旅モノ

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【2019年7月】遠軽町の「いわね大橋」復旧工事現場

2018年7月の豪雨で橋がV時に折れ曲がり、車両通行止めにして復旧工事が進む北海道遠軽町の「いわね大橋」を見てきた。

中心市街地と東地、南町を最短で結ぶ橋だが、復旧に1年半かかる見込み。西暦で言う2020年の1月末に復旧見込み。

駅前から続く大きな道路だけに、通行止めというのはインパクトが大きい。

歩行者と自転車は併設している歩道部分を通行できる。

大雨による増水で橋桁部分が抉られたのが原因らしいが、南西に1kMくらいの位置で、中心市街地のもう一つの橋「遠軽橋」が無事だったのは不幸中の幸い。JR石北本線が通る線路の橋も無事だったが、あれがやられたら目も当てられなかった。

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網走の北方民族博物館に行って来たぞ

網走市の北海道立 北方民族博物館に行って来たぞ。

クルマやバイク、自転車で行く場合は何でもないが、網走駅などから歩いていくと結構苦労する距離。1時間以上見込んでトボトボ歩いていけば、楽しいくらいの距離ではあるけど、普通の徒歩旅の人はバスで行くと思う。

夏場はクマが出る(?)領域で心細くなる時があるが、まあ歩けるとしても、冬場は山道で除雪などもままならないと思うから、無理せず行かないか、バスを使った方が良い。

北海道立のガチな博物館

網走には大中小と様々な博物館的な施設があるが、ここは運営元が「北海道」であり、博物館の規模としては大規模なもの。札幌の北海道博物館などに近いレベルで、アカデミックな研究施設と行ったところ。バブル期というか、アカデミックな資金で作られた施設なのだと思う。

客層はツーリング中の流浪の旅人とか、観光ツアーの人など様々。場所が場所なので、ざわついた感じもなく、静かに見学できるのが良い。

主な展示内容

ここは網走やオホーツクに特化した博物館ではなくて、日本の網走などオホーツク地方を含む、アラスカとかの海外の北国暮らす人達がテーマとなっている。

特に目を引いたのは、動物素材で作られた服。寒さに対応した服をその土地の動物を利用して作るわけだ。

これなんかアザラシの腸で作ったパーカなんだと。私はしばらく見入ってしまった。

イヌイトの住宅を再現した展示もすげえと思った。こういう家で暮らすのが理想ではある。

どこか入り口でどこがリビングなのかわかりにくいが、現地には説明資料も用意されているのでご安心を。

トーテムポールとか。

船とかの展示。

硬派でアカデミックな観光がしたい人にお勧め!

網走の観光施設は子供向けのものから、老人団体ツアー向けのものまで、様々なタイプがあるが、ここは硬派にアカデミックな施設を求める人に薦められる場所である。

じっくり静かに見学できるので、旅行の中盤、後半などの疲れ気味の時にもお勧めだろう。

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網走のモヨロ貝塚館(網走市立郷土博物館分館)に行って来たぞ

北海道網走市にある博物館「モヨロ貝塚館」に行って来たぞ。

場所は市街地と言えば市街地だが、網走駅から20分~30分くらい歩いた場所だから、大きい荷物とかは事前に何とかしておいた方が楽だぞ。

冬場は吹雪いていたりすると行くのが大変かもしれない。遭難しないように注意した方がいい。

新し目の博物館

オホーツク地方を代表する観光都市の網走にはいくつも博物館があるが、ここは比較的新しい博物館である。

網走市立郷土博物館分館というサブ的の名称があるが、本家(?)にあたる網走市立郷土博物館が洋館のような歴史的建造物であるのに対して、こちらは近代的な建物。

だが、それほど超ビッグというわけではないし、公民館や小さめの体育館、ホールのような外観にも見える。

入場料は大人300円。観光シーズンとか土日は知らないが、普通の平日だとかなり空いていて、独り占めできるかもしれない。

さっそく博物館内を歩く

受付を済ませ、博物館内へレッツゴー。

順路は少し特殊で、まずは地下1Fを見学するように言われる。それから地上に戻り、順路を進む。地上の最初あたりにあるのが、クマの頭方のオブジェ。現代美術とかにありそうなオブジェであるが、モロヨ人の伝統的なオブジェだ。

モロヨ人に関する様々な展示がある。まぁ、博物館によくある感じの展示だ。

モロヨ人の平均的な住宅を再現した展示。実際に入れる。この手のものに入るのが私は好きだ。

本家に比べると、やっぱり新築の住宅の廊下を歩いているかのような開放感や新しさがある(見る所、そこじゃない)。

この博物館あたりの地上がそもそもモロヨ人の遺跡が発掘された遺跡発掘現場なのだ。このパネルの人が発掘に関わった重要人物。外の発掘現場は遠目から覗ける程度。

博物館内に再現されたモロヨ人の墓。独特の埋葬スタイル。

1Fと2Fの移動する時の階段。新しい建物感が伝わる(そこじゃない)。

この博物館で一番印象に残ったのは、最後の方にある説明パネルだろう。モロヨ人は突然、歴史上から姿を消したので謎に包まれている。

アクセス

北海道網走市北1条東2丁目

網走市立郷土博物館のレポートはこちら