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コネタ

電車で隣人が寄りかかってくる時の有効な対処法を考えてみた

電車で隣人が揺り篭のごとく寄りかかってくる…本人に迷惑行為の自覚が無いのが問題

電車での最凶の迷惑行為は、睡魔に襲われた隣人が寄りかかってくること。特に朝の通勤電車ではそのようなことが多いです。

ハンモックもしくは揺り篭、浅瀬に浮かぶ船のように、ゆらゆらと気持ちよさそうに一定の周期で寄りかかってくることです。皆さんもそんな経験、1度や2度はあるのではないでしょうか?

ここでは、この迷惑行為がなくならない原因や、個人でできる紳士的な対処法を考えてみました。というか、3日くらい連続で経験して、頭に来たので記事にせざるを得ませんでした。

そもそも鉄道会社が迷惑行為として取り上げない


寄りかかられる側にしたら迷惑この上ない割りに、鉄道会社側があまり取り上げていないというのがあります。

状況によるでしょうが、睡魔というのは無意識化に起こることで本人にその自覚がないから呼びかけることすら困難というのがあるでしょう。海外ではシンガポールのように電車内での飲食が禁止で罰金になるマナーに厳しい国もある一方で、日本では伝統的に列車内での睡眠が許容されている部分があります。

日本では飲食など含め、人の生理的行為については許容されることが多いようです。

朝の通勤電車では中年女性に多い

3日連続経験したのは、いずれも寄りかかってくる対象は中年くらいの女性でした。

重たい本棚が倒れてきたんじゃないかというくらいに頭が倒れてきたり、さっきまでスマホを一生懸命いじってたのに、その1分後に揺ら揺らし出したり・・・どうなってんの?というような状況でした。

小さな抵抗で、ちょっと避けてみる

寝ている本人にしたら、ちょっと隣人が数センチ避けたりするくらいでは、なにも睡眠に影響しません。

揺れている事すら自覚していないのだから、仕方がないでしょう。ネットで調べた対処法の中には、自分が席を変えるというのがありましたが、せっかく朝の通勤電車で座席に座っているのに、立席に移動するなんて出来ませんね。

説教してみる

いつだったか関西地方に行ったときに朝見かけたのは、60代くらいの男性が20代くらいの男性により掛かられて、「邪魔やろ」と説教している光景でした。

本人と話し合うと一歩間違えばトラブルになるのですが、この時ばかりは人生経験がモノを言うのだなと関心しました。話し合うのが一番かもしれません。

鉄道会社に仕切りを付けて貰う

ロングシートなどでは仕切りが無いので、鉄道会社側が悪いというのがあります。

物理的に揺ら揺らできないようにすれば良いのです。個人主義やクラウド、AIが発達した未来の鉄道はそうなっていると思いますが、早く実現してほしいものです。

何か固いもので対応してみる

相手に怪我をさせてはいけませんが、何かちょうどいい固いものをもっていたら、自分で仕切りを作ってしまうという手があります。どういう固いのが適切かわかりませんか、バインダーとか書類ケースみたいなものとかですね。

こちらが柔らかい素材なのを期待して、相手が揺ら揺らしているという前提を覆すのです。

他のことを考える

現代日本のマナー文化では、どちらかというと電車内のうたた寝行為は、悪いこととは定義されていない現実があります。

寛容な心で小一時間過ごしてみるのも一つかもしれません。死ぬわけじゃないし、カリカリするよりは自分がレベルすればプラスになるのではないでしょうか?

結論=有効な対処法は思いのほか、なかったです。

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【2018年】新しくなった釧路市中央図書館に行ってきた

移転計画発表から4年の月日

2014年に発表された市立釧路図書館の移転計画。古い図書館は「まなぼっと」の裏のあたりにあったのだが、老朽化や耐震性を理由に北大通地区への移転が進められていた。

2018年春に移転先にてオープンしたので行ってみた。


下は北海道銀行。北海道ではポピュラーな銀行でATM等もあるので便利。図書館は中層、高層階に入居。

実際に訪れてみると、都会の駅前などにある図書館と似た感じだが、1はのエレベーター部分の案内がややわかりづらく感じた。階段で上ってもよさそうだが、新しいビルなので、ちょっとわかりづらかった。公共施設としては、今後、改善が必要だろう。

広くて綺麗! 旅の情報収集の拠点に


図書館内には休憩室やカフェなども設けられている。釧路の中心部(多分)だけあって、見渡せる景色は都会的。

駆使目に訪れた際は、情報収集などでお世話になりそうな予感がした。

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JR石北本線を守れ! オホーツクへの輪行ができなくなる!?

石北本線はオホーツクへのアクセスの要

JR北海道が発表した「単独では維持困難な路線」に石北本線が含まれており、沿線自治体は危機感を募らせている。

大雑把に言うと北海道の人口分布は札幌周辺や函館、旭川など西側が多く、旭川以東の地域は人口が少ない。現在も鉄道が残っている地域としては、石北本線沿線は人口約10万人の北見市が最大で、他は人口3万人台の網走市、約2万人の遠軽町が主要な街。

筆者はこの地域で育ったが、多くの家庭が自家用車を持つ地域なこともあり、2~3時間以上の待ち時間が当たり前のダイヤの不便さもあって、地元の人はちょっとした移動ではまず列車に乗らないというのが根本問題と思う。

道東地域は太平洋側の釧路周辺は釧路湿原などがあることから観光客が多いのだが、オホーツク地域はこれまで真剣に観光客誘致を実行してこなかったのではないかと思う。

地元も路線維持に本腰を入れる構え

沿線自治体である遠軽町では広報誌にて路線維持のためのアイデアを募集していた。


・遠軽町出身の漫画家である安彦良和さんが作品に携わった「機動戦士ガンダム」のラッピング列車を走らせる
・「生田原駅」を「生田原温泉駅」に改名する

出典: engaru.jp

地元出身の漫画家とのコラボは、ルパン3世の車両を走らせている根室本線があるが、なぜか石北本線にはそういったものがなかった。地元出身者としては、もっと前から取り組むべきだったと思うが、こういったことは観光客誘致のためには早急にやったほうがいいと思う。

「生田原駅」は駅前に温泉ホテルがあのだが、確かにこのままの名称では知らない人は誰も降りない。釧網本線では川湯温泉などの温泉という名のついた駅があるので、これももっと前から見習うべきだったと思う。

個人的には観光客に依存し過ぎるのはよくないので、地元の人が利用しやすいように、道央などのように「休日フリー切符」のようなものを出してはどうかと思う。例えば、遠軽~網走の普通列車フリー切符で3,000円くらいだったら、ぶらっと地元の人が列車で旅しようという気持ちになるのではないだろうか。

列車がなくなると自転車輪行もできない

筆者はこの地域の列車をよく利用するが、最近のライトな大学生などの自転車旅行グループは峠越えを好まず、輪行でパスするようなケースも多いようである。

確かに経験者でも峠越えは体調や天候などによっては危険が伴うので、一つの方法だと思う。

しかし、石北本線がバス転換などすると北見峠は自力で越えるしかないし、万が一の時に駆け込み寺的に輪行するというのが選択肢からなくなってしまう。自転車を始めて間もない人が気軽に訪れることができなくなってしまう。



沿線の見所スポット

・遠軽町
人口約2万人の沿線では比較的大きな町。紋別、湧別、サロマ湖方面へ自転車、バスで行くことができる。秋にはコスモスが満開でイベントが行われる。2017年にはMay.Jが来て熱唱した街。


・北見市
冬季は-20度くらいだが真冬に外で焼肉をやるイベントが有名。沿線最大の街だが、玉ねぎの街としても知られる。

・網走市
網走湖に無料のキャンプ場があり、また日帰り温泉施設も多いので、旅行に便利。オホーツクでは最も観光客に目を向けている街だろう。

道外から訪れるには飛行機+鉄道がおすすめ

北海道に来る旅行者はレンタカーを利用する人もいるが、慣れない道であることや北海道特有の交通事情もあり、便利な反面、事故に合うリスクもある。

当サイトでおすすめしたいのは、飛行機で現地に訪れ、鉄道+自転車で沿線自治体を回るスタイル。

道東地域では女満別空港が最も大きな空港で、東京や大阪などから発着便が多い。旅行日数を確保できる場合は、全国主要都市に航路がある札幌の新千歳空港から、特急が使用できるフリー切符を使って道東にアクセスのもオススメだ。移動距離は長くなるが、広い北海道を満喫できることは間違いない。

この記事では自転車旅行者にも大切な鉄道の存在を、今一度考えてみた。