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久々にネットカフェ泊まりをしたら不健康な環境に愕然とした

画像はイメージ

2023年の夏、北海道内のホテルは知る限り過去20年で最も宿泊費が高騰していた。

コロナ自粛の反動か、食品などと便乗しての値上げかは知らんが、平時で1泊3000円程度のボロホテルが1泊1万超えになってることも珍しくなかった。

コロナの反動と言ってもGoToトラベルや全国旅行支援で散々、補助金を貰ったのでは?と思うけど真相はわからない。

というわけで、ボロホテルに1万円も出せないので久々に寝床としてネットカフェを選ばざるを得なかったのだが、改めてネットカフェの環境を考えると不健康な環境だなぁと思ったわけである。

2023年現在のネットカフェ界は快活クラブ一強?

肌感覚として記事執筆時点のネットカフェ界隈は快活クラブの一強であるようだ。

ただの肌感覚だが、記憶の範囲ではネカフェ業界が絶頂を迎えていたのは2010年頃。

贔屓だったのは自遊空間で、安い宿泊先として北海道や沖縄まで各地の自遊空間を利用したものである。

しかし、その自遊空間は店舗数が激減までは行かないがかなり減った。コロナ前から減りつつあったが、コロナで一気に減った印象だ。

北海道限定で言えば、ジョイカフェというローカルチェーンも道内主要都市にあったが、こちらは全滅している。広めのブースが快適だっが残念。

快活クラブが頭角を現しているのは、特にこれがすごいといのはないが、ライバルを観察しつつ、平均点を地道に上げていったところにあるのではと思う。

店舗にもよるが無料のシャワー、飲食物の持ち込み自由、出入りも自由、予約可能な鍵付き個室など、平均点が高いのが勝因だろう。

ネットカフェの食事は不健康

そんなネットカフェであるが、飲食店の形態をとってるためか自席から食事を注文できるのが基本。

基本はレンチンレベルだと思うが、ちゃんとした丼物の料理なども充実していることもある。

外食全般に言えることではあるが、内容的にはおよそ健康食とはかけ離れたものが多いのが個人的には残念。

B級グルメの極みような激辛や油大量のようなメニューが中心だったりする。

宿泊環境としてもあまり良くない

実際、夜間帯はホテルの代わりに宿泊利用する人も多いのだけど、鍵付き防音個室じゃない場合は、周囲も含めてその不健康な環境に苛まれることになる。

大体は近隣の部屋からイビキが聞こえてくるが、イビキは呼吸器系の病気が原因の場合もあるので、病院で治療を受けよう…。

最近は禁煙が多いので、以前と違って衣服がタバコ臭くなったりしないのは助かるが、健康的な環境とは言えないのは残念なところだ。

深夜帯に働いているスタッフは若い男女が多いが、昼夜逆転の生活をしていると遅かれ早かれ自律神経失調症になるのではと思う。

若い時はあまり健康を気にかけない人もいるが、健康を失っては元も子もない。

これからのネットカフェは健康志向に

最後に個人的な希望などの提言だけど、これからのネットカフェは健康志向になるべきだと思う。

少子高齢化社会がますます進み、病気持ちの人は増え、不健康な環境をされる人が増えるからである。

現在のネットカフェは健康な若者をメインターゲットに食事メニューなどが組まれているし、ドリンクもカフェインや炭酸が入ったものが多い。

健康を気にする、いや気にしないとならない人は利用しづらいと感じる部分が多いと思った。

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【北海道】遠軽町芸術文化交流プラザ「メトロプラザ」に行ってきたぞ

夜の外観写真。夜9時にもなると街に人通りはない

2022年に遠軽駅に隣接(旧・中央病院跡地と周辺の住宅や飲食店などを地上げした場所)してオープンしたメトロプラザに行ってきたぞ。

メトロプラザと言われてもなんぞ?という感じだけど、誤解を恐れずに言えば、都会ではどこの街にも必ずある市民ホール・・・だと思う。

一応、地元出身だし、ふるさと納税もしてたので、辛口意見も含めて感想を伝えたい。

遠軽駅にバリアフリー通路としての役割も

特急はついに3両編成に短くなってしまった

もはや札幌直通の特急が1日2便しかないのにメトロという鉄道用語的なものが名称になっているのは最初は微妙かと思ったが、そこまで違和感はない。

日本国内でも世界的にもメトロという言葉は地下鉄を意味すると認識されることが多いと思うけど、少子高齢化で人口減少が続く街で大都市を表すメトロポリタンの略であるとも思いにくい。吹奏楽が盛んな街で音楽のメトロノームも由来だというが、個人的にはそこまで吹奏楽の街だと思ったことはない。

機能的に重要だと思ったのは、これまで遠軽駅は基本的に階段を上らないとアクセスできずバリアフリーとは無縁だったが、上の写真のようにメトロプラザを経由するとエレベーターで遠軽駅にアクセスすることができる。車椅子や足の悪い人でも駅に行けるようになる。ただ、駅自体はバリアフリー化していないので注意。

遠軽駅から直通的に屋根が付いている

遠軽由来の展示物などが多数

待合ラウンジとホワイエがある。ほ、ホワイエってなんだっけ

メトロプラザは石北本線の維持、イメージ改善のためのアピールにも貢献していると思われる。

駅で長時間待つのがしんどい場合でも、かなり早い時間から夜まで自由通路は通れるし、待合部分も自由に利用することができる。

1階部分。広くていい感じ

スマホとかを充電できるコンセントもある。USB端子はないのとWiFiはない

昔からそうだけど、遠軽はファーストフード店とかスターバックス的な都会だと時間を潰せるような施設がなくて、特に冬や雨の日は時間を潰すのがしんどいので、これはかなり評価できる。

日中やイベントの時は飲食を提供する店も1つだけある。パスタやカレーは500円くらいと安いのと、飲み物などを提供しているよう。

2階にも小さいテーブルがあり個人主義の人でも休めそう

展示物も充実していて、地元のことが学べる。白滝は昔は別の街だったが平成大合併で遠軽町内になった。もっと昔は同じ街だったともいうが。

メインは市民ホールとしての機能。研修室みたいのもあって、そちらはよく稼働している様子。

遠軽の偉人のボード。

ガンダムなどの作品で知られる遠軽町出身の安彦良和先生が関わった作品も展示されている。館内には他にもあるのでガンダムや先生のファンは訪れてその目で鑑賞するとよいだろう。

よいと思った点

遠軽駅に直通していて自由に使えるキレイな待合室的な施設としての役割を提供しているのはよいと思った。

列車の時間を間違えると終わりなので、駅と連携して発車時刻や列車の遅れなどの情報を提供するともっとよいだろう。

改善するともっとよくなると思った点

遠軽の駅前にこういう施設ができるのは初めてなので手探りで運営している部分もあると思うが、電源とセットでWiFiがあると喜ぶ人もいるんのではないだろうか。

きちんとした演奏会とかだけでなく、ちょっとした街の人のイベントとか、交流スペースとしての役割、発表の場などはもっと提供してもよいと思う。

例えば、都会のこの手の施設だと、街の人の写真展とかイラスト展とかはよくやっているものである。

いま遠軽の図書館がどうなっているのかよく知らないけど、図書の返却、貸出ができたりとか、色々な文化の拠点として発展させるとよい気がする。

今回、地元を訪れて思ったけど、町中で古い公共施設の取り壊しや建て替えが行われているけど、昔からこの街は大きな公共施設を作っては短期間で計画が破綻してしまうこと例が多いだけに、この施設はそうならないように適切に舵取りして街の発展、維持に寄与してほしいと思う。

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【2023年版】大改革!? Peach ひがし北海道フリーパスの改悪点と神改良

新千歳空港から東北海道に向かう最強切符(?)

LCCやJRフリーパスを使った北海道ヘビーリピーター旅行者にはお馴染み「Peach ひがし北海道フリーパス」だけど、筆者も2年くらい前に使った記憶があるが、物価高と世界の不均衡を迎えた2023年版は個人的には驚くような神変更点があった。

ちなみに、同じ内容のAIR DO版も存在する。フリーエリアがひがし北海道のものと、稚内方面のきた北海道のものがある。

改悪点は5日から4日への日数縮小

過去のものは日数が5日間だった。それが4日に変更されてしまった。1日当たりの料金が上がっちゃった計算になる。

しかも、帰りの機内販売用の1千円分のクーポンが含まれていて、そのぶん1千円ちゃっかり値上げしている。

まぁ、日数短縮については筆者が思うに、世間の需要や実情を反映しているのだと思う。

北海道を特急列車で旅する平均的な旅行者の滞在日数が3~4日くらいであると想像するからだ。定年退職の金持ち高齢者とかは旅行会社のツアーを使うことが多いだろうし、お金持ちでLCCに乗らないし(乗ってるのを見たことがない)、この切符のメインユーザーではない。

5日も時間が取れないけど4日くらいなら有給とかを使って調整できるような、若年層やお金と時間が中途半端な社会人をメインターゲットにしている気がする。

そうなると5日だと日数を持て余すかもしれないし、商売的には4日の方がよいという結論になったのだろう。もしくは世界的な情勢不安やイオンのトップバリュ商品の値上げに便乗しただけかもしれない。

神変更なのは“誰でも使える”切符になったこと

元々この切符はピーチ用だったらピーチに乗った証明書、つまりチケットを窓口で提示しないと買えなかった

まぁ、そりしゃそうだろう。誰でも買えたらピーチ搭乗者向けのスペシャルチケットの意味合いがなくなってしまう。

だがしかし! である。

2023年版においては誰でも買えるように変更された。

実際のところ、なんでだか2023年の夏~秋シーズンにおいては成田~新千歳においてはピーチが人気で、大体同じなのにジェットスターより軒並み2倍くらい高い不可思議なことが起きていた。

個人的にはピーチよりジェットスターの方が予約サイトやチェックインも使いやすいしサービスにも満足している。ジェットスターの回し者ではないが、夜遅い便で遅延した時は提携しているJALの便に振り替えで載せて貰えたこともあった。

そんなこともあり、今回も筆者はジェットスターで北海道に行ったのだが、ジェットスター派でも普通にPeach ひがし北海道フリーパスが買えて使えてしまうのである。

その場合、帰りピーチ機内でも機内販売チケット1千円分を捨てることになるが、何も確認がないというか、誰でも買える仕様となっているのだ。

ぶっちゃけ、新千歳空港の券売機まで行けば誰でも買えるので、札幌近辺に住んでいる地元の人でも買えるし、飛行機は関係ないフリーパスなのである。

まとめ 元をとるのは簡単で誰でも買えるのがポイント

基本的にかなりお得な切符なので元を取るのは簡単。新千歳空港から釧路か網走を往復するだけで大体元が取れる。

当日でも買えるし予約とかも必要ない単純明快なのもメリットだろう。

販売期間だけは注意で、ピーチやAIR DOのサイトやJR北海道のお得な切符ページで調べることができる。

今期においては2023年9月30日までは販売が終了するけど、定期的に出てくるはずなので使いたい人は頭の片隅に入れておくとよい旅ができるだろう。

追記~悲報2023年秋以降は爆裂値上げ~

今はこの記事を書いて約1か月後にあたるが、予言の通りというか、2023年10月以降は大人2万円に爆裂値上げをした。

誰でも買えるってのがピーチとかにしたら美味しくないからね。実際、ジェットスター乗ってる俺も買うわけで。

これだったらJR北海道本家の北海道フリーパスを買った方がいい気がする。旅程とかにもよるけどね。移動時間のかかる広い北海道の場合、4日って結構キリキリだからね。