があったとしても、その間にさして面白いことや興味惹かれることがなかったとしたら、ゲームだったら10日間を寝てスキップしたりできるものの、現実世界においては毎日毎日、起きないとならないという、スキップできない不便さがある。

仮に数日間を寝れたとしても水道光熱費や税金が普通にかかるから

人間の体は数日間を連続で寝るというのが一般的にできないから、社会の仕組みも毎日起きることを前提に作られている気がする。

電車やバスは毎日決まった時間に走ることが多いし、数日間寝ていようが、律儀に毎日起きようが、家賃や水道光熱費、税金や生命保険の類は同じ金額が請求される。

水道光熱費においては従量制の部分は使わなければ多少安くなるだろうが、家賃や税金、生命保険の類は全く同じあろう。

「1か月のうち半分は寝ていたから税金を半分にしてくれ」と役所に言ったところで相手にされる可能性は少ない。

大地震や台風が怖くて半年とか眠っていられないから

毎年のように日本のどこかの地域で大地震が起きる。

地域によっては巨大台風や家屋が倒壊するレベルの大雪に苛まれることもあるだろう。

それ自体は地球の自然現象だから否定も肯定もできない。

しかし、そのような長期的に考えて危険な場所にいるのは認識せねばならず、仮にホームセンターやドン・キホ〇テに税込9800円でコールドスリープのマシンが売っていたとしても、安心して眠り続けることはできないだろう。

ちょっと半年眠るつもりが大地震などで電源が喪失して永久に眠り続けることになってしまう。

国民の大半が半年くらい寝ていたら社会が成り立たないから

生物的に長期間眠ることが可能になったとしよう。

正当な権利として国民が任意のタイミングで長期間眠ることが許されるようになったとした場合、郵便物が届かなくなったり、電気、ガス、水道、食料などの供給が止まってしまう気がする。

国民の大半が自給自足で暮らしているならともかく、現代文明においては長期間眠ることが許されないシビアさがあるのではないか。

結論 人間に冬眠などの機能がないのが原因の気がする

そもそも問題、人間には動物における冬眠のような機能はないと思われるので、1か月ずっと寝ていたとしたら、水分や栄養不足などで生命に危険が及ぶ気がする。

そのため、人間社会も毎日起きることを前提として作られている気がする。

一般的な目覚まし時計には「4日後の8時にチャイム」という設定ができないことからも明白であろう。

あらかたの人類に数日間の任意の睡眠機能が付属して、法律その他で睡眠に関する仕組みが確立されれば、「今日から10日間寝る」というのも可能になるのではないかと思う。

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