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約20年ぶりにFF8(ファイナルファンタジー8)を初代版でプレイした感想

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約20年ぶりにFF8(ファイナルファンタジー8)をPS1の初代版でプレイした感想、レビュー、日記、ネタバレあり。

FF8は無口でコミュ症気味の青年スコールが学園を舞台に「壁にでも話してろよ」が有名なRPG。

PS4とか現代機でプレイできるリマスター版もあるけど、ハードオフでジャンクをあされば高確率で110円で買えることが多い。ブックオフあたりでも300円くらいで良品が手に入る。

リマスター版はポリゴンそのままでテクスチャだけビローンっとなってたりするから個人的には嫌いで、ボタン一発で最強になる公式チートがやる気をゼロにさせるので、PS3含めて初代版を動かせる環境がある人は初代版を求めるのが吉。

魔法をドローしたりMPがない独特なシステム

2022年の現代に至っても斬新なシステムというか、主流にならなかったシステムが多いのがFF8の特長。

魔法はシナリオとの絡みもあって、疑似魔法という形で街中やフィールドからドロー(吸出し)してストックするというもの。モンスターからドローする場合もあるが、せこせこしたプレイになりがち。

ドローした魔法はなんと装備品にもなる。そもそも普通に剣とか鎧とかをショップで買って装備するという概念がなくて、魔法を装備することでキャラが強化される。もちろん、装備する魔法によって能力の上げ幅は変わり、ファイアより上位のファイガの方が強力だったりする。

最終的にはアルテマとかメテオとかのFFシリーズお馴染みの最強魔法を装備するのが最良なので、システムを理解してしまえば実にシンプルだったりするが、中途半端な理解だと思うようにキャラが強化されないので賛否両論作品として歴史に残っている。

実は魔法は精製すると楽

魔法をいかに手に入れるかでゲームの難易度や楽しさが大きく変わるのがFF8だ。

魔法はドローする以外に実は「精製」というコマンドで大量に入手することができる。というより、昔のゲームだから仕方ないという部分もあるが、メニュー画面などがいまいち洗練されていなくて、精製というものに気付かずに後半までプレイしてしまう人も多かったことだろう。

今だと攻略サイトとかで精製の存在を知ることができるが、精製を使えば一気に数十から最大の100個くらいの魔法を作るのも簡単である。

昔プレイした時は何時間もかけて、せこせこファイガをドローしていたものだが、今回プレイした時は精製コマンドで一気に100個とか作れるから拍子抜けしてしまった。

レベル上げすると敵が強くなる罠

普通のRPGだと敵が強くて攻略に行き詰った時はレベル上げをするのが定石。

しかし、FFの場合は味方のレベルを上げると敵のレベルも上がってしまい、逆にどんどん難易度が上がってしまう。

前述の魔法を集めてキャラを強化するのが正解。逆にレベル上げは難易度を上げてしまうので逆効果なのだ。

ラスボスやラスボスのダンジョンも変なギミック満載なので、クリアするのに特にレベル上げが必要になる場面はないと言っていい。

どこに行ったらいいかわからなくなる

昔のゲームに多いが、CD-ROMの容量の関係なのか同じようなグラフィックを使いまわした場面が多いこともあって、水路だったかな、似たような画面が続いてひたすら迷ってしまった。

中盤のガーデンとかのイベントもどこに行ったらいいのかわからずウロウロして、敵も出るわで何気にストレスが溜まった。

リノアとかのイベントは気にならず

結構、ヒロインのリノアが苦手という人が多かった気がするFF8だが、特にキャラクターでウザいのはいなかった。

みんな年齢相当の青臭い言動や失敗をするけど、10代の学生とかだったらあんなもんでしょ、と思えるのなったら大人。

アーヴァインの魔女暗殺イベントとか好きだなぁ。あのシーンはリマスターじゃなくてリメイクで見てみたい。

何気にレンタカーとかクルマ移動がある

全然記憶になかったが、序盤から車で移動したり、レンタカーとか燃料とかの概念がある。

車で旅するFFはFF15が初めてだと思ってたけど、実はFF8が初代だったのだ。

スコールたちは学生だからかマイカーこそないが、現代風に車とか列車とか、街中もバスで移動したりもする。

ラストダンジヨンのギミックはクソ

唐突にディスク4になるとラストダンジヨンなので、実質的にやり込みしたり隠し要素を楽しむのはディスク3まで。CD-ROMって650MBか700MBくらいあるはずだけど、結構容量が食うのかと思った。ムービーも普段のグラフィックも結構荒いけど、現代機の素晴らしさを実感してしまう。

ラストダンジヨンは特赦な力で戦闘中のコマンドが封印されてしまうというもの。アイテムとか魔法とか蘇生とか、ないと困るようなやつが全部封印されてしまう。

中ボスみたいのを一体ずつ倒せば一つずつ解除できるけど、ラスボスも特殊仕様なので全部解除する必要もなかった。ギミックの多いダンジョンなので攻略情報なしだとわけわからん。

昔はどうやってクリアしたか覚えてないけど、アルティマニアみたいな攻略本を使ったのかな。

パーティー入れ替えが最高に面倒

FF8はストーリーの都合でパーティーを入れ替えることがめちやくちゃ多いけど、そのたびに魔法などの装備品を付け替えるのが面倒だった。

というのも、魔法も装備品扱いだから、別にキャラに「渡す」という操作が必要なのだ。一般的に言う召喚獣はGF(ガーディアンフォース)として、装備品的に他のキャラに渡す必要がある。

リマスター版とかは丸ごと渡せたり改善されてるっぽい(たぶん)けど、初代版はそんなのないので本当にチマチマ付け替えないとならない。

しかも、別パーティーの操作が実は一瞬で終わったり、不便、不親切な点が多かった。

ラスボスはスコールの連続剣頼み

FF8はFFシリーズの中でも比較的、バトルの難易度は高い方だと思う。ラスボスは特殊な力でバトルメンバーはパーティーからランダムで選ばれる方式。システム利用しないでくれと思う。

死ぬと入れ替わる方式。大体の場合、全員分は魔法やGFなどの装備品がないので主力の3人が出そろうまで待った方がいい。

後半で飛空艇が手に入ると行ける「天国に一番近い島」とか「地獄に一番近い島」で最強魔法をドローしまくろう。

特にスコールに「オーラ」をかけるとHPが高くても連続剣を連続で出せるので、ラスボス対策に有効。FF9とかもそうだけど、FF8は主人公の主人公補正が強力。

そういえば、面倒たから取得しなかったけど、バハムートとかバハムート改もどっかにあるんだよなぁ。何気に取り返しのつかない要素でGFが手に入らなかったり、ノーヒントだったりするから、攻略情報なしでやり込むのは厳しかったりする。

システムは昔風で面倒なところも多いけど、ちょっと変わったシステムの「青春学園RPG」をやりたい人にはオススメ。

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