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【検証】ヨーグルトメーカーは物価高の救世主なのか検証してみた

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錬金術で出来上がった1キロの巨大ヨーグルト、って酪農家かよ(笑)

世は物価高である。

世界的な人口増加と日本国内における超高齢化社会に伴う国力の低下などが背景となっていて、今後ますます日本国民は貧しい生活を強いられることになる。

そこで対抗策として考えられるのが、日々のヨーグルト代を浮かせることだ。

用意するものは市販のヨーグルトメーカーである。

ヨーグルトメーカーは2千円台から買える

まずはヨーグルトメーカーについて知ろう。

我々一般市民がヨーグルトを作る場合、市販のヨーグルトメーカーと成分無調整牛乳、プレーンヨーグルトの3点を入手することから始まる。

ヨーグルト作成に特化した安いものだと通販で2千円台から買える。

基本的にヨーグルトメーカーは何てことない保温装置なので、温度とタイマーを自由に設定できる機種なら、納豆など他の発酵食品も作れる。

レシピが付属していたり、高機能なタイプだと自動設定できる場合もあるが、ヨーグルト以外の発酵食品は、普段料理なんてマトモにしない人間にはハードルが高いので、とりあえずヨーグルトを作ることを目標にしよう。

発酵食品は一晩~数日寝かしたりするのが普通なので、一般の調理より結果がわかるまで時間がかかる。ハードルが高過ぎると挫折する!

ヨーグルトの作成は違法行為ではない

念のため断わっておくが、酒などと違ってヨーグルトの作成には免許などは必要なく、無許可で一般人が作成することは合法である。

むしろ、市販の成分無調整牛乳とプレーンヨーグルトを使うあたりからして、焼酎と梅で自家製梅酒を作る感じに似ているかもしれない。

使う牛乳とヨーグルトには要注意

ヨーグルトメーカーを入手したら、近所のスーパーで成分無調整牛乳プレーンヨーグルトを入手しよう。

口酸っぱく成分無調整牛乳とプレーンヨーグルトと強調しているのは、低脂肪牛乳とか加工された牛乳だと上手く作れないからだ。

細かく言うと、手元の機種の場合は
・種類別名称 牛乳
・原材料名 生乳100%
・無脂乳固形分 8.0%以上
・乳脂肪分 3.0%以上
が要求されている。

成分無調整牛乳は近所のイオンだと1Lあたり約200円だが、低脂肪牛乳だと120円くらいで買えるので、一番安い牛乳で試したところ、見事にヨーグルトにならなかった。水分と白っぽいブニョブニョしたものが浮かんだものが出来上がって、廃棄する羽目になってしまった。

ヨーグルトに関しても砂糖とかフルーツとか入ったものはダメで、あくまでもプレーンヨーグルトが基本である。

一番安いのでも問題なく作れるが、せっかくなら高級なタイプを量産したいだろうけど、はじめは安いやつで実験しながらスキルを磨くといいだろう。

40度で8時間かけて発酵させる

あくまで手元の機種の設定だけど、基本的にヨーグルトは40度で8時間かけて発酵させると完成する。

原理的には40度を8時間維持できれば魔法瓶とか真夏の部屋とかでも作れるんだろうけど、ヨーグルトメーカーがあると失敗する確率を減らせる。

レシピとしては成分無調整牛乳900ccにプレーンヨーグルト100gを混ぜてスイッチを押して放置するだけ。

寝る前にセットしておけば翌朝に出来上がっているが、冷蔵庫で冷やしたりする時間も必要なので、作り置きしておくのがよいだろう。

肝心の自家製ヨーグルトの味はどうなの?

言い忘れていたけど、市販品と全く同じ味。

腰を抜かすくらい、あまりにも普通のヨーグルト。俺ってヨーグルト作りの天才なんじゃ? と思ったけど、たぶん誰がやっても天才になれる。

酸味とか味については、使う牛乳の素性や菌を提供する元のヨーグルトにもよる気がする。

固さは部屋の温度とかも影響するかもしれないけど、とりあえず夏場だと問題ない。見た目も味も普通にヨーグルトだ。

ヨーグルトメーカーのコスパはよいのか考えてみた

とりあえず30W程度の電気代と拙者の人経費(時給2800円、主任手当て月4500円、賞与1.5カ月分)は考えないものとして、ヨーグルトメーカーのコスパについて検証してみた。

結論としては、思ったほどよくはないけど、失敗せずにコンスタンスに量産できるなら、ヨーグルトメーカー代の元を取ることは可能。

ざっくり言うと、200円の成分無調整牛乳と、100gあたり25円程度のプレーンヨーグルトで1Kgのヨーグルトが作れるから、一番安いヨーグルトを買うよりも若干安い。

コスパをよくするために重要な低脂肪牛乳など加工乳全般が使えないため、割高な成分無調整牛乳を購入しないとならないのが痛いかな。盲点だった。

乳牛を飼っている人ならともかく、成分無調整牛乳を手に入れないといけないから、安く買えるかどうかがカギになるだろう。

プレーンヨーグルトに関しても、物価高で牛乳もろとも値上げしており、近所のイオンだと400gのヨーグルトが少し前まで108円だったのに116円まで値上げしている。業務スーパーも似たようなものだ。

地方の小型スーパーだと目が飛び出るくらい値上げしている場合もあるだろう。

儲け云々より、自分で作ったヨーグルトっていうのが大事かな。自分で作れるのは楽しい。

とは言っても、2回目以降は作ったヨーグルトを少し残して牛乳を継ぎ足せば済むので、ヨーグルトは一生買わなくてよくなる。牛乳だけ用意すればヨーグルトを永久に量産できるぞ!

まとめ ヨーグルトを毎食食べないと気が済まならないならきっと得する

健康維持や胃腸系の病気のためにヨーグルトを毎食食べたい人の場合は、ヨーグルトを自宅で量産できるのはコスパがよいだろう。

牛乳やヨーグルトの種類を変えると色々作れるかもしれないけど、失敗すると丸ごと捨てることになるから、初心者は冒険し過ぎない方がいいかもしれないとだけ伝えておく。

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